2011/11/10

レニングラードと鳩 真昼の星空 米原万里p221

第二次大戦中、1941年6月にソ連邦に攻めいったドイツ軍は、政治経済上の重要拠点だった当時レニングラードと呼ばれたこのソ連第2の都市を奪取しようと、包囲網をしいていた。同年11月には、外界との連絡を完全に遮断して兵糧攻めをはかった。しかし300万レニングラード市民は、44年1月にソ連軍により解放されるまでの実に900日を耐え抜いてた。餓死者64万人に達したと伝えれれている。
「あのときは、鳩を一羽残らず食われちまったね、一羽残らずね」
それから、しばらくして付け加えた。
「だから、戦争が終わってから、初めてまた鳩の姿を目にしたときは、嬉しかったよ。本当に平和が来たと実感したもんだ」

>観光地で服に鳩の糞がついたり、糞害に悩まされてはいても、たくさんの鳩は平和が戻った証だんですね。それと、64万にを餓死に追い込むような戦争があったのをしった。第二次大戦はしっててもこれは知らなかった。自分は過去に起こった世界の歴史を何も知らないんだなと気付かされた

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