2011/07/01

静岡のおちゃについて中日新聞11/7/1 核心

中日新聞 核心11/7/1 記事 静岡総局  静岡茶 風評ダメージ セシウム一部で規制値超え

茶葉から規制値を超える放射性セシウムが初めて検出されたのは5/11。神奈川県足柄産の生葉からだった。
隣接する静岡県は、その2日後から、県内19産地の1番茶の生葉と、お湯出しした飲料茶の検査に乗り出した。そのうえで、規制値内と確認したとして、川勝平太知事が「安全宣言」をした。
だが6月に入り、政府が荒茶や製茶にも生葉と同じ規制値(500bq/kg)を適用すると決めたため、一転雲行きが怪しくなった。
県は19産地で、一番茶の製茶でサンプル検査し、全産地で規制値を下回ったと発表。ところが都内の別の業者が独自に検査し、規制値超えがあったと申告した。
それに基づき県が検査したところ、6/9から14日にかけ、静岡市葵区藁科地区の茶工場6ヶ所から、規制値を超える679~581bqの放射線が検出された。
さらに、フランス政府からの指摘で、県が清水市庵原地区産の製茶を検査したところ、規制値の2倍近い981bqのセシウムを検出した。
外部からの指摘をきっかけに相次いで規制値超えが判明したことに、県幹部は「一部山間部で(放射性物質が滞留する)ホットスポット的に出ている」とみる
2番茶の荒茶では規制値超えはでていない。
しかし、6月下旬、庵原地区では、製茶組合の茶工場三カ所がそろって二番茶の生産を中止。茶農家の国持秀憲さん(63)は「庵原の名前が出たことで取引が止まった。三工場の損害は、総額2600万くらいになるだろう。(後略)」
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気づいたこと、
一部を検査して安全宣言はしていないということ
都内業者の独自検査やフランスで相次いで引っかかったということは、生産県のサンプル検査が甘かった。検査しながら、もし基準値超えがあったとしたら、静岡県全体の茶葉の出荷に影響がでる、だから、異常値もわざと見逃していたのでないかと勘ぐってしまう。
車の不具合でも同じ、不具合を報告して膨大な損害額を請求されるより黙っておこうとう心理
不具合を公にしたら会社の信用に大きく傷がつくという心理
静岡の茶葉検査でもそういう心理があったのではないか、あくまで推測ですが
出荷地の検査はやはりあてにならない。受け入れの県でスーパーんなどで流通品を検査しないと、安心出来ないと思います
静岡は、茶葉の生産地加工地のトレサビリティーをはっきりさせ、どこの産地がだめというのをはっきりさせ、政府より厳しい基準で出荷制限の処置を行えば、静岡茶の信用は守れたんでしょうね
結局静岡茶全部が、放射能に汚染されている、基準値超えしている可能性があるという判断をされる結果になった。

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