2011/11/10

些細でくだらないと見過ごしているものが 真昼の星空 米原万里 p103

「たとえば、一見些細でくだらない物事の前を、目を凝らして見つめることなく通りすぎてしまうことがよくある。ところが、その些細でくだらないと思い込んでいた物事が、実は巨大な宝であったり、絶大な力を秘めていたりするものだ。」


例えば、「星守る犬」のおとうさん。娘の非行も奥さんにお前やっといて、奥さんが相談しても、お前の好きなようにすれば」。普通の夫婦の会話なんだけど、それが寒い風景の描写になっている。
もっと真剣に関わったら違った未来があったんじゃないか
持病をもってリストラされて捨てられるように離婚して。
なにか全部受身。自分自身も健康も、仕事も、家族もあって当たり前と思ってるけど。。
やっぱり、どっかでは踏ん張らないといけない場面というのが絶対あるんだと思う

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