2011/10/26

発明マニア p72 新生銀行誕生の非道

発明マニア p72
新生銀行といえば。乱脈経営で破綻した日本長期信用銀行を一時国有化した際に、8兆円もの公的資金を投入し、うち4兆円以上が損失になっているにもかかわらず、わずか10億でリップルウッドなどに売約した銀行。リップルウッドの負担は、増資1200億円をあわせても、わずか1210億円。しかも、価格が目減りした債権の買取を政府に要求できる瑕疵担保特約を利用して不良債権処理に乗り出し、中主企業への貸しはがしと貸し渋り(対中小企業の貸し出しを3年で半減)を断行して業績をあげた。今回保有株の三分の一以上を上場するや800円以上の値を付け、未放出の株の含み益と合わせると、約1兆円以上の上場益を手にすることとなった。
この上場で濡れ手で粟の利益は課税されない。リップルウッドは、旧長期銀の買収に際して、オランダ籍の投資組合ニューLTCBという持ち株会社を設立していた。これは、参加者の投資比率も公表していないペーパーカンパニー。さきどど紹介した方法で、見事日本国からの課税を免れているのである。

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これに関わったのは、柳沢伯夫みたいだけど、竹中平蔵の顔が浮かんだ
彼も正月に住民票をニューヨークに移して課税を免れていたという話もあったし
これが、新自由主義と言われる人たちの正体だ

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