ラベル の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2012/10/16

9月読書メーター

2012年9月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:749ページ
ナイス数:25ナイス

マサリクとチェコの精神―アイデンティティと自律性を求めてマサリクとチェコの精神―アイデンティティと自律性を求めて感想
自分では考えつかないような思考の引き出しを与えてくれる/チェコという小国が大国に対峙したときの思想/民主主義は器であり、教養ある自律した人間が支える。教育が民主主義を支える=今の教育どうなのとか/暴力による、生命精神の危機には暴力が容認される、排他主義、全体主義、命を軽んじることの否定、宥和政策の失敗に見られる事なかれ主義の否定、孫崎氏のような尖閣棚上げ論も、無能な平和主義、無抵抗主義、事なかれとして否定される気がする。政治経営のする能力のないものの暴力革命も否定している
読了日:9月23日 著者:石川 達夫
からくりからくさ (新潮文庫)からくりからくさ (新潮文庫)感想
過去自分の家系に起こった事が、唐草のように連続して現在につながっている。一つ一つのことばに、からくりのような伏線が仕込まれていて、一つの大きなな物語が作られている。憎悪と慈愛。憎悪の苦吟が祝福を深くする。生きることは何かを探すことではなく、生き抜くこと、そして伝えること/家系図を作るのに何度も読み返した/男が原因で恨みと憎悪をまき散らしてるような気も。。/ピーナッツバターとジェリーのサンドウィチの話、好き、紀久さんが暗黒面に落ちていくのも。
読了日:9月22日 著者:梨木 香歩

読書メーター

2012/08/17

下町ロケット 感想

書評家大矢博子さん推奨。その後直木賞を受賞して、アマゾンのコメントでも面白そうにおもったので、読みたいと思っていた。

ロケット打ち上げ失敗で研究所を追われた主人公佃が
家業の町工場をついで、いろいろな外圧で廃業の瀬戸際に
追い込まれながら、なんとか打ち勝って、先の打ち上げ失敗の
雪辱を果たそうとする物語。

中小企業vs大企業、銀行だと違和感がある。
普通は、国内海外に競合他社がいて、価格品質で受注を売る。
口が裂けても、「評価する気がないなら帰れ」なんていえない。
部品の納入テストの帝国重工の態度が酷すぎたから、
大企業に啖呵を切る場面は溜飲が下がったけど、あれは普通は出来ない。

それと、物を作って売るだけでは夢がないみたいなことを言ってたけど、
それって中小の製造業を否定してないか?親会社のスペックで、決められたものを
汗水たらして造るのは夢がなくてつまらないことなのか?

製品化のめどもない開発に20億近い金をつぎ込んだら、真野さんじゃいけど
不平がでて当然だし、銀行だってなんだそれって思って当然だよ

だから、中小企業のサクセスストーリーとすると違和感がある。ロケット研究者の
一度敗れた夢に様々な協力のもと成功に向かってひた走る物語だしっくりくる。

元妻の、短い登場ながら、のちの結果へ重大な関与をしていた。
男はロマン、女は現実というが、女が夢への案内人の役割を果たしていた
はじめのほうで、お金お金で夢がないと家をでた妻に、身勝手な話といっていたが、
その身勝手な女に救われる。それも、佃や元妻沙耶さんの器量によるものか
窮地においては、まさに地獄に仏
また、ある時は、あなたは帝国重工のプロジェクトに参加する方向にもっていくと思っていた、と佃自身思ってもしない言葉で、佃を夢へと導いていく。

2012/08/13

りかさん 梨木香歩 感想

「からくりからくさ」のアマゾンのコメントから、時系列的にこっちと推奨していたので読んでみようと思った。
児童文学のコーナにあった本を、いい年のおっさんが読んで泣く・゚・(つД`)・゚・ ウェ―ン
表紙もタイトルも、図書館で見ても絶対手に取って読もうとは思わない本
表紙でも損してると思う。
あらすじは、おばあさんに、孫のようこがリカちゃん人形を頼んだら、リかという名の市松人形が送ってくる。、それが、言葉をテレパシーで話が出来る人形で、その人形と話せる感覚を身につけると、他の人形の言葉も聞けるようになる。それで、他の人形の悩みを聞いて解決していく物語。

こういうと、陳腐に聞こえるけど、おもしろんだ。
文章が脳に近いところまで飛び込んでくる
高島先生の悔しい気持ちや比佐ちゃんのつらい気持ちもわかるし、人形のアビゲイルの使命感も分かる。汐汲みの気持ちも分かる。
恨みのこもった人形は恐ろしい。人形の話を聞き、悩みを解決するのは人形を満足させるだけじゃなくて、それを打つた家庭を安らかにする効果もあるのかなと。

"人形に性格をもたせるのは簡単だ。人形は自分にまっすぐ向かってくる人間の感情を、律儀に受け取るから"

人形とテレパシーで話すのは突飛だが、魂が宿るという考えは、人形供養があるので普通の感覚だ。魂がやどっているとみなすものが、喜んでいる悲しんでいる恨んでいるなどという感覚を抱くのも自然だ。
上の、人形の悩みにしても、その悩みはその家庭を写したものといえるかもしれない。
人形は、その家庭を見守って、起こったことを記憶しているのかもしれない。そういう意味で、誰もいない部屋に飾られる人形は可哀想かもしれない。
しかし、「りかさん」では、別に永遠に可愛がれと言っているわけではない。そんなことは無理だ。
可愛がりたい時の作法を提示している。その作法が、宗教の二拍手一礼のような、人形への愛情を生むたまの儀式なのかもしれない(かもしれないばかりだけど)
オタクの部屋にラブドールがたくさんある動画を見たことがある。動かない無機物である人形に名前をつけ可愛がる様は異様だった。ナウシカの中で、クシャナの母親が、頭が狂う薬を飲まされ、人形を自分の娘と思い込む描写があった。

"大人が人形を抱くと角が生えて般若になる。"

やはり、人形を可愛がるにも適切な時期や距離感があるのかもしれない

梨木さんのテーマは、すべてのもの、木にも無機物に魂があり、会話をするように関心を持ちたい、動かないものでも生活に関わっているんだ、無視したりないがしろにしてほしくない、というのがあるような気がする

7月の読書メーター

7月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1342ページ
ナイス数:5ナイス

陽気なギャングが地球を回す (ノン・ノベル)陽気なギャングが地球を回す (ノン・ノベル)
デスノートに見る暴力観http://keng2004.exblog.jp/5378538/でこの本の引用で「リスクのない暴力」があって気になったため。いじめ=「リスクのない暴力」だった/作品の内容とは逸れるけど、「いじめか事故かなんて、分かりっこないっていってた。人を殺したら、かなり自慢できるっていってた」大津の自殺事件があった後だったので、ちょっと引っかかった。死人に口なしか/作品は二転三点まじ、あの人が裏切った?読んでて予想も裏切られて楽しかった。arakureのような犯罪にたいする嫌悪感はなかった
読了日:07月22日 著者:伊坂 幸太郎
せめてあのとき一言でも―いじめ自殺した子どもの親は訴えるせめてあのとき一言でも―いじめ自殺した子どもの親は訴える
米原万里「打ちのめされる~」と大津いじめ自殺事件があって読んでみた。学校の糞な対応は、大津の対応と瓜二つ/被害者の親の子どもへの愛情がにじむ悲痛な叫びと、筆者の無駄のない文章が直接心に飛び込んでくる/親は子どもに何があったか知りたいとまず思い、二度といじめによる自殺が起きないようどうしたらいいか考えるがが、学校は事実を隠し、いじめを「ふざけ」「プロレスごっこ」「けんか」と学校が責任が軽くなる言葉に歪曲して報告し、因果関係認めない。そのため、二度と起こさないためにどうすうるかという思いは踏みにじられる。
読了日:07月22日 著者:鎌田 慧
シモネッタの男と女シモネッタの男と女
田丸さんが人生で出会った大事な人達の話。街の不良から資産家の娘をたらしこんでのし上がったエルコレ。世話好きのクララ。しっかりもので頼りになるドリーンとのオカルト的な話。亡き親友米原さんの話など。自分で怖いお姉さんといいつつ、旅行にいって大きな子供のようだと言われるギャプが微笑ましかった。田丸さんにとっての米原さんは親友ではなく従者だと。対等でないという意味で。米原さんは欧米流のハッキリものを言い合え、ユーモアもシモネタもまるごと受け止めてくれる姉御のような存在だったのかなぁと。読み始めからなんか泣けてきた
読了日:07月16日 著者:田丸 公美子
いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)
確かに、水を飲んでも太る、運動しないからって思ってました。だって三食普通に食べて、間食だってそんなにしないしって。そして、我慢するダイエットは我慢しなくなったらリバウンドするからダメ(意訳)まさにまさに。でも著者もコンビニの菓子パンの棚の前で泣いたり我慢してんじゃんと思ったり。記録して何故太るのかをはっきりさせるのは大事ですね。デブってダイエットしないいんじゃなくて、ダイエットに失敗したからああ(こう)なってるんですよねw我慢しないダイエット素晴らしい(`・ω・´) ああ、でも岡田さんリバしてるって噂もw
読了日:07月14日 著者:岡田 斗司夫
取り替え子 (講談社文庫)取り替え子 (講談社文庫)
米原万里「打ちのめされる~」から。著者と、義兄である伊丹十三の自殺を連想させる小説。センテンスが長くて読みにくかった。話も時系列の違う話があって、何が言いたいのか分からなかった。なんで、砲丸を足に落とされなきゃいけなかったのか、読みきれなかった。ただ、自殺後残された関係者はずっと自問自答を余儀なくされるんでしょうね。何故とか、なんとかしてあげれたんじゃないかと。
読了日:07月14日 著者:大江 健三郎

2012年7月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

「告白」湊かなえ 感想

娘を殺された母親であり教師の森口の復讐劇。殺した生徒は徐々に追い詰められていく。しかし、森口は冒頭で犯人をほのめかし、幾つかの仕掛けを残して辞職する。
冒頭で復讐は完遂されたのかもしれない。しかし、その仕掛けが後のページで展開されていく。
犯人が分かっても警察に届けなかったのは、13,4歳では逆に司法に保護され裁かれないためだ。

さすが本屋大賞や、amazonコメント、読書メーターの感想の多さから、読み応えがある本だった。

森口先生、修哉、直樹、母親、美月、寺田、それぞれの視点で、それぞれにとっての現実が語られる。同じ場面のはずなのにその現実は微妙に違う。
例えば自動車事故の加害者と被害者では語られる言葉は違う。
我々は『世界はこういうものだと』と信じている(打ちのめされるようなすごい本、米原万里p144)
別に本の引用を出すまでもないけど、自分が認識している世界が、唯一揺るぎない現実と信じている。
しかし、「告白」ではそれがあっさり覆される。「カラフル」森郁恵でも、違う魂が入ったら違う世界が現れた。
ところどころ周囲への優しさを見せるが息子を壊れてしまったと思う母親と(客観)、
なんとか自分を保とうとする直樹(主観)、
家庭訪問のとき母親が殴られているという記述(客観)、その結果起こること。
倫理観のかけた動物殺しで才能をひけらかしたい修哉、しかし修哉にしてみれば別の動機という真実がある。
そういう捉え方の違いが現実を進行していくのが面白かった。
学校、いじめという馴染みのある話で、話にもすんなり入っていけた。

反面、どの人物も、自分だったらしないだろうなという行動。復讐の仕方とか、工作物で悪戯とか、生徒を励まして青春するとか、感情移入は無かった。淡々と週刊誌を読みような(amazonのコメントにあった)感じ。娘を殺されたのに、引き裂かれるような痛みは感じない。どこか映画の「ランボー」を見ている感覚。

2012/08/05

「最悪」奥田英朗 途中感想 ネタバレ

町工場の信次郎が新規機械の1千万の融資を受けるところ
銀行の窓口のみどりが、支店長のセクハラを上司に訴えたところ
和也がパソコン買取店の金庫を狙ってるところ

きっと機械は買って受注がないというオチ。親会社の融資を進めた神田は異動になって受注がないことを責められなくなるとかかな。
セクハラの訴えで支店長が謝罪するはずない。多分シラをきって、黙らせるか、嫌がらせを受け異動で辞めさせようとする
和也は600万は手に入らないで更に追い込みをかけられる

3人に共通するのは、自分の運命を他人にゆだねてること。受注が不確かなのに皮算用で機械を勝ったり。あれって、銀行の支店長が、新人の幹部候補生高梨に実績をつませるため、、取引先で信次郎の親会社の北沢製作所に相談したものと思われる。
親会社は、融資先はないか受注の話があったので、外注の親父に話しを持っていった。しかし、受注がないというリスクは追わない。リスクは信次郎が負う
みどりにしても、友だちの勧めでセクハラを訴えたが、友だちはリスクを追わない
和也にしても、強盗に入ったが、店は相棒任せ、金を作るように仕向けたヤクザもリスクは負わない
騒音苦情のマンション住民の本田も、市役所の役人を自分の会社?官庁?に呼びつけて、理不尽だ。
騒音苦情は、夜間7時とか日曜操業を止めてというのは、妥当な訴えに思える
町工場としては、親会社の無理な注文のために、致し方なく動かしてるんだろうけど。
工場側の弁護士をつけて、常識ある客観的で自分に不利にならない判断を聞ける体制にした方がいいように思う。でも、工場は2交替とか普通にあるから、夜動かすなって言われたら、会社が成り立たないな。
騒音苦情ってのは、大津の自殺した学校でもあった。
住宅地側の窓をしてめ吹奏楽などの練習をしてくれと住民が要望したのに聞いてくれなかったと
【大津・いじめ自殺】「問題の中学」近隣住民が明かすあきれた体質…「(騒音問題)何度も学校に改善申し出、適当に返事されもう10年」

騒音問題は、ちょっとどっちが悪いか判断できない。

2012/07/22

陽気なギャングが地球を回す 横道にそれた雑感

読んだきっかけ
デスノートに見る暴力観http://keng2004.exblog.jp/5378538/の中に
この本の紹介があった

「リスクのない暴力」
夜月のように強いものが抵抗が出来ないものを一方的に叩くのは嫌悪感があるという内容。
「陽気なギャングが地球を回す」では、本筋である銀行強盗が「リスクのない暴力」ではなくて、
挿話である、いじめが「リスクのない暴力」だということ

 「リスクのない暴力」は嫌いじゃない。
デスノートも嫌いじゃない。人間がごみのようだのムスカさんの気持ちもわかるw
北斗の拳も「リスクのない暴力」。それを薄めるためか、ケンシロウの前で弱者が殺されケンシロウが怒りを爆発させるというのがパターンとしてある。
やられた方の痛みを全く考えられないせいかもしれない

  • 地道さんにみる抵抗できない感じ
SMのSも「リスクのない暴力」か。「地道さん」は抵抗が出来ない相手をいたぶるのが好きそうだ。臆病でおどおどしてるがゆえに、対等ですら安心して戦わないんじゃないかと思える。
神崎は、高利で借金させて恐怖心を植え付け人を操っている。借金が消えた後も強者として人を操る。
会社でも怖い人はいる。なんか抵抗できないんですよね
理不尽なことをいってくるわけじゃないけど。
強いものに抵抗できない感じはわかる

p200-201
この男は恐らく神崎の意見を伺わなくては、何一つ行動できなくなっているのだ。上司の顔色ばかりきにして、自分で判断することを放棄し、ありとあらゆる事柄を報告しなければ不安で仕方がない、そういうものがいる。 
「林は神崎が怖くて、あなたに相談しよとしたんでしょ?それを神崎に報告するなんて裏切りじゃないの」「地道はどうしてそれが裏切りになるのだ、と不思議そうに首を捻った。
「あなた、あたしと一緒に暮らしていたころのほうが、まだましだったわ」
「え?」
「魂のランクが下がってるわよ」
あー、自分もこのタイプかな。地道と同じタイプなんて痛いわ
でも、なんかしらんけど、こっちに責任が及びそうなことがあるじゃない。たとえば、システムを作って、旧システムのデータを移行して、新システムに計算を組むのはこっちがしたとしても、データは、微妙に新システムに合うように変換してるから、最終的にデータは運用側で責任をもってくれっていうんです。こっちがデータを移したから「私らではわからん」って言わんといてって
計算もそう、あの人が組んだから「私らではわからん」て言わんといてって
運用側の責任者が、積極的に、一から確認してくれたからよかったけど、女の担当なんて、そんな空気をありありと出してるからすこし嫌だ。
動作確認くらいせーよって。それもせんとまるで、「問題があったらあいつは真っ先に逃げる」って言いたそうで。それが、責任があるべきところから逃げてることになるのかな
(おまえのシステムリリースがヘボいだけやろって声に耳を塞ぎつつ)

何かあったら上司や同僚に報告する方。だって、問題が起こって報告しなかくて、他所から上司に問題があったことが知れたらら、上司だって、なんや聞いてへんわって、怒るでしょ

 寄らば大樹の陰に。長いものに巻かれ、声の大きいボスにへつらう、そういうタイプだ
そんなに悪いことか。
地道の場合は、仲間の林が強盗のあと罪悪感にかられて、地道に相談したのを、神埼に報告した
その結果、林は神埼に殺された。
地道が1千万の借金を返す段取りを、前の妻が銀行強盗して立て替えることを神埼にそのまま報告してしまって、つけこまれて、息子をだしにとられて脅されて4千万払うハメになる

本当に、魂のランクが下がった、人として信用出来ない見下げ果てた人間

自分は極力責任を取りたくないタイプだけど、情報を話した結果どうなるかの思考停止まではしてないと思う。

もともと、責任とりますっていっても、責任が取れない場合が多いと思う。
システムを責任持ってやり遂げますって、約束しても、うまくいかなかった場合どうやって責任の?かかった費用何百万も会社に弁済するのって。そんなん会社勤めで出来るわけない。できもしないことを出来るっていうのは詐欺だよね(笑)
野田総理にしても、原発再稼働、安全性に責任を持ちますって、事故で放射能が拡散されてどうやって責任とんの?
一生娘さんを幸せにします。責任とります。どうやって(笑)



p123「いじめか事故かなんて、分かりっこないっていってた。人を殺したら、かなり自慢できるっていってた」
 大津のイジメ事件や「せめてあのとき一言だけでも」を読んだせいか、引っかかった。
たんなる、小説の言葉、実際に当てはめるのは馬鹿げているけど。大津の加害者の言葉のように思ってしまった。自殺の練習までさせてたって言うし、自殺がゴールだと笑いながらいじめていたというし。(週刊文春 7/26号p157)
ちょっと話がそれるんだけど、同じ文春で加害者が携帯でいじめの動画を撮影してたというのがある。警察は加害者の携帯を押収して証拠に出来ないものか。かなり有力な物的証拠になるはず。でも、すでに半年以上過ぎてるから捨ててるかもしれないけど。
「リスクのない暴力」でいえば、この銀行強盗の話も「リスクのない暴力」に近い。世の出来事をまるで解説書を読んで対応する成瀬。成功が予定調和のようだ。まるで水戸黄門が、刃傷沙汰のあと印籠を出してことを収めるように、ほとんど緊張感がない。確かに登場人物それぞれが特徴のある能力をもっていて分かりやすし、話の展開も二転三転するんだけど、安心なところにすぐ手繰り寄せられる。真剣にのめり込んでああ良かったというところカタルシスがないのがすこし残念。読んでて面白いし隙がないのは保証する
保証しても責任はとれないけどねw
 
クライムストーリーのarakureで賭場荒らしや豪商荒らしは違和感があった。賭場だってそれで生活をしてる人がいるしルールがあるし営業努力おあるはず。それをひっくり返して盗られ方の生活はどうなるのって。それと、賭場荒らしなんてずっと続けられるわけがない。それで生活なんて出来るわけがない。いつか捕まるに決まってる。だから、読んでいてずっと捕まる不安感があって、それが嫌だった。
でも「陽気なギャングが地球を回す」は特にそれで生活してるわけでもなく、止めようと思えば止められるし、響野のが演説してた、盗まれても保険が下りて保険屋が損するだけというのが利いたのかもしれない。事故率からして損すらしないのかもしれない。だから銀行強盗といっても嫌悪感や捕まる不安感も無かった。

2012/07/02

6月の読書メーター

6月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:704ページ
ナイス数:13ナイス

さし木・つぎ木・取り木―庭木・花木・果樹のふやし方・育て方 (楽しい園芸入門)さし木・つぎ木・取り木―庭木・花木・果樹のふやし方・育て方 (楽しい園芸入門)
図書館の検索「挿し木」で閉架書庫から掘り出した。挿し木をする時期が木ごとに買いてあって参考になった。挿し木の時期はクチナシ、カナメモチは6~7月、ムクゲは2~3月。生垣のゴールドクレストが下部分が枯れて、とてもみっともないので、挿し木で刷新を狙ってます
読了日:06月30日 著者:船越 亮二
花火屋の大将 (文春文庫)花火屋の大将 (文春文庫)
天道広重と不文律の項はなるほどと思った、他は今ひとつ/天道広重というのは、天童藩が人気の浮世絵で(強引に)借金を棒引に/秀吉が武将に土地の代わりに茶器を送るアイデア、それをブランド化したのが利休とのこと/へーなるほどね、実態のないものに価値をつけて与える手法、現代のコンプガチャやAKBなんかもそうかもですね。~カードでどれだけ散財したか/不文律の項。法律で成文化しないほうがいいことと、不文律を押し付けられることの違和感、野球の暗黙のルールや悪口法など、DL違法化が思い浮かびました。理念と実体が剥離している
読了日:06月30日 著者:丸谷 才一
レインツリーの国レインツリーの国
喋ることができない女と知り合った - 痛い信者(ノ∀`) で、レインツリーの国のパクリというコメントをみて気になっていたので読んでみた/ずっと涙目で読んでいた。読んでる時間にすごく幸せを感じた/阪神電車にならぶ名著、自分にとって/amazonをみるとハマらない人もいるみたい/静江さんに似た鋭い太刀筋>「傷つけた埋め合わせに、自信をもたせてやろうなんて、本当に親切で優しくしてくれてありがとう」
読了日:06月25日 著者:有川 浩

2012年6月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

2012/06/27

5月読書メーター

5月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1699ページ
ナイス数:13ナイス

謝々(シエシエ)!チャイニーズ (文春文庫)謝々(シエシエ)!チャイニーズ (文春文庫)
中国には、人をだましてでも利益をあげようとする。でも、それは卑しさなどではなく、国家が12億という猫をくわすのを放棄し、野に放って自分でエサを取って来いという、改革開放政策のせいだった。中国人はたくましい。たくましくないと生きていけないんだろう/それでいて、好奇心旺盛で「ごはんたべていき」というホスピタリティのある包容力が魅力的ですね/山賊に襲われるような長距離バスに旅行者として一人で載るなんてすごい無茶しますね。真似できないw/でも、疑似体験ではなくて、自分自身の身体感覚を取り戻すのが大事ですね
読了日:05月27日 著者:星野 博美
バグダッド・バーニング―イラク女性の占領下日記バグダッド・バーニング―イラク女性の占領下日記
イラク戦争について無知だった。悪党のフセインを追い出してイラクを開放したんだと思っていた。しかし違った。己の欲望のために他国を蹂躙したんだ。建物を壊し、道路を戦車で削り、原理主義の狼を街に放ち、街は女性一人では歩けなくなった。国家のないところに警察は機能しない。誘拐されても誰も頼れない、身代金を出すしかない。戦争は理不尽な殺戮だ/"彼の10歳くらいの息子が怒りで目を涙でいっぱいにして静かに言った。「奴らが伐った木を一本ごとに、5人ずつ死んでくれ」"
読了日:05月27日 著者:リバーベンド
他諺の空似   ことわざ人類学他諺の空似 ことわざ人類学
しょっぱなから笑った/ブッシュ批判が強烈、「金を持てば馬鹿も旦那を地で行く男」/諺や名言はちょっと説教臭くて多少食傷気味になった/付箋がたくさんついた/周りが変人ではなく自分が変人/ 男は、常に欲し、しかれども常に出来るとは限らず。女は常に出来、然れども常に欲するとは限らず/業績があるエライ人と業績がない偉い人など面白かった。
読了日:05月03日 著者:米原 万里
桃
見たくないものを見せられて、嗅がされた気分/Sって誰や/雪之丞の詳しい話なんて聞きたくもない。ここは何処、私は誰状態/桃というより苦瓜/ツ、イ、ラ、クが良かっただけに残念/それと、あんたらばればれですやんか、狭い町だもんね。。/いちお前編の脇役を主人公にした話だけど、誰も気持ちもすくい取られてないっていうか、ああ良かったなと思わせる話しじゃないんよな
読了日:05月03日 著者:姫野 カオルコ
死ぬ気まんまん死ぬ気まんまん
1部は本当に身辺雑記。でも、仕事が嫌い、布団に入ってビデオを見るのが幸せというのにくすぐられる、面白い考えの人だなと/ガンなのに、死ぬのなか大したことじゃない、元気に死にたいといってしまうところが、すごいことなのかもしれない/”ガンは早期発見でしか治らない、それ以降はものすごい労力と多大な費用と、精神的苦痛を味わうことになる"とあった/がん保険に入るよりずっとがん検診を受けなきゃいかんのかもね。ガンは怖い、親父もガンでミイラのようになって死んだ。祖母も苦しんで暴れて死んだ。本当に元気で死にたいと思う
読了日:05月02日 著者:佐野 洋子

2012年5月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

2012/05/02

4月読書メーター

4月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2327ページ
ナイス数:16ナイス

ツ、イ、ラ、ク (角川文庫)ツ、イ、ラ、ク (角川文庫)
十代とは四六時中性欲にあふれているホモサピエンスであり、性欲にあふれている動物がセックスをすることは自然であり、激しい交合のなかで相手が自分の人生でかけがえのない相手になったのである/もともと好きから始まったんじゃない、誰でもいい性欲の対象として始まった/十代では不道徳であるセックスは、神様が与えたもうた性欲によるもので、不道徳なんかじゃなく、それを邪魔する教師や学友は否定的に書かれている。勅使河原は逆に精神的なつながりとして描かれている/十代のセックスを姫野式に解釈した綿密に描かれたエンターテイメント
読了日:04月30日 著者:姫野 カオルコ
女盗賊プーラン〈下巻〉女盗賊プーラン〈下巻〉
盗賊の頭のハンサムな人と恋に落ちたのは不思議な感じがした。プーランがよっぽど魅力的だったんだろうか。伝記なのでそこら辺の説明がなくて、でもすごく甘い感じがしてよかった。その後の復讐と逃亡、投降。復讐という加害行為は簡単に述べられ、自分がされた被害行為は詳細だ/米原万里さんが打ちのめさえれたのは、強い権力や男社会に虐げられつつつ、折れずに戦っているところか
読了日:04月27日 著者:プーラン デヴィ
女盗賊プーラン〈上巻〉女盗賊プーラン〈上巻〉
正義が行われるのが当たり前なんじゃなくて、力の強いものの都合で生かさたり殺されたり虐げられるのが普通のことなのかかもと思った/数々の非道な仕打ちも、残念ながら現実感を持っては感じられなかった。他人の歯痛と同じ/権力逆らう恐怖のようなものはわかる。ぷーらんの親父さんが異常に卑屈なのも生きるすべなんかもとか/プーランは花って意味なんですね、花のような人生じゃ全然ないですね
読了日:04月27日 著者:プーラン デヴィ
犬の科学―ほんとうの性格・行動・歴史を知る犬の科学―ほんとうの性格・行動・歴史を知る
犬は利己的な動機で人間に接しているという、どこが科学かと疑問に思った。「赤いツァーリ」を呼んだあとだと、説得力が格段に落ちる。読み手を納得させようという気もない。しかし、参考になることはいくつかあった。犬は犬の基準で接する。多分、猫を可愛がるように猫なで声をだすのは、犬にとっては気持ち悪いことなんだろうと思った。序列の上位者として犬と絆を深めることが犬にとっての最高の報酬なんですね。しかし、犬が利己的な動機の行動で家族に受け入れられてるとは思えないんだけどな、犬って不思議だ
読了日:04月27日 著者:スティーブン ブディアンスキー
赤いツァーリ―スターリン、封印された生涯〈下〉赤いツァーリ―スターリン、封印された生涯〈下〉
名前も覚えられない人がひたすら銃殺されていく/夜の3時の車のヘッドライトにおびえる様子が、死刑囚の「13階段」と重なった/党や軍の幹部の大半を粛清したのにドイツのバルバロッサ作戦を撃退したのがすごい。というかほとんど負け寸前だったんですね/第2次大戦後東欧諸国を勢力圏に置いたのは彼の手腕なですね/本はすべて証言や資料に基づいていて説得力があった/読後、意識が拡張されるような感覚、これは「ジェノサイド」でも味わった/ストーリーとしては家にある漫画の方が面白いが、示唆に富む気味の悪さは勉強になる
読了日:04月13日 著者:エドワード ラジンスキー
赤いツァーリ―スターリン、封印された生涯〈上〉赤いツァーリ―スターリン、封印された生涯〈上〉
レーニンもトロッキーも、血に飢えた破壊主義者だった/もし自分が、帝国崩壊後の無政府状態のツァリーツェンという土地から補給を回復せよと命じられたら、死地に放り込まれたような絶望感を覚えるだろう。そこに秩序を回復してしまう彼の手腕がすごい/レーニンは神ではなく彼に剥製にされた男/スターリンのwikiで、彼を小心で臆病で恐怖で皆を支配したと思うと間違う。そうじゃない。党と国民が声を揃えて彼を選んで賞賛支持したんだ。そして国家という巨大な権力を握った彼に、腹を見せて従順を誓うしかない幹部たちの様子が気味が悪い
読了日:04月13日 著者:エドワード ラジンスキー

2012年4月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

2012/03/03

「13階段」高野和明 感想

光市の母子殺害事件があって、また、米原万里の「打ちのめされるような~」で
 「死刑の瞬間をこれほど臨場感を持って体験したのは初めてである」

と記されていたので、読んでみたくなった。
小難しい話などなくて、最後まで惹きつけれて一気に読んだ。

本の中で矛盾した記述がある。
  • 「生育歴が悪いことを犯罪をした理由にするな」-「刑務所送りになる犯罪者の多くが、家庭不和の環境で育っていることを知っていたからである」
  • 人を殺したら死刑になるとわかっててやる馬鹿がいるから、死刑制度がなくならない-衝動的に人を殺してしまうことがある
  • 死刑執行をして、不眠になるほどのトラウマをもつ刑務官と、大きな動物を殺した不快感しかないという加害者。これは矛盾というより、米原万里さんの「打ちのめされるようなすごい本」に書いてあったが、
    「・・・どんな過酷であろうと、被害体験は、時を経るほど甘美な思い出となり得るが、加害体験は、忘却の闇に葬り去られべき汚物と化す。
    私も身に覚えがあるが、脳には自分に都合の悪いもの、不快なものは記憶しないどころか、無いも同然となってしまう「自動忘却装置」が備わっている。一種の自己肯定欲というか自己保存本能みたいなものなのか。・・・・」
 刑務官が死刑執行を忘れられないのは、酷いことをしたんじゃなくて、酷いことを「させられた」ためではないかと気づいた。母子殺害の加害者福田君もしかり、殺意なしと供述を変えたのは、殺害をもはや忘却しかけているのためではなかろうか


冒頭、いきなり別の死刑囚が、出房を命じられる場面から始まる。
読んでいて、死刑囚が執行される日をいかに恐怖しているかが分かった
↑これで思うのは、いきなり心の準備もなしに刑場に連れて行かれるのは、精神的にきつすぎるんじゃないか。
今日来るんじゃないかと怯えさせるのが刑罰の一つというのか?
自分がその立場なら、せめて、一月、欲を言えば3ヶ月前には教えて欲しい、心の準備がしたいと思うから。
リストラや異動の告知も似ているからそう思う。せめて前もって教えてくれと

いきなり会社に来なくなった人が、来るか来ないかわからないと、なんとか来なくなった社員にれんらくしようとしてそちらにエネルギーを注いでしまうが、辞めたと決定したら、その人の業務のフォローにエネルギーをつけ得るので、案外気持ちが乱れないないものだ。


死刑囚の最後の声を聞いてみたい気もする。処刑の現場は秘密で守られてるけど、あの死刑囚が懺悔するのか、呪うのか、笑うのか、ただ泣き叫ぶのか
殺人の賠償金が家族の生活を壊すほどのものなですね。過失にしても
交通事故で殺してしまっても、お金は保険出でても、結果責任は重大で恐ろしい。被害者への謝罪とか。
そういえば、免許更新のとき、悲惨なビデオを見せらてたっけ。交通加害者になった人が会社を首になり家庭が崩壊する話。あれは誇張されすぎと思ったけど、あながちそうでもないのか。
誰かを過失にしろ殺してしまうのは、保険金で済む話じゃ全然ない。過失が重大なら刑務所に入ることになって仕事を失うし、離婚して家庭を失うことも当然あるだろう。自分のことばかりじゃなく、被害者遺族の悲しみや怒りや恨みにどう対処していいか分からない。。

本の中で、南郷さんが、あんなにしっかりした大人なのになんでうまくいかないんだろうとか、なんで純一を選んだのかとか、腑に落ちない点が幾つかあった。レイプで自殺未遂を繰り返すほど心が壊れるものなのかとか、あんなチンピラでも親にとったら大事な息子なのかとか

2012/02/26

受難 姫野カオルコ 感想


◆本を読む参考にしたい方は↓

◆ネタバレ有りの感想です
よかったけど、どうよかったと書いたらいいか分からなかったが、
新聞にエピクテトスの名言が載ってて、これだと思った。
「汝を罵倒したり、打ちたるその人間が汝を虐待するにあらず。それを恥辱なりと考える汝の想念が、然らしむることをしかと考えよ」
「人間を不安にするものは物事そのものではない。物事に対する見解が人間を不安にさせる。」(別訳)
幸福への道はただ一つしかない。
それは、意志の力でどうにもならない物事は悩んだりしないことである。

著者自身に他人を気にして不安になる傾向が(鬱病のときには特に)あったようです、それが上のエピクテトスの名言にシンクロしたんだと思う。フランチェス子がお客を傷つけたら大変と黒衣で対応する姿と、
「きっとAさんは、こんな会うべき価値もない私と会って、時間を無駄にしたと不愉快に思っているにちがいない」
と思ってしまう姿がダブル。鬱病について/姫野カオルコ(2010.9.1記事・再録)

「もう私のことはわからないのだけれど」 のなかに、胸に閉まっておくという話があった。
これも、「受難」のなかの、言わないで欲しかった話とダブル。恥をかかすのも恥をかかされるのもいやと。著者のなかに言わないと決めて一生胸に仕舞ってあることがあるんだろうと想像する。
たまには本当の自分のありのままを出すのも大事かもしれませんが、大抵の場合、なんでも正直にありのまま話すのがいいわけじゃないですよね。
「自分に欠けているものを嘆くのではなく、自分の手元にあるもので大いに楽しむ者こそ賢者である。」
コンピューターってあんなに便利なものじゃない。完全に登録しないと、欲しいデータは得られない。 曖昧な気まぐれな登録しかしないと、気まぐれな答えしか得られない。そこは姫野さんがコンピューターを買いかぶってるって思った。
「快楽を控える賢者、快楽の奴隷になるは愚者なり」
「快楽に抵抗する人は賢者。快楽の奴隷になるのは愚者。」(別訳)
 これはちょっと違ってて、快楽、エロス?は否定していない。快楽を求めて愛が芽生えるのも、愛があって快楽を得るのも違わないと。修道院時代の禁欲のせいで性への興味が異常に?増したともあった。本能であることを無理に遠ざけるのは、歪ませるんだと思う。
今のエロ動画を簡単に見れる状況は、性欲を簡単に処理できて逆に、性欲に伴う行動(本能)を阻害していると思う。俗にいう「賢者」状態w でも、けっして望ましい状態ではないと思う。賢者ばかりなら人類は消滅するw
「己の敵に何を持って復仇すべきか?できる限り多くの善を行うべく努力せよ」
えっと、エリーゼのためにを作ったきっかけってなんだったっけ。読み雄が薬をきめて襲ってきたことだったか。自分の欲のために相手はどうなってもしらないという考えは嫌いだし、罰を与えられるべきと考えるけど、フランチェス子は違って、そういう人たちがうまくいくように考えるんですね。
憎しみとか非難とかっていうのは、読んでいても気持ちのいいものじゃないし疲れるけど、フランチェス子にはそういうのが全くなくて、読んでいて癒される。

登場人物について思ったこと、
ウィズ美とか、フランチェス子が口が硬いのに付け込んで男連れ込んで人んちでセックスするってどうなの?あれも、古賀さんと一緒で教育的配慮って気持ちもあったのかな、男に目覚めろよっ。違うな、自分の都合で友達を利用しただけか。それと、男性経験豊富なくせに可愛い顔して貞淑面かよ。ってか男性経験って付き合う上でマイナスじゃないんだねって気もする。。本人は懺悔してるけども。
クス夫だって処女願望笑えるし、猿轡させて手足縛ってって歪んでねw
読み雄にいたっては薬キメて強姦しようとするとかまともじゃない

ジェンダー
全然大したことがいえるわけじゃないんですけど、本の紹介でジェンダーっていうから、、


姫野カオルコ 著作一覧と作品概要、版元など(小説)
現代人のジェンダーを見つめる醒めた視線が光る直木賞候補作
◆◆朝日新聞web/Asahi.Com/作家に聞こう◆◆
恋愛小説というのはエロスという情感の敷衍です。読み手は多項式を展開させるかんじで読むのに、私はジェンダーについて因数分解してもらおうと書いている。これでは商品は売れません。そこで、ジェンダーについてはもっと別のストーリー仕立てにするべきだ、次作ではジェンダー問題は省こうと思ったのが、『ツ、イ、ラ、ク』を書く前のことでした。
ジェンダーの自分なりの定義:女性の性差別をなくす、男女同権を目指す思想
女性のお茶くみに反対したり、 田嶋先生みたいな人が、ジャイアンの妹みたいな顔で「男も結婚も子供もいらない」という思想w


ジェンダーの因数分解っていうのがよくわかなない。。


覚え書き 抜粋
p163「好きだ」ではない人物からは何をされても「気持悪い」とか「こわい」とか「重い」とか感じるものだ90%

こころに愛がなければ、どんな美しい言葉も相手にひびかない

p115 恥をかくってイヤなことだわ。恥ずかしいことってとてもイヤなことだわ。できれば恥ずかしい目にはあいたくないわ

p112 だからこそ、流れているときに大事にしたいのは羽飾り。騎士が帽子につけるあれよ。自分が恥をかいても他人には恥をかかせないという騎士道

p30 会ったとき「あ、ヤリたい」と男が思う女が女として価値があるということである。

p161そういう娘と息子の意向が一致する場合が多い。娘の意向として、「好きだ」といわれると「わたしも好きだ」にjなる。なぜなら、娘は「ひとりでいること」より「だれかがいること」のほうを格段に好み、娘が「ひとりでいること」を回避するために「私も好きだ」というと息子は「「おお、俺は選ばれた」とイノセントに信じる傾向があるからである

2012/02/04

1月の読書メーター

1月の読書メーター
読んだ本の数:1冊
読んだページ数:278ページ
ナイス数:14ナイス

思考のレッスン (文春文庫)思考のレッスン (文春文庫)
別の作品と比較して読むというのが参考になった。五木寛之の親鸞を読んでても思ったけど、文才のある人の文章はすんなり読めて飽きないです/はてブで多数ブックマークされてる「[保存版]読むだけで文章力が劇的に向上する良質記事まとめ8選」と似たようなことは、この本にも書かれています。 文章を書いたり、ものの考えたを示したサイトがもてはやされるなら、この本も注目されてもいいのにと思いました。
読了日:01月13日 著者:丸谷 才一

2012年1月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

2012/01/13

思考のレッスン 丸谷才一

本の中にあった気になった言葉と備忘のため残します。

この本は、考えるためのヒントや、読みやす文章を書くための方法が書かれています
はてブで多数ブックマークされてる「[保存版]読むだけで文章力が劇的に向上する良質記事まとめ8選」と似たようなことは、この本にも書かれています。
文章を書いたりものの考えたを示したサイトがもてはやされるなら、この本も注目されてもいいのにと思いました。
読みや易い文章を書くためには、まず結論をわかりやすく書くこと。
日本語は、最後に否定がくるので読んでいて文意が分かりにい。
そのため、「しかし」や「しかも」などの接続詞?を使って文意をわかりやすくしたらいいということでした。
あとは、ものの考え方。自分の持ってる引き出しを開けて、比較しながら考えるといいそうです。
いつか、「北斗の拳」と「からくりサーカス」の比較なんて書いてみたいな。
北斗の拳の終り方、ケンがリンを残して去っていくのがあまりにも虚しい感じがしたので。
でも、テーマが大きい割にしょぼいことしか書けなそう(´Д`;)



p41

なぜ福田さんは、三島由紀夫をすぐ受け入れてしまったんだろうか?それは、あらゆる運動において、より過激な論調を出したほうが強いんですね。優勢になる。過激な論、青年将校の言辞に対しては、つい、「その通りだ」と言いたくなるもんなんです。左翼は小児病に大して弱く、右翼は直接行動に対して弱い。そのときにちょっと待ったをかけるのは大変な勇気を要することなんですね。乱暴なことの方がカッコいいからな。

小児病に弱いという表現が分からないけど、過激な論調が優勢になるというのは「確かに」と思いました。

p99

社交的な人間だから孤独が深まるし、孤独があるから社交的なんだというふうに捉えるわけですね
もともと一人の人には孤独もないんですね、ということで同感でした。
p104

「読書は人間がベッドの上でおこなう二つの快楽のうちの一つである」
もう一つはセッ◯スなんでしょうけど、睡眠の快楽が抜けていると指摘
ベッドの上の快楽なんて表現、考えたことがなかった。


2012/01/02

12月の読書メーター

12月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1134ページ
ナイス数:20ナイス

迷子の自由迷子の自由
面白かった/自動網戸 香港で蚊が多くて蚊取り線香を6本焚いて翌朝一家4人が死体で見つかった話/自然音痴 ものの名前だ分からないとそのものを認識できない/逆襲 SARS、鯉ヘルペス、鳥インフルエンザ、狂牛病は動物の逆襲/インドでは、牛やヤギや犬が放し飼いで街の中で共存している、東京に帰ってくるとそれが無くて不思議な感じがすると/自分が思ってることと同じ考えや、同じような思想の芽があると受け入れれれるんだと思う/重慶、蒋介石、日本軍、空襲、地下迷宮、魔窟/ 昔話 記録が残っていれば要るほど記憶は逆に曖昧になる
読了日:12月30日 著者:星野 博美
↑打ちのめされるようなすごい本に出てた謝謝チャイニーズの作者として覚えていて、図書館にあったので借りてみた。日常生活や外国の滞在先での違和感を感じたことが語られている。

打ちのめされるようなすごい本 (文春文庫)打ちのめされるようなすごい本 (文春文庫)
古い本から新しい本まで、日本の本から外国の本まで、この本なくしては出会えなかった本と出会わせてくれる。素晴らしい 書評も血が通っていると感じるし、きっと紹介される本も血が通っているんだろうと確信している。娯楽本?のイン・ザ・プールや空中ブランコが 紹介されていて嬉しかった。この本を読むと、知らなかった知識を教えてもらう快感が溢れている。書評をよむと書評された本が読みたくなる。 南京大虐殺や健康志向のナチスなど。そんな政治的な話だけじゃなくて、笑える本泣ける本考えさせれる本など多彩です。
読了日:12月18日 著者:米原 万里
ミーナの行進ミーナの行進
よい本なんだろうけど、ハマれなかった。おっさんには向かないかもしれない。朋子がミーナの感想の受け売りを、さも自分が考えたかのように、図書館の青年に話して褒められたり、図書館や配達員のお兄さんのことを隠したり、小さな嘘を平気でつけるんだと思った。カバにのって行進する少女の姿がちょっと想像できない
読了日:12月01日 著者:小川 洋子

2011年12月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

2011/12/25

打ちのめされるようなすごい本 P496 日記は「ゴミ」が多い

イラクのアメリカ占領下につづられた読み応えのあるwebの日記に対するものとして、書かれた言葉
「愚見ではインターネットに公開されている日記には退屈な日常をだらだらと緊張感の欠片もない心情吐露を交えて独り善がりに綴った「ゴミ」が多い

 ところが、アメリカ占領下のイラクという、私生活が国の運命と直結し、国際政治に翻弄される時空間が、この日記に私小説的な枠に収まり切らないダイナミズムを与えた。

ピント張りつめた日常の中で、著者の神経は研ぎ澄まされ、占領下の日常の細部を卓抜に活写すると同時に、知的な批判精神、冴え渡る毒舌で笑わせ、豊かな感情で心を揺さぶる。
Amazon.co.jp: バグダッド・バーニング―イラク女性の占領下日記: リバーベンド, Riverbend, リバーベンドプロジェクト: 本



自分の日記がゴミだと自覚があったのでドキッとした。どうしたらゴミでないものが書けるか分からない。
「古池や蛙飛びこむ水の音」なんてのも池にカエルが飛び込んだだけというものだけど、後世に残る名句としてある。表現力かな
多分、退屈な日常をだらだらと独り善がりに綴ってもいいんだと思う、自分でそれに何かしかの感情があれば、かな

2011/12/19

がんは、人が安らかに死ぬための装置 打ちのめされるようなすごい本から p502 -いや苦しんで死ぬ死刑宣告か

『がん治療総決算』近藤誠
がんは、人が安らかに死ぬための装置 
>そうであるなら、がん保険もいらなかったかな、んーでも、安らかに死ぬにもお金がかかりそう
苦しみのたうち回って死んでいく親族の姿を見てきたんだけど。。

>アンチテーゼ的な本の罪
それに、米原さんだって、子宮とか腹膜とか全摘出していたら、転移は免れて、もっと長生きできたかもしれない。いろんな本を読んで、自分が決断した結果なんだろうけど、長生き=善と考えたら、「身体を切ることは寿命を縮める」なんて、罪な考え方だと思う。切らない結果、寿命が縮まったなら。

「ダンゴ丸かじり」東海林さだお 打ちのめされるようなすごい本 米原万里


海外赴任した人のところに、この本を置いてきて、後で苦情の電話がかかってきた話。
たくあんの丸かじりや、うまい鰻重、理想的なラーメン、モスクワに赴任していては、食べることの叶わない旨そうな日本食の記述は確かに酷だ。
故郷の日本食が無性に食べたくなる身悶えする気持がすごくわかって、すこし涙が出た。
ピョートル・ワイリとアレクサンドル・ゲニス『亡命ロシア料理』
「人間を故郷と結びつける糸には、じつに様々なものがなりうる。偉大な文化、雄大な国民、誉れ高い歴史。しかし、故郷から伸びているいちばん丈夫な糸は、魂につながっている。いや、つまり、胃につながっているということだ
これは、もう、糸などというものではなく、綱であり、頑丈なロープである」

猫が美味しそうに魚を食べてると、自分も美味しいものだとおもって余計に突っついてしまう、日本食に恋焦がれる人がいると、日本食のありがたみを味わいたくなる、そんな感じ。

いや、違う
多分、芥川龍之介の芋粥みたいに、欲しくても容易に手に入らない飢餓感みたいなのが積もり積もって強烈な欲望になるんだろう。
逆に、江戸時代の将軍様と大奥のように、満たされすぎたら、何も良いものではなくなってしまうんだろな。
全然違うかもしれないけど、子供部屋には、パソコンとtvを完備している。
遊ばない環境から、大学の、誰もなにかやれと強制しない自由な生活になったとき、
自己制御が出来なくなった自分の苦い経験から(汗;
オンラインゲームにはまった経験から、早いうちから、そういうものに耐性をつけて、
例えば、オンラインゲームの限界とか、やりにくさを知らしたいというのがあった。飢餓感を起こさせないように。

2011/12/01

11月の読書メーター

11月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:859ページ
ナイス数:32ナイス

パンツの面目ふんどしの沽券パンツの面目ふんどしの沽券
著者には失礼だが、私には地雷だった。便所紙を使わないソビエト人の話から、あとパンツについてのウンチクというか民俗学?的な考察が延々と続く。思うに、アカデミックな情報提供者に敬意を表するあまり、学術的な話に傾き過ぎたのだと思う。 読んでるうちに、「もうええわ」と思って挫折した。amazonのレビューに、面白いと思わせる「落ちがない」とあったが、まさにそのとおり/「魔女の1ダース」「真昼の星空」等々の傑作と紹介されているのでそちらに期待
読了日:11月13日 著者:米原 万里
猫を抱いて象と泳ぐ猫を抱いて象と泳ぐ
おばあさん、おじいさん、弟、マスター、ミイラ、老婆令嬢、総婦長さん、エチュードの老人たち、いろんな人の愛を受けつつ、それが暖かいんだけど、リトルアリョーヒン自身は、自分はそれを返すのに値しないと思ってるようで切なく悲しかった。なんでミイラを海底から連れ出さなかったんだろう。。最後の総婦長さん、ゴンドラのシーンがよかった/「博士が愛した数式」の博士も、アリューヒンも自分から踏み出して相手に最大限の関心と敬意と保護を与え理解し、その結果相手からも大事な、なくてはならないものになった。ふたりとも相手と、ものすご
読了日:11月12日 著者:小川 洋子
真昼の星空真昼の星空
千夜一夜物語のように、短いコラムが楽しい。違う角度から世界を見せてくれる。不便な旅の方が興奮する、きれいで整ったストレスのない旅は寂しい、など。星新一のショートショートのように面白い。眠る間際のベッドのお供によいと思う
読了日:11月11日 著者:米原 万里

2011年11月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

2011/11/12

猫を抱いて象と泳ぐ 小川洋子 P253

老婆令嬢p253
「そう、だからチェスを指す人間は余分なことを考える必要などないのです。自分のスタイルを築く、人生を表現する、自分の能力を自慢する、自分を格好よくみせる。そんなことは全部無駄。何の役にも立ちません。自分より、チェスの世界の方がずっと広大なのです。自分などというちっぽけなものにこだわっていては、本当のチェスはさせません。自分自身から解放されて、勝ちたいという気持さえも超越して、チェスの宇宙を旅する・・・。それが出来たらどんなにすばらしいことでしょう」

野球はどうなんだろう。職業野球では自分をよく見せないと生活できないし、最善よりも最強が求めらる。観るほうも、自分なんかは勝ち負けを気にして途中のプレーはあまり見ていなかったりする。
どこかの会議みたいに賛成と反対というボールをぶつけ合うだけの不毛な議論
弱いものを負かして勝ちをうる、利益をうる
そういうんじゃなくて、コミュニケーションのような、相手が投げたボールを受け取って、どう感じたかを相手の取れるボールで投げ返す。そういうのが大事といいたいんじゃないかと思う
チェスの対戦でも相手と対話して、相手がどんな人柄、性格なのか分かるといっている。
自分が話しても聞いてもらえなかったり排除されるようなことは悲しいし、
自分の求めてることや、困ってることを助けてくれたらすごくうれしいですね
仕事で困ってると、骨を折って動いて助けてくれる人もいるし、全然関係ないって態度の人もいる。
まあ、金を借りにきたら速攻で断るでしょうけどw
それにコミュニケーションが大事というのに限って、「お前が言うな」的な奴もいる罠

エチュードに悲鳴が響き渡った時、総婦長さんは夜勤明けで眠りについたところだった。彼女は無意識に壁の白衣をはぎ取った。彼女の生涯で、これほどすばやく白衣に着替えた瞬間は他になかった。

婦長さんにとってリトルアリョーヒンが特別な存在だったことが示されているようでうれしい。

p205 「どうして、毎回、ガウンを修繕しなければならないんだろう」
「脇がほつれたり、裾が裂けたり。それに背中は汗染みだらけになっているの」
その後にミイラに起こったことから、それがなぜだか分かるよな

p252「おばあさまの前であなたとチェスがさせたことは、私にとってすばらしい経験でした。一手一手に温かい声援をうけて、まるで駒の動かし方を覚えたばかりの、子供のころに戻ったようでした。

 p225「だからこそ君を、アリョーヒンのチェスを、海底の泥で汚したくないんだ」
「いいの。あなたがそんなふうに責任を感じたり、憤ったりする必要なんて、これっぽっちも・・・」
落ち葉を踏みしめながら、いいの、いいの、いいの、とミイラは呪文のように繰り返した。
「お願いだから大騒ぎしないでほしいの」

p210「チェス盤を見つめて、じっと考えるときのあなたの顔が好き」

最近読んだ本

hoge hogeの最近読んだ本