2011/12/25

打ちのめされるようなすごい本 P496 日記は「ゴミ」が多い

イラクのアメリカ占領下につづられた読み応えのあるwebの日記に対するものとして、書かれた言葉
「愚見ではインターネットに公開されている日記には退屈な日常をだらだらと緊張感の欠片もない心情吐露を交えて独り善がりに綴った「ゴミ」が多い

 ところが、アメリカ占領下のイラクという、私生活が国の運命と直結し、国際政治に翻弄される時空間が、この日記に私小説的な枠に収まり切らないダイナミズムを与えた。

ピント張りつめた日常の中で、著者の神経は研ぎ澄まされ、占領下の日常の細部を卓抜に活写すると同時に、知的な批判精神、冴え渡る毒舌で笑わせ、豊かな感情で心を揺さぶる。
Amazon.co.jp: バグダッド・バーニング―イラク女性の占領下日記: リバーベンド, Riverbend, リバーベンドプロジェクト: 本



自分の日記がゴミだと自覚があったのでドキッとした。どうしたらゴミでないものが書けるか分からない。
「古池や蛙飛びこむ水の音」なんてのも池にカエルが飛び込んだだけというものだけど、後世に残る名句としてある。表現力かな
多分、退屈な日常をだらだらと独り善がりに綴ってもいいんだと思う、自分でそれに何かしかの感情があれば、かな

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