それは眠りたくないと思うこと
ガンの宣告を受けたときは二晩続きで一睡も出来なかった
しかし、ガンの再発が判明した晩も、それ以降もすやすや眠れている。
睡魔というのは天邪鬼である
読みたい本が次から次へと登場し、平均10倍の寿命に恵まれたとしても読破できないところだ。
眠らなければいいだろうと、夢見ているからだ。2006.4.20
---------------------------------------------------------wikiによると2006.5.25になくなっている。発明マニアの掲載日も2006.5.25が最後である。
万里さんの文章で、痛み、ガン、寿命という言葉をみると、その言葉自体に重みを感じる
死ぬ間際まで執筆されていたのか、それとも容態が急変したのか
サンデー毎日のコラム?を全編1冊の本に残そうという気持ちが分かる。すごく示唆に満ちた話。
日本にいると政府発表とマスコミ報道によってしか世界を見れない。
しかし、万里さんは、政治が激変するソ連-ロシアに関わり、報道以上のことが見通せている。
イラクの砲弾のした逃げ惑う人間の姿が見えているようだ。
一方地球温暖化も素朴に信じている。政府や政治に対する懐疑と別のプロパガンダに対する受け入れという矛盾が同居している
そして、発明マニアの文章の端々に万里さん独特の語り口がある。本の中に万里さんがいるように感じる
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