規模拡大して国際競争力をつけようという話
アメリカの平均耕作面積が200ヘクタールで、オーストラリアは3000ヘクタールですよ。
そういうところを、10や20や30にしても誤差でしょう。競争しようがないんです。
安全で美味しいということを競争力にしましょうとしていたわけです。
ヘリコプターで農薬をまいてするような農業とは、戦えないような農業にしようとしていた
現に、現にですよ、中国の最大の国有企業の中国農業発展集団との関係で、10万トンのお米の輸出の契約の寸前までいってたんですよ。むこうは100万トンまで入れてもいいといってたはずなんです。それでいけば減反は要らなくなるはずだったんです。その戦略を駄目にしたのは原発でしょう。原発でだめになって、そのことに一言も言わずに国際競争力を語ってる奴は、財界は犯罪者だと思います。いいですか、経団連のど真ん中で地域独占と総括原価方式を守って、独占的な利益を挙げさせてお金をばらまいて、自分たちがそこからお金を巻き上げている。そのことに、全く手を触れずに、しかも経団連の会長は「東電は頑張ってる」というわけです。未だに会長はやめていない。農業はどれだけ被害を受けたか。多くの国々は輸入停止ですよ。国際競争力もなにもないじゃないですか。原発をまず片付けてくれ。日本の農業がほんとに持ってる実力を示せるような環境を財界が責任をもって実現すべきです。どんなにお金がかかっても除染をすべきです。
それを、アメリカやオーストラリアと一緒にして原発事故でめちゃくちゃにして、そして東北大震災でショックで立ち上げれなくなってる状況に、もう一発打撃を加えようとしている。このあまりのひどさに私たちは怒りを禁じ得ないわけであります
原発事故が全てを駄目にした。もう一度それを思い起こして欲しいんです。そこに、この国の無責任体制の象徴があるからです。
原発事故も収拾せずに全世界で輸入停止の状況にして、なおかつTPPとは何事かと
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