2010/10/11

中日新聞論説 怪しいものは起訴すべき 10/9編集局 プロたちの限界 編集局長志村清一について

という論説が載っていた。小沢氏を起訴しない検察への批判
有罪無罪を決めるのは裁判所だから、怪しいものは起訴すべきという主張
それっておかしいし間違ってると思う
裁判で起訴されて新聞に実名が出るということは、たとえ有罪でない容疑者でも
犯罪者のように見られるし、逮捕ということになれば、社会的な時間も名誉も著しく奪われることになる
容疑者として起訴され新聞に実名が載ること自体、社会的な制裁という重い意味を持つ
知り合いでパチンコ店で財布を置き引きして、何ヶ月か後に捕まって新聞に実名がでた人がいる
やったことは犯罪で責めを負うべきだが、刑事罰以上に新聞に実名が出るというインパクトが大きかったと思う
当然会社にも世間にも知られることになるから
犯罪を犯したものの実名報道に反対するわけではないけれど、新聞に実名報道する影響の大きさ、制裁の重さを自覚すべきだ
厚労省の文書偽造事件でも村木さんは2009年6月に逮捕され
2009年11月に保釈されるまで6ヶ月拘留された(村木厚子wikiから)
多数の弁護人を揃え、自らも裁判資料を精査して、検察の矛盾を明らかにして無罪を勝ち取った
一般人に同じことができるだろうか、自分に見に覚えのないことで逮捕されて無罪を勝ち取れるだろうか。このことは読売新聞解説員橋本五郎さんもいっていた
周りは検察のシナリオ通りの証言をしてしまっている状況で
本当に起訴ということは慎重を期してすべきだ
新聞記者の仕事は批判ではない

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