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2011/12/25

打ちのめされるようなすごい本 P496 日記は「ゴミ」が多い

イラクのアメリカ占領下につづられた読み応えのあるwebの日記に対するものとして、書かれた言葉
「愚見ではインターネットに公開されている日記には退屈な日常をだらだらと緊張感の欠片もない心情吐露を交えて独り善がりに綴った「ゴミ」が多い

 ところが、アメリカ占領下のイラクという、私生活が国の運命と直結し、国際政治に翻弄される時空間が、この日記に私小説的な枠に収まり切らないダイナミズムを与えた。

ピント張りつめた日常の中で、著者の神経は研ぎ澄まされ、占領下の日常の細部を卓抜に活写すると同時に、知的な批判精神、冴え渡る毒舌で笑わせ、豊かな感情で心を揺さぶる。
Amazon.co.jp: バグダッド・バーニング―イラク女性の占領下日記: リバーベンド, Riverbend, リバーベンドプロジェクト: 本



自分の日記がゴミだと自覚があったのでドキッとした。どうしたらゴミでないものが書けるか分からない。
「古池や蛙飛びこむ水の音」なんてのも池にカエルが飛び込んだだけというものだけど、後世に残る名句としてある。表現力かな
多分、退屈な日常をだらだらと独り善がりに綴ってもいいんだと思う、自分でそれに何かしかの感情があれば、かな

2011/12/19

がんは、人が安らかに死ぬための装置 打ちのめされるようなすごい本から p502 -いや苦しんで死ぬ死刑宣告か

『がん治療総決算』近藤誠
がんは、人が安らかに死ぬための装置 
>そうであるなら、がん保険もいらなかったかな、んーでも、安らかに死ぬにもお金がかかりそう
苦しみのたうち回って死んでいく親族の姿を見てきたんだけど。。

>アンチテーゼ的な本の罪
それに、米原さんだって、子宮とか腹膜とか全摘出していたら、転移は免れて、もっと長生きできたかもしれない。いろんな本を読んで、自分が決断した結果なんだろうけど、長生き=善と考えたら、「身体を切ることは寿命を縮める」なんて、罪な考え方だと思う。切らない結果、寿命が縮まったなら。

「ダンゴ丸かじり」東海林さだお 打ちのめされるようなすごい本 米原万里


海外赴任した人のところに、この本を置いてきて、後で苦情の電話がかかってきた話。
たくあんの丸かじりや、うまい鰻重、理想的なラーメン、モスクワに赴任していては、食べることの叶わない旨そうな日本食の記述は確かに酷だ。
故郷の日本食が無性に食べたくなる身悶えする気持がすごくわかって、すこし涙が出た。
ピョートル・ワイリとアレクサンドル・ゲニス『亡命ロシア料理』
「人間を故郷と結びつける糸には、じつに様々なものがなりうる。偉大な文化、雄大な国民、誉れ高い歴史。しかし、故郷から伸びているいちばん丈夫な糸は、魂につながっている。いや、つまり、胃につながっているということだ
これは、もう、糸などというものではなく、綱であり、頑丈なロープである」

猫が美味しそうに魚を食べてると、自分も美味しいものだとおもって余計に突っついてしまう、日本食に恋焦がれる人がいると、日本食のありがたみを味わいたくなる、そんな感じ。

いや、違う
多分、芥川龍之介の芋粥みたいに、欲しくても容易に手に入らない飢餓感みたいなのが積もり積もって強烈な欲望になるんだろう。
逆に、江戸時代の将軍様と大奥のように、満たされすぎたら、何も良いものではなくなってしまうんだろな。
全然違うかもしれないけど、子供部屋には、パソコンとtvを完備している。
遊ばない環境から、大学の、誰もなにかやれと強制しない自由な生活になったとき、
自己制御が出来なくなった自分の苦い経験から(汗;
オンラインゲームにはまった経験から、早いうちから、そういうものに耐性をつけて、
例えば、オンラインゲームの限界とか、やりにくさを知らしたいというのがあった。飢餓感を起こさせないように。

2011/11/10

レニングラードと鳩 真昼の星空 米原万里p221

第二次大戦中、1941年6月にソ連邦に攻めいったドイツ軍は、政治経済上の重要拠点だった当時レニングラードと呼ばれたこのソ連第2の都市を奪取しようと、包囲網をしいていた。同年11月には、外界との連絡を完全に遮断して兵糧攻めをはかった。しかし300万レニングラード市民は、44年1月にソ連軍により解放されるまでの実に900日を耐え抜いてた。餓死者64万人に達したと伝えれれている。
「あのときは、鳩を一羽残らず食われちまったね、一羽残らずね」
それから、しばらくして付け加えた。
「だから、戦争が終わってから、初めてまた鳩の姿を目にしたときは、嬉しかったよ。本当に平和が来たと実感したもんだ」

>観光地で服に鳩の糞がついたり、糞害に悩まされてはいても、たくさんの鳩は平和が戻った証だんですね。それと、64万にを餓死に追い込むような戦争があったのをしった。第二次大戦はしっててもこれは知らなかった。自分は過去に起こった世界の歴史を何も知らないんだなと気付かされた

飲酒が宗教より優れている八つの理由 真昼の星空 米原万里p137

1.未だに酒を飲まないという理由だけで殺されたものはいない。


2.飲む酒が違うというだけの理由で戦争が起こった試しはない。


3.判断力のない未成年に飲酒を強要することは法で禁じられている。


4.飲む銘柄を変えたことで裏切り者呼ばわりされることはない。


5.しかるべき酒を飲まないという理由だけで火炙りや石責めの刑に処せられた者はいない。


6.次の酒を注文するのに、2000年も待つ必要はない


7.酒を売りさばくためにインチキな手段を講じるとちゃんと法で罰せされる


8.酒を実際に飲んでいることは、簡単に証明することができる。


凄惨な民族紛争があった地の居酒屋の掲示板で

長生きをすると少子化になる 真昼の星空 米原万里p124

しかし、しばし、広く動物界に目を転じてみよう。長寿の生き物は、みな出生率が低いのだ。ミジンコも、生育環境が恵まれ、既存の個体が長生きしてるときは、出生率が低く、逆に環境の激変にともない死亡い率が高まるのと反比例するようにミジンコはたくさんのこともを産む。
高齢化と少子化は、一つのコインの裏表のようにセットになっているのではないか。人知を超えた、種の存続を至上命題にする人口調整機能が働いているのではないだろうか。


>子ども手当で生活をいくら良くしても出生率は上がらない、絶対
あれは単に札束をばらまいて経気たいさくしてるだけ、しかも、なんにも苦労せずにお金がもらえる最悪の政策?というのは

19 名前:名無しさん@12周年[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 10:35:39.48 ID:nIGs15gv0
マイクタイソンの名言

(政治には興味を持ってますか?という問いに)「黒人だったらどんな奴でも大なり小なり政治に関わってるさ。
この国を牛耳ってる奴らは、俺達にやりたい放題じゃないか。
奴等には、どこまでいじめれば俺達が暴れだすかよく分かってる。
どうして黒人が殺し合いをするか知ってるか?あんたらがしたことに対して怒ってるからさ。
思うに福祉ってのは最悪だな。クラックより酷い中毒になっちまう。
頼っちまうんだ。ただで何かを貰うのがどれだけ楽か、分かるか?

何もせずにただベッドに寝て、色んな男とヤりまくって、子供をゴロゴロ作ってればそれだけで福祉の金が入ってくるんだ。
そんなことをしてれば、すぐにモラルも倫理も仕事に対する価値観もなくしちまう。
福祉ってのはそういうもんだよ。」


>ってかいてるのを読んだから。「ただでなにかもらうのがどれだけ楽か。分かるか」
こういう意味で、共産党が福祉重視を言うたびに投票する意欲をうしなうんですよ。
その福祉の費用は誰がだすんだと言いたくなる

気味の悪いディズニーランド 真昼の星空 米原万里 p105

アトラクションは驚くほどワンパターン
訪問者は、アトランザクションが用意された空間に入ったら最後、自分の足で歩くことさえしない、(中略)人間がもつあらゆる能動的力は一切求められない。
人間に要求される唯一の能動的行為は、お金を払うという営み、あとは限りなく受身になっていくことである。見る、聞く、食べるという具合に。

ディズニーランドに行ったことがあるけど、あのワクワク感はチープなアトラクションに感じているんじゃないと思う。別の全体の雰囲気のようなものと思う。お目当てのアトラクションを回るのに計画を立てたり、結構能動的な行動を必要とされたりする

でも、もっと人間の能動的力を使った方が、ずっと楽しめるって言いたいんだと思う


些細でくだらないと見過ごしているものが 真昼の星空 米原万里 p103

「たとえば、一見些細でくだらない物事の前を、目を凝らして見つめることなく通りすぎてしまうことがよくある。ところが、その些細でくだらないと思い込んでいた物事が、実は巨大な宝であったり、絶大な力を秘めていたりするものだ。」


例えば、「星守る犬」のおとうさん。娘の非行も奥さんにお前やっといて、奥さんが相談しても、お前の好きなようにすれば」。普通の夫婦の会話なんだけど、それが寒い風景の描写になっている。
もっと真剣に関わったら違った未来があったんじゃないか
持病をもってリストラされて捨てられるように離婚して。
なにか全部受身。自分自身も健康も、仕事も、家族もあって当たり前と思ってるけど。。
やっぱり、どっかでは踏ん張らないといけない場面というのが絶対あるんだと思う

人はどんな幸せの中にも不幸を見出す天才(表題のみ) 真昼の星空 p44

縞瑪瑙(シマメノウ)が誕生石だと嘆き悲しむ金持ちの母子の話

栄養を取り過ぎると老化する? 真昼の星空 米原万里 P29

D博士は二週間の長きにわたって。ニワトリたちへのエサの供給を完全にストップした。いわば、絶食を断行したのである。
すると、ニワトリたちは衰弱するどころか、どんどん元気になった。ボロボロカサカになった羽が、まるで落葉するようにきれいさっぱり抜け落ちて、代わりにツヤツヤと光沢のある美しい羽が身体をおおった。ヨタヨタしたものが、ハツラツと動きまわるようになった。そして、絶食終了後二週間すると、一月程前に産み落とした最後のタマゴよりもひとまわりもおおきな、殻のしっかりしたタマゴを産み落とすようになった。D博士のアドバイスに従い、のべつまくなし方式のエサやりを止め、間隔をおくようにしたところ、以後三年間、頻度は落ちたが産卵能力は衰えなかったという。

おそらく、間断なくエサを与えられ続ける肉体は、養分吸収能力そのものが極端に衰えていた。さらに片時も休息を与えれれない消化器官の疲労は、肉体全体の老化を早めた。
それが、絶食によって、回復の機会を得たのであろう。

ますます情報過多になる社会で、脅迫観念に追いまくられるように、あるいは中毒患者のように情報に飲み込まれづづける現代人が、のべつまくなしエサをついばみ続ける鶏卵工場のニワトリに見えることがある
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3食規則正しい食べるのが健康にいいんじゃなかったのか?嘘か?
twitterの佐々木俊尚のブログでも断食をしている記述があります
「断食」で心身をノマド化していこう
実は断食は健康にいいのでは。昼の弁当抜きは出来るかもな、晩飯時はひどい空腹状態だろう。
でも、上のブログでは
しかしこうした空腹感は実のところきわめて心理的なものであって、本当に身体的に飢餓状態に入っているわけではありません。そもそも人間は水分だけきちんととっていれば、数週間から1か月以上は何も食べなくても生きていけるようにできています。」
と述べられていまます。うーん、やっぱり腹がすくから三食食べたいw


情報過多と知恵不足のようなことは思う。昔の方が情報は圧倒的に少なかったけど知恵は圧倒的に多かったんじゃないかな。いつでも知識が得られるがほとんど頭に残らず経験も机の前に座っていることが多い。もちろん、人によって全然違うんでしょうけど。
まあ、昔のような生きる知恵みたいなものは必要なくなってるともいえるか。。。病気になれば病院があるし、鶏を捕まえてさばいて食べる必要もないし、野草を食べる必要もないし
情報と知恵、経験に似た話というか、もっと端的に出ている話があります
-----------------------------------------------------------------以下引用
 記憶は創造の源泉 (ほぼ日刊イトイ新聞 糸井さんと米原さんの対談)
本当は脳がやっていた、いわゆる雑用部分をぜんぶ機械に任せてしまって、
最も創造的なクリエイティブなところだけを脳がやる‥‥おいしいところだけ‥‥というふうに
人間は、していますよね。
だから、肉体労働だけじゃなくて、脳の雑用もぜんぶ、何かに任せてしまう。

でも、おそらく創造的な力って
記憶力と、すごく関係していると思うんですよ



「不定形な記憶(自転車の乗り方のような)すらも、モノの記憶に乗っかってあるから、
モノの記憶をなくすと(創造が発生し)「ない」んですよ。
記憶というのは、入れ物というか、乗りものみたいなものなんですよね。



いろんな情報処理の雑用とか計算能力とか、そういったいろんな筋肉を使っていて、
そのベースの上に創造力って花開くんです。


今、どんどんどんどんそれをそぎ落として、創造力だけを残そうとすると、
ちょうどキャベツか玉ねぎみたいな感じ、まんなかに、何が残るの?ということに
なっていくんじゃないかという気がしますね。

-----------------------------------------------------------------以上引用
雑用だってやってみないと分からないことがあるし、仕事の改善も実際に仕事をしてないと思いつかない、思いつくわけがないんだと思う。

真昼の星空 p10 『昼の星』

「星は、いついかなる時もにも空から消えないというようなことを、その男は言った。昼の星は夜の星より明るく、美しいほどなのに、空にその姿を認めることは、太陽の光にさえぎられて永遠にかなわない(中略)その夜からだった。昼の星を見たい!という強い願望にわたしがとりつかれたのは」

2011/11/06

「真昼の星空」米原万里 自由という名の不自由p240

「今晩のおかず、何が食べてい」
と母親に尋ねられて。
「なんでもいいよ。母さんの作るものは、なんでも美味しいから」
なんて答えて、歓迎されるどころか、
「そのなんでもいいってのが、一番困るのよ! ハッキリしてよ!」
と怒られてしまったことはないだろうか。

建築家の知人も言っている。
「何の欠点もない敷地に、好きなように家を建てて欲しい、と言われるのが一番辛いんだよね」
むしろ、いろいろな制限がある方が仕事がはかどるし、面白いという。いや、それどころか、そもそも人間が住める家を建てるのが不可能と思えるほど敷地が欠陥だらけで、施主側の要望があるほど、傑作な家ができるらしい。

型のない自由なダンスを踊るときもそうだ。音楽に合わせて身体をくねらせるだけの、誰もが動かしやすい動作をするものだから、みんな同じ踊りになって、見ている方も退屈だし、本人もすぐ飽きてしまう。
一つ一つの動きにいちいち細かく厳しい型があり、それを身につけるのに何年もかかりような不自由な思いして身につけた踊りほど、自己表現も自在だし、踊っている最中の開放感も大きく、従って満足度も高い。
------------------------------------------------------------以上引用
演奏することも歌うこともそうですね。音程という絶対的な制限の上で、そこから魅了するような表現が生まれる。
犬もそうですね。犬が言うことを聞かず思いのまま動こうとすればするほど、自由を束縛せざるを得なくなる。こちらの言うことを即座にきいて、止め、来いを間違いなく聞いてくれれば、かなりの部分で自由を与えられる
--------------------------------以下引用

自由貿易最大の問題点は貧富の差が拡大する点にあります。貧しいものはより貧しくなって貧困から抜け出せなくなり、富める者はますます富むようになるわけです。

これは実際に一方的なルールに基づく「自由貿易」を強制された過去のアフリカの例を見れば明らかで、そのほかの国でも同じようにして「自由貿易」を行って栄えた国はありません。「自由」と「公正」とはまったく違うのです。

求めるべきは「公正」な取引であり、勝手なルールと勝手な規則・規制・法律によって強制される一方的「自由」ではない、ということです。また、「開かれた貿易」というのも耳に聞こえ心地はいいのですが、実際には「公正な立場の貿易」でなければ、ただの「植民地」と変わりが無いのです。なぜなら、日本がTPPで相手にするのはアメリカというより「多国籍企業」であり、一国に依存しない多国籍企業はどの国の国民の利益にも関心はないためです。だからこそ世界各地で反対運動が起き、問題点が山のように指摘されているわけです。

つまり、私たちは自由貿易ではなく公正貿易を求めなければならない、ということです。
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今までアメリカがやってきて矛盾が起きている部分、貧富の差の拡大、富の搾取、誰かが貧乏にない誰かごく一部が富を得る。それが自由貿易の正体か
関税だって必要だからある制度なのに、関税なしが正しいみたいな話はおかしい
野田政権がなんで前のめりにTPP参加しようとしているのか動機が本気でわからない。
表向きは、鎖国か開国か、アジアの活力をとか、輸出を無視してはやっていけないみたいなことをいってるけども。

そもそも、自由貿易が正しいとか、否定しないとかいうけど、「自由貿易」って全然自由じゃないようにみえる。自国にとって有利な規制はかけられるの?かけられないなら「不自由」極まりない制度と思う。
誰にとっての自由?企業にとっての自由か

2011/10/28

発明マニア p478不眠に効く最良の薬 -それは眠りたくないと思うこと

それは眠りたくないと思うこと
ガンの宣告を受けたときは二晩続きで一睡も出来なかった
しかし、ガンの再発が判明した晩も、それ以降もすやすや眠れている。
睡魔というのは天邪鬼である
読みたい本が次から次へと登場し、平均10倍の寿命に恵まれたとしても読破できないところだ。
眠らなければいいだろうと、夢見ているからだ。2006.4.20
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wikiによると2006.5.25になくなっている。発明マニアの掲載日も2006.5.25が最後である。
万里さんの文章で、痛み、ガン、寿命という言葉をみると、その言葉自体に重みを感じる
死ぬ間際まで執筆されていたのか、それとも容態が急変したのか
サンデー毎日のコラム?を全編1冊の本に残そうという気持ちが分かる。すごく示唆に満ちた話。
日本にいると政府発表とマスコミ報道によってしか世界を見れない。
しかし、万里さんは、政治が激変するソ連-ロシアに関わり、報道以上のことが見通せている。
イラクの砲弾のした逃げ惑う人間の姿が見えているようだ。
一方地球温暖化も素朴に信じている。政府や政治に対する懐疑と別のプロパガンダに対する受け入れという矛盾が同居している
そして、発明マニアの文章の端々に万里さん独特の語り口がある。本の中に万里さんがいるように感じる

発明マニア p467 薬の売上を増やす方法 -病気ではないものを病気だと錯覚させる方法

病気ではないものを病気だと錯覚させる方法である。どちらかと言うと、日常的で月並みなちょっとした体調不良とか、あるいは加齢による支障を、深刻な病状と思わせるのである。
今流行りのコエンザイムとか、ヒアルロン酸などという類のサプリメントが次々と登場するのも、この手法に則っている。

(しかし本来は)「患者にとっては、薬は少なければ少ないほどいいのです」
ましてや。健康な人にとっては、なおさらではないか

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再〇〇製薬とかグルコサミンとかアガリスクとか

2011/10/26

発明マニア p452 短時間にお金を稼ぐ方法

1500万のベンツが事故で廃車になった。
事故前の写真を使って 、1500万のベンツを景品に一口1万5千で募集してた。確率が高そうなので3000本程ほど売れて、3000万円近い金が懐に転がり込んだ。
当選者には運搬中に廃車になったといって1万5千円に色をつけて返金したという
外国の話。日本なら富くじ法かなにかで多分違法

発明マニア p430 創造的な判決

①弾が込めてあるピストルを携帯していたため逮捕された男に下した判決は、死体安置所に連行して、死んだ人たちの姿を見せる
②スクールバスのタイヤに穴を開けて駄目にした未成年者たちには、スクールバスが使えなくんったため遠足にいけなくなった低学年児童のためにピクニックを開催して同行してあげることを命じた。
③ステレオのボリュームを目一杯上げて騒々しい音楽を鳴らし、隣人から訴えられた男には、森の中で一日すごし、静けさに感謝するか、落ち着いたクラッシック音楽を聞く刑
④警官を豚呼ばわりした男には、ペインズビル市中心部で豚と共に並んで「これは、警官ではありません」という看板をかかげて二時間立っている刑。

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虐待で子供を殺した親には同じ目で殺されればいいと思ったり、でもそれって無力ものを殺す親と同じじゃないかと。
愛護施設に動物を持ち込む人には死ぬ場面にも立ちあわせたいとおもったり
飼育した動物を食べさせるを教育というのはやりすぎとおもったり
わたしは、センスないですね
少なくとも罪を犯した人が罪に気づいてうまくいく方法がとれたら素晴らしいですね

発明マニア p392 死せる魂で金儲け

ゴーゴリ「死せる魂」訪問する地主たちはいずれ劣らぬ曲者ぞろいで、その性格描写とチチコフとのやりとりは抱腹絶倒ものである

発明マニア p368 犬がなつくのは、猫がなつくのは

一家の中で犬が一番なつき、愛するのは、決して、毎日の食事を提供する人ではなく、毎日一緒に散歩をしてくれる人である、という真実は、犬と少しでも暮らした経験のある人にとっては。常識である。
一方、一家の中で猫が一番なつき、愛するのは、決して毎日食事を提供する人ではなく、頻繁に撫でてくれるひとである、という真実も

わたしが多忙で、なでなでできない日が重なると、猫たちの表情が明らかに殺気立ってくるのが分かる。

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犬の散歩は毎日いってるから一番愛しくれているのかな
一番というのはなく、犬は家族みんなを、必要なものとして愛してくれてると感じる

発明マニア p301 子供をスポイルするには

「子供をスポイルするのは簡単だ。彼が欲しがるものを何でも与えてやるがいい」
子どもたちが人生の知恵(これは「文化」という)をもっともよく学ぶことが出来るのは、隔離された教室内ではなく、大人たちと共同の労働を通してであることは、多くの教育学者が指摘してきたことだが

欠乏と必要性、要するに満ち足りていないことが人を懸命に努力させ頭と肉体をフル回転させる最良の教師なのではないか、と。
三重苦のヘレン・ケラー、アルバニアの極貧家庭に生まれたマザー・テレサ、学校を劣等で中退したエジソン
マイナスをプラスに転じていく生き方の見本に満ちている。不足こそが、それを満たそうとする活力の源になっているのではないか、と思えてくる。


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不足こそが活力か。貧乏の方がいいのか。でも浮浪者はやる気ないよな。その日暮らしの貧乏人もいるだろうし、研鑽する金持ちもいるだろう

発明マニア p298 2005.5.1 阿呆な国民投票法

六十八条。何人も、国民投票に関して、その結果を予想する投票の経過または結果を公表してはならない。
七十条の三。何人も、新聞又は雑誌に国民投票に関する報道及び評論を掲載し、又は掲載させることができない。
八十五条。以上に違反した場合は二年以下の禁固又は三十万以下の罰金に処する。とある。
投票内容について国民が議論したり考えたりする可能性を極力封殺するということだ。金正日もマッツァオだろう。

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