こんなことがありました。
運搬の仕事の代わりを探さなきゃいけなくなって、運搬を外注に委託して、人件費1700円で外注が雇ったとして、2200円くらいで請負先を探さなきゃって話。
しかし、これには人件費以外にも、運搬のガソリン代も車も相手持ちということで、
こんなん社内でやっても、今の外注先でやっても大赤字だねって話。
別の取引先なら請け負うよって話が出て、
あそこだったら、「悪いけど助けてえ」っていったら受けてくれますにと
実際仕事も少なくなってきてるし。
そして、ガソリン代も時給100円+位と見積もって、いつのまにか「儲かりますに」という話になってる。
頼む方は、必要不可欠な業務を今までの値段で請負ってくれる所を探してるだけで、
受ける方は、助けてえと言われたら、助けなきゃいけない気持ちになるけれども、中身は赤字まるけの外注仕事なんですね。なんか、モラルの欠片もないなと。
断ったら仕事を減らされるかもとか、恩を売っておいたら後で仕事がもらえるかもと思うかもしれないけど、言い値で受けるのは、相手にとって都合のいい人に成り下がってるに過ぎないと思う。
そこは情の話ではなくて、先に損する話(akahoshitakuya.com)でもなくて、損しても儲かる補償もないのだから、やはり採算が合うか合わないかという金勘定の世界なんですね。
人生のゲームに勝つ人間は他の人と同じルールに従っていないし、だからこそ勝利者なのかもしれない。儲からない話を「助けてえ」と情に訴えて平気な人がいる。
自分が儲かれば、相手はどうなっても構わない
それって、拝金主義なんじゃないの
相手の利益なんてこちらが考える義理なんてないですけども。
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