2012/12/20

11月読書メーター

2012年11月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1424ページ
ナイス数:30ナイス

天地明察天地明察感想
江戸時代、暦日を作る話と聞いて硬そうという印象だったけど、全然読みやすかった。いろいろな出会いが自然に織り込まれていて、後に影響している点が良かった/会社でも世の中の動きも明察じゃないことが多いけど、世の道理を明察にしてくれる人はいないものかと思ったり/春海の顔が思い浮かばなかった。道策に言い寄られるくらいだからイケメンなんだろうけど(チガウカ
読了日:11月17日 著者:冲方 丁
采配采配感想
特に普通のことしか書いてない。見ること、人よりバットを振ること、模倣すること、自分を大成させるのは自分しかいないとこ/当たり前だけど、一流の選手や、歌手や監督の模倣なんて出来ない/3月のライオンで「信じれば夢は叶う」は端折り過ぎの言葉だと。信じて「他のどのライバルよりも1時間毎日努力し続ければ、ある程度までの夢は、かなりの確率で」叶う、とあった。人より努力するという点が同じだ。成功する人は、そのための努力をコツコツとしているということか。優勝チームを8年支えた監督の気持ちが読めて、なるほどと思った
読了日:11月17日 著者:落合博満
いじめの構造―なぜ人が怪物になるのか (講談社現代新書)いじめの構造―なぜ人が怪物になるのか (講談社現代新書)感想
本書を読んで良かったと思う点は、いじめの記事をみるとよく出てくる矛盾した概念、人間関係の希薄化-濃密、幼児性-利害計算のある大人、無秩序-過重な秩序、ネット化-リアルが、群生秩序(密閉空間でノリの付和雷同)により決定される空間でいじめが発生するからみると、浅い考えといえ、惑わされなくなること。ただ、濃密な付和雷同というより、森口朗のスクールヒエラルキーの方がすっきりして現実を写していると思った。利害計算、全能外され憤怒という概念も幾つかの現象を理解するための参考になる。
読了日:11月10日 著者:内藤 朝雄
金融腐蝕列島 (上) (角川文庫)金融腐蝕列島 (上) (角川文庫)感想
人物描写が生々しい。総会屋とかに3億とか15億とか出してしまうのは、総会で突っ込まれないため?凄いというか酷いというか。でも会社って面倒事を嫌って金で解決出来るならってとこはありますね。「失われた〈20年〉 朝日新聞「変転経済」取材班」を読んだ後だってので、上から俯瞰したあと、下で体験した感じ。
読了日:11月4日 著者:高杉 良

読書メーター

2012/12/15

そして、だれもオカネを使わなくなった。塩野七生 文藝春秋から

(以下引用)
モンティの緊縮策は日本の仕分けなどと甘っちょろいという厳しさだが、その結果失業者の増大になって跳ね返された。しかも労組が強いイタリアでは、失業手当数年もつづけて払われる。その費用は、もちろん国庫から出る。つまりモンティ内閣は、カネがいくらあっても足りないという現実をどうにかしなければならなくなったのである。
 日本ではまだ導入されていないが、イタリアでは俗に「国民総背番号制」と呼ばれるものが以前から存在した。居住者の一人一人の経済活動を把握するための制度で、私のようにイタリアでは経済活動をしていないものでも持たされ、銀行口座を開いた際には提示を求められたものだ。
 ただし、この制度を始めたそもそもの目的はマフィアなどの闇マーケットを探し出すことにあったので、検察が要求してこないかぎりは銀行には、顧客の口座の内容を財務省に報告する義務はなかった。それをモンティ内閣は来年から、年に一度の報告を銀行側に課すと決めたのである。これまではマフィア関係にのみ張られた網が、これからは全員に張り巡らされるわけ。しかもこれは、来年を待たずにすでに始まっている。権限とは、誰かがブレーキをかけなければ自然に拡大していく性質を持つ。そしてモンティ内閣は、ブレーキどころかアクセルを踏んでいる。やましいことをしていないなら恐れることはないでしょうとは、言うは簡単でも胸の思いは簡単ではない。なぜいま自動車を買い替えるたのか、そのカネはどこからきているのかといちいち問いつめられても気分を害さない人なんて、どれだけいるだろう。
 また、国民総背番号制の導入を唱える日本人の言うような、徴税業務が簡単になり、それによって課される税も納税者が納得いくものになるというメリットも、イタリアではまったく見られない。なにしろ税の業務からして、財務省から委託された私営業者が行う。しかもこの人々は脱税全滅を公約したモンティ内閣の出現以来とみに元気づき、私営業者に委託したとたんに駐車違反による罰金の徴収が市の重要な財源になったのと同じ現象が、徴税業務でも起きているからだ。それでいて、この業務を国に代わって行うことで私営の税務署がフトコロにする請負料がどれくらいの割合なのかは、駐車違反摘発のケースと同様に一切公表されていない。
 これ以外でも、モンティの登場以来、あらゆるものに課される税が増えた。消費税は22%になりそうだし、税率の高いガソリンは1リットル200円前後をウロウロ。固定資産税も、資産価値の評価がいきなり上げられたので、以前の2倍は覚悟しなければならなくなった。その結果、不動産業界は二割減、自動車は、中古市場をふくめても三割減、つまりイタリア人は、おカネを使わなくなってしまったのだ。将来への不安からだけではなく、いちいち釈明を求められ、そのたびに古い領収書まで探さねばならないという状態への、嫌悪の想いもあるのではないか。なぜなら、税金で取られるくらいならば使っちゃおう、という空気にもなっていないのだから。
 しかし、買わなくなれば売れなくなる。売れなければ廃業するか、廃業しないまでも雇用は減らすしかなくなる。イタリアはギリシャではない。製造業、それもとくに中小企業が健全だった国である。だがそれも、あらゆるハンディに耐えて保っていた努力の成果であったのだ。原発全廃を決めた代わりに原発大国フランスから買うので、やたら高い電気料。加えて製品の売れ行きの激減。銀行は貸し渋る一方だし、失業率は公式には十パーセントでも実際はその二倍。これでは「成長路線」も、いかに唱えようとも山びこでしかなくなり、取れるところからとるだけ取る「税」の重要度は上がる一方になりそう。
 このイタリアの近未来の最も悪いケースを予想するとしたら、財政健全化のチャンピオンとして世界の識者たちから賞賛を浴びて花道から去っていくモンティと後に残されて成長なしの緊縮に押しつぶされるイタリア人、になるだろうか。ローマの郷土料理が売りのレストランのメニューに次の一句が書きそえられていた。

「食うことぐらい存分にやろうよ、モンティが許してくれるまでとしても」  2012/11/24

(引用終わり)
 自分が文藝春秋のこのコラムを読んだ時、なんの先入観もなしに読み初めました。
だから、これを紹介するときは、先入観なしに読んでもらったほうがいいかなとともって、いきなり、引用から始めました。
 そして、読んでいてイタリアの酷い現状に引きこまれました。
選挙で選ばれずに選出されたモンティ首相、いつの話?と思ったら、今現在の話なんですね。
 財政危機にあるイタリアでは、今、重税政策を行なっているようです。
無軌道な国債発行、放漫財政のツケのせいでしょうか。

(イタリアの財政危機の原因については→ 欧州財政危機にみるそれぞれの事情 - ギリシャ、スペイン、アイルランド、イタリアの場合にあります。政府債務残高がGDPの約120%と積みあがったこととあります)

重税によって消費は落ち込み、失業者が増え、失業手当が増え財政が厳しくなるという、悪循環に陥っているとのこのと。 
これを読んだ感想は、うわ、ひでえでした。

地獄のような光景…ゴミに埋もれてしまった世界遺産ナポリ(らばQ)

上のリンクと合わせて見ると、イタリアとは政治の失敗した国だという印象を持ちました。

イタリアの重税とは反対の文章を見つけました。
塩野七生が叩かれる理由 08/04/04
このブログのコメントで
イタリヤ人は所得の半分程度の所得申告しかせず、国民総所得の実際は、公表規模の2倍に達するというのが常識。ムッソリーニ時代の戦争のやりかのダラシなさ、加えて、戦後、数回の経済危機を云々されながら、国としての破綻はありませんでした

 重税でも、所得把握が半分ならまだマシななのかと思ったけど、
2008年の記事だから、今は総背番号制で所得全額が捕捉されてるのかな。
日本でも導入されるみたいな話だあるけど、どうなるんでしょね。
所得把握されて一番困るのは、政治家とか金持ちの人か?w

自動車を買っていちいち、なんで買ったか私営の税務署に聞かれるなんて嫌すぎる。。

モンティの緊縮政策は失敗だっんだろうか。
マリオ・モンティwiki
を見てみると、 300億ユーロ(110円/eurで3兆3千億円)の緊縮財政をし、市場の信頼を取り戻したとあります。
引用↓
年金支給年齢の引き上げや付加価値税の2%増税、株式金融商品・贅沢品に対する課税、議会議員定数の10人への削減、公選制州政府公務員に対する給与の廃止[20]などを盛り込んだ、総額300億ユーロに及ぶ緊縮財政策を発表[21]。「この緊縮財政対策がなければ、ギリシャと同様の事態に突入し破たんしていたかもしれない」[22]と表明した。2012年6月27日には企業が業績悪化時に従業員を解雇できるよう定める代わりに失業手当を拡充させる労働市場改革法を成立させた[23]。このころ支持率は3割程度となっていたが[19]一連の構造改革により国際社会に対するイタリアの信頼は徐々に回復していき、金融経済情勢を落ち着かせることに成功した
引用↑
 例えとして、溺れてる人は、重い頭を水面からあげようとして、パニックを起こして水を飲んで死ぬとか。また、泳ぎの下手な人は、重い頭を水面より高くあげて、反動でカラダが大きく沈んでうまく泳げないんですよね。
 よくわかからない例えかもしれませんが、緊縮もありかなと。学のない者のたわごとですけどね。
景気が悪いといって、カネを刷りまくって、無理に頭をあげようとして、ばたつくより、一旦沈んだほうが浮かびやすいということもあるのかななんて。。どっかで身の程の生活にしゅうれんされるんであって、身の程を上回る贅沢をしたら、当然その借金のつけを払わなきゃいけないときはくるわけで。。
 それに、安倍さんは、会社は投資をして会社を起こし、投資をして利益を上げるんです。借金が悪いというのは間違ってるんです、というけど、 借金しないと生活できない状態で、借金をして良い生活をしようというのは間違ってるんじゃないのかな。。オカネを刷って経済成長というのが、頭の中で理解できないだけなんですけどね。。

 EUの国は自分で通貨を刷れないから、緊縮と増税と他国からの財政支援しか財政再建の手段がないんでしょうね。これ以上借金しちゃダメな人たちだから、国内経済は大変でもまともな対応と思いますけど、
日本のようにどれだけでもオカネだ刷れちゃうと、財政危機が先送りになって、それはそれで危ないんじゃないかと思ったりします。。財政健全化を目指すなら、やっぱり削るところを削って、取るところから取らないと。。
でも、よっぽど切羽詰らないと、経済失速上等で緊縮財政なんてしないでしょうね。

それで、アメリカみたいに借金するだけして、もう倒れるぅー倒れたら世界大変だよ、という脅迫で、借金チャラにしてしまうかもなんて、ちょっと思いました。そうなると、正直に緊縮していた者が馬鹿をみる形になりますね。。

2012/12/14

wotが黄色になってしまった

満足できないと。
確かに、好き勝手書いてたし。自分でもオチがないまま投げやりに文章を閉じていた。
ブログの説明「退屈な日常をだらだらと緊張感の欠片もない心情吐露を交えて独り善がりに綴った日記」と載せた。米原万里さんの本に書いてあった多くの読む価値がないブログに対する皮肉を言った文章を自戒の為に載せたんだけど、いつの間にか引き寄せられたのかも。引きづられるもなにも、まともな文章がかけてなかったという自覚はある。
特定の候補の悪口みたいなことを書いたのがいけなかったのかな。。ダメだと感じたままダメだと書いてはいけないのかもしれないな。
引用が多すぎたか、引用と自分の文章の区別があまりされてなかったか。

 以上反省して、自分の気持ちがなるべく「相手に通じるような文章」を書くようにしようと思う。やっぱり、自分が何かを感じてそれを伝えようとして書いてるわけだから。

wot黄色は、「読む価値なし」ってことで、痛い。1日数人しか見ないブログだけどw、やっぱり嫌だ。
しかし、どの投稿で低評価を付けられたのか分からないところが困るところ。

Trustworthiness 59
Vendor reliability 49
Privacy 49
Child Safety 59

12/12/20追記
broggerのすべてのブログ?のwotが黄色くなってる模様。
画面上の次のブログをみるとすべて黄色だから。
なにか見えない敵と戦ってしまった感。
でも、まあ反省して見直すことはいいことだ(・∀・)
実際、酷い投稿だったし(現在もか)

2012/12/09

三重テレビ三重2区衆院選候補者討論会をみて感想

19時三重テレビ三重2区衆院選候補者討論会
討論はしてなかったけどね、それぞれ意見を尋ねられて答える感じ。
ただ、地域ローカルのマイナーなテレビ番組で、たいして議論が成り立つわけでもないのに、なにか伝えたくなるようなものがありました。

珍道さん
話しの内容が分かりやすい頭の回転が早い感じ。
☓ 新自由主義。維新に沿った主張。消費税は地方財源に。
→確かに競争は大事。彼の主張で出なかったけど、党の主張で一度だして修正された「最低賃金撤廃、雇用規制緩和」に反対。弱者切り捨て反対。消費税も増え続ける社会保障のために上げたもので地方財源のためではないので、疑問に感じました。橋下さんのいつもの手法、はじめに受け入れがたい要求をして、相手の反応を見ながら徐々に要求をさげるやり方はドッキリする。橋下さんはいつも論破するようなやり方で主張するような気がして嫌な感じがするときがある、主観ですが。

共産の人も
◯話が分かりやすい。
☓シャープのリストラけしからん、内部留保を出せば雇用が確保出来る
→ホントか?資金繰りも窮する状態で、内部留保なんか関係ないんじゃないかと。なにか話についていかないと感じました。

自民の人は
☓話してる事が心に引っかからない感じでした。
◯震災対応で、宮城県のおばさんが、避難所に付く前に凍死?したので、津波以外の対策も必要と語って見えました。
→実体験がある分言葉に重みを感じました。
△三重県は交通渋滞がひどいという話。
→地元に住んでいて、そうは感じないんですよね。f1の混雑したときに来て、いつもそういう状態と感じてしまったのか。なので、あまり地元のことを知らないのかもと。

民主中川さん 
◯防災のはなしで、珍道さんが堤防で災害は防げない減災が必要という話と話したあとのインタビューで、震災対応、四日市コンビナートに触れ震災対応の必要性を話した。

珍道さんの主張は、震災で堤防があっても津波にのまれた田老地区のように、堤防をどんなに高くしても命を守りきれない。避難の充実などのソフト面の減災活動が重要ということだと思うんだけど、
ああ、四日市の海岸線のコンビナートがあった。あれがやられたら経済的に打撃だ。震災対応は必要だなと、なるほどと思いました。さすが、安定感というか経験の重みを感じました。
中川さんの公約やテレビの報道をみても、まったく魅力を感じませんでしたが、失礼かもしれませんが、少し見直しました。

それと、それぞれの候補の人の顔や話し方を生で(映像ですが)みれて、それぞれの人の印象も固まった感じです。やはり、公約や政見放送よりも、参考になる部分が大きかったです。

生橋下を見にいってきた

生橋下を見にいってきました
お城公園

彼の主張
競争と切磋琢磨が経済を発展させる
民間に委託する
大阪の地下鉄のトイレは、臭くて汚かった。公務員がやっていたから。
民間に開放したら、一流ホテルの清掃をやっている会社が手を上げてくれた
大阪地下鉄の売店も天下りがやっていた。品ぞろえも少なく愛想も悪かった
民間に開放したら、ファミリーマートが手を上げてくれて、売上に何倍にも増えてその売上で駅の公共料金もまかなえるようになった。

教育
子供が英語を話せるようにする。英語が話せないと国際社会に通用しない。
大学を出ても内定率は六割。日本の企業にしか就職先を探さないから。
アメリカだって、中国だって、タイだって、韓国にだって就職先を探せばいいんです
英語教育にたとえ、年1兆円かかっても、公共事業で200兆もかけるくらいなら、英語教育の投資の方が将来的にお釣りが来るくらい有効であると。大阪ではipadを導入して、外人の英語教師も招いた。数十億円かかるがやる。

公共事業
どんなに、橋や道路、トンネルを掘っても経済は発展しない。公共事業をどんなにやっても、シャープやパナソニックは復活しない。売れる商品を作れないから売れない。昔はウオークマンが売れた。今は夜間電力をつかう充電式の扇風機がバカ売れしている。iphone5が発売されたら、iphone4がまだ使えるのにみんな買い換えた。商店街が売れないというが、インターネットの商店は繁盛している。知恵の問題であると。需要に見合った場所、商品を出さないから売れないんだと。

農業
若者がこない産業は衰退する。農業に若い人が入らない。商社にすれば、若者が入ってくる。企業化が農業の発展に必要だ。日本の農産物は美味しい。海外で何十倍の値段で売れるです。

甘えている。今の選挙情勢は厳しい。日本人は変わりたくないんですかね?

珍道候補
頭が良い感じ。頭の回転が早い。国会で答弁もできそう

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橋下氏の演説をきいていると、なにか元気になる。愚か者の文章を読むと自分も感化されて元気がなくなるのと対照的だ。

いま、「ルポ貧困大国アメリカ」を読んでる
自由主義の負の部分を知りたかったから
以下、この本に影響されて、新自由主義、市場主義否定の感想を書く。

 TPP混合医療の解禁は危険だと思う。命の分野の民営化は、命の切り捨てにつながり酷いことになりそう
皆保険も非関税障壁として外資の保険会社に訴えれれるだろ
そうすると、国は皆保険でない部分もつくって、自己負担を広げ、民間医療保険でまかなう部分を作るようになる。政府は医療費削減できて嬉しいわさ
医療保険の会社も利益が上がる狙いが叶う
医者は、医療保険会社への申請の手間が増える、個人が申請するなら、その病気、薬が保険対象外なんてこともアメリカで起きていて、全額自己負担になることもある。高額の医療費で破産する中産階級もいるらしい
実際ニューヨークの盲腸の手術は243万円/1日ということ
月々の保険料が払えなくなって無保険になり、病気が重なると破産し、貧困へ転落する
アメリカがそうだという。そんな国になるのはゴメンだ
アメリカの医療は、医療保険会社に支配されているらしい

 一度導入すると、労働の派遣業のように止めるわけけにはいかなくなる
いま、派遣を廃止して正社員化を義務付けられるか
労働コストも上がり企業も反対するし、派遣社員も首を切られて反対するだろう
一度そういう枠組みを作ると、正社員化「すればいい」ではすまなくなると思う
一度皆保険を崩すと、もとにもど「せばいい」はできなくなる。今までの保険料が無駄になるから



>橋下さんの「変わるのが嫌なんですかね」に対して
変わるのが嫌なんじゃない。自由主義的な負の臭いがプンプンするから嫌なんだ
最低賃金廃止、解雇規制緩和は貧困が拡大する。企業は喜ぶ
救貧法wikiで、安い賃金に国が保障するようにしたら、企業が低賃金で雇うようになって、救貧税が重税かして、税金を払えなくなった農民が貧民へと転落したとあった。働いても働かなくても金が貰えることで勤労意欲もそぐ結果になったと。
だから、最低賃金廃止、解雇規制緩和に反対する。
貧困を加速する。

>日本の農産物が海外で何十倍の値段で売れるについて
農業だって、日本の放射能にまみれたと思われてる農産物が売れるのか
しかも円高で。何十倍の値段で売れるわけがないだろ

>橋下さんの信奉する競争主義について
競争が経済発展につながるというのは、確かにそのとおりと思う。
しかし、竹中平蔵の世界は、あとで閉められない扉ではないのか。
<あとで閉められない扉は開けてはならない>。そんなペルシャの諺(ことわざ)。
 橋下氏の言葉にも甘えという言葉があった。 アメリカのサブプリムは貧困ビジネスであったと。そいう貧困ビジネスの餌食になるのも甘えなんだろうか。銀行が不動産会社や自動車会社と結託して甘い話を持ってきて、数年間は必死で返済して、その後破産して、家を買う前よりひどい状態になって放り出される。手術をするだけで数百万かかって貧困に転落するのが、「甘え」なんだろうか
極端な例か?でもそういう貧困に陥らない方策を考えること。ブレーキを考えることが、アクセルを踏むときには必要なんじゃないかと思う。
橋下、竹中平蔵にはアクセルしかない

>tppについて
TPPで国内農業が勝てないから、戸別保障で「介護」しながらやるって話でしょう
それも非関税障壁で訴えられたらどうすんだろうね。税金払うのは一般国民でしょ。得をするのは輸出企業

しかし、TPPは、アメリカとの関係で拒否できないものかもしれない。 農業で失業者が出ないように、医療で皆保険が崩されないように、医療保険会社による医療支配、政治支配が起こらないよう手立てが必要と思う。

まとめると、 経済発展には、橋下氏がいうように競争と切磋琢磨が必要だろう
珍道氏も頭の回転が早い感じがして、国会に送りたい気持ちもある。
しかし、竹中平蔵的政策は、貧困を拡大し弱者が眼中に無い点で危険だと思う。

 地方分権もピンと来ない。地方が強くなったら国が強くなるという理屈が分かんらない。
地方は地方、国は国それぞれバラバラにやってたら、やっぱりまずいでしょ。

地方の長が国政をやらないとよくならない言う理屈も分からない。
ただ、地方の実情が分かった人が国政をするのは、いい事と思う。
じゃあ、滋賀県知事の嘉田さんが国政にいったら、上手くいくの?大村知事は?
橋下さんは県知事、市長を経験しているので、国政に出たらうまくやれるは、今までの彼の手腕から見て信ぴょう性があっても、それを一般化して、地方の長を経験しないと国政なんて上手く出来ないは言い過ぎ、誤謬。
いやむしろ、地方でうまくいったから、国でもうまくいくという考えは合成の誤謬の可能性が高い。
合成の誤謬 wiki
領国経営において緊縮財政による財政改革に成功した徳川吉宗松平定信の改革が失敗したのはこれによる。
とあった。まさにこれ↑


以下、マサリクの精神の言葉から、新自由主義、競争主義、国を守ることについて考える。
マサリクチェコの精神から
「政治の直接の目的は、人の命をたいせつにしてむやみに失わせないこと、国民の力を適切に扱うことです。野蛮さと真の文化の程度は、個人と民族がいかにして人命を大切にするかに従って測られます。それも、単に戦時だけでなく平時においてもです。ボルシェビキは反戦を唱えながら、自分の同胞の血は惜しまないのです
国の目的は、国民の命、生活を大事にするとであり、国益の為に国民の生活を蔑ろにすることではないと。
 もしも多くの不屈で勤勉な人々が、自分にできる最良のことをなそうと繰り返し努めることがなかったならば、状況はまだどれだけ悪かったかは、想像も出来ない
 橋下氏の競争と切磋琢磨は、マサリクの言葉とも符合する。本質的なことかもしれない
自らのアイデンティティを失った人間、あるいは自らのアイデンティティを守りぬこうとする努力を放棄した人間、虚偽と馴れ合い、長いものには巻かれた人間は、支配者に操作され、その傀儡と化し、巨大な悪が寄生する宿主となる。
民主に投票すること自体が、事なかれ主義なのかもしれない。
支配者に操作され、傀儡と化し、巨大な悪が寄生する宿主となるのかも
うーん、迷う。実際、各党の公約を比べて、維新が一番クリアだ。
しかし、石原さんの言う「自立した日本を作る」には賛成だけど、戦争賛美の憲法改正には反対だ。

2012/12/02

石原氏会見 2012/11/30

結構面白い。閲覧数が数百と少なくて、とてももったいない。
石原さんと橋下で意見が全く隔たってるのが分かる。原発、消費税の地方税化、公共事業
それぞれコアな考えが隔たってるのは、問題だ。石原さんは、大阪の奴らは未熟だという
橋下さんは消費税の地方税化は譲らないだろ
お互いが話しあいながら、国民にとっていい方向にいってくれたらいいが、これでは白紙委任だ。
石原さんの話を聞いていると、大阪のやつらとくんだことで足を引っ足られてると感じられる。
この動画を見る前は、石原という右翼と組んで投票できないと感じたけど、
見た後は、大阪が理念に走りすぎて、解雇規制緩和、最低賃金撤廃など、石原さんが足を引っ張られてる感じ
確かに国会議員の年寄りはボケて視野狭窄かも知れない。官僚は新しいことに対処できない
でも、日本を維新の社会実験の場に提供するのは危険すぎる
少なくともトップは何をするかを意思統一すべきだ


石原慎太郎「日本維新の会」代表記者会見主催:自由報道協会 1/4

この国はまだまだ力がある。その力が発揮できないのが悔しいのと忌々しいので

円高の理由
円の強さは絶対だ。ドルが危なくなってきた
アメリカの州でドルで税金を納めない提案があった。金買って(金貨で?)納めろと
それくらいドルが(自分の国内ですら)信じられなくなっている

日本が抱えている債務938兆円
ところが日本はもっとお金がだぶついてて
日本の国民が持ってる個人金融資産はなんと1515兆ある
それを回すようにしたらいいが、役人の才覚がないのと政治家の才覚がない
ナベツネさんからだったか聞いた話だったか、
家に聖徳太子の札を数百億円持ってる人がいる
そろそろ福沢諭吉に替えようかとしたが
こんな巨額のものを使うと税務署に調べられるから止めとくかということになった
お金を使わせる工夫をしないといけない

相続で無利子国債を買わせる
事業を起こし赤字を政府が補填する
米国債はいつパーになるかわからない
米国債もアメリカが危ないから売れない
担保にして金を借りて基金を作る
シベリア開発の事業をやるという話もあった、ロシアは金がない、技術がない、ロシアは人口も減っている
プーチンはシナが嫌い
>思うんだけど、支那人と商売すると、相手のほうが上で?痛い目をみるからか。その点日本人は正直だからとか
官僚、継続性と一貫性がプライドだと
会見する記者は視野狭窄、政治家も同じ
(野田にばっかり質問が集中する)あんな人間に質問したって意味が無い
あとは、どうせコミュニストの政府(民主党)はもたないから
水俣の離島は隠してるが水俣病
水俣特産のハモを卸している大阪のハモ料理屋の親父が水銀中毒になった

石原慎太郎「日本維新の会」代表記者会見主催:自由報道協会 2/4


なにか思い切ったことをやろうとしたら、邪魔をする
東京でうまくいったことを、大阪が真似をしてくれる
こんなうれしいことはない


記者:公共事業はどうするか、減らすのか維新は国政を知らない。世間に通用しないところもある
国政レベルで発足したらすり合わせしていく

記者:ヘリテージ財団
米国は日本の政治的変化を利用して同盟を深化すべきである
日本はいまナショナリズムが高揚している
しかし、これは中国を対象としてだけ起こっており
米国はこれを致命的重要ないくつかの政治的目的を達成する絶好の機会だと
つまり、政治利用できると
アメリカの安全上必要に見合うような防衛支出の増大を促す
アメリカ軍が負担していたものを軽減する、肩代わりさせていく
日本と韓国を一体化してアメリカの軍の下請けにしようとしている

石原
アメリカの言ってることは半分当たっている
日本はアメリカの妾に甘んじてきたが、そうもいかなくなってきた
アメリカもだんだん国力が衰退してきた
アメリカの要望に答えて行かなければならない
が、アメリカの傭兵になる必要はまったくない
>アメリカにとっても、日本の傭兵になることもまったくない!
日本が自分の国の防衛を自分でするような
刀の小口を切るような実力を持つべき
尖閣
(都所有化提案の前段で)、今年の2月に人民日報が、尖閣を核心的利益として確保すると出した。(日本にとって)自分の家に強盗に入るぞと言われたも同然で、それに備えるのは当たり前じゃないすか

>原発をどうするか
原発をなくすと電気代があがる
オイルショックでアルミ業界がほぼ全滅した、1社しか残らなかった
経済的な影響をしないと暴論に近い
石原慎太郎「日本維新の会」代表記者会見主催:自由報道協会3/4


坂井三郎
素晴らしい戦争、戦争して植民地が開放された
米国の若い記者がメモを石原に渡した、石原、お前は極右の気狂いだと
大学生が、日本がアメリカと戦ったのを知らない
>あの悲惨な戦争が素晴らしいという。戦後もう二度と悲惨な戦争を起こさないと記された平和憲法を、醜い日本語で綴られた文章を言うわけだ
戦争の経緯とか知らなかったりする。勉強しなきゃと思う。

数学者、関孝和 微分積分を世界に先んじて
>天地明察キター

石原慎太郎「日本維新の会」代表記者会見主催:自由報道協会4/4


記者:最近の日本人は政治選挙とか日本に関心がほとんど殆ど無くて
そんなかでも日本をよく出来るのは日本人であり庶民でありその中でも少しずつのリーダーであると思う
どういった方法で庶民レベルに気付かせますか
>それは違う。先の戦争で一番戦争を扇動していたのは、町の有力者だった、商店主や神社の神主とかだったという。町のオヤジどもをその気にさせることがいい方向に向くとは絶対思わない

日本が中国と戦ったら必ず勝つと
>ホントか

この国は貧乏だけど貧しくない
(共産党)、お前らライスカレーのラッキョみたいなもんで、ラッキョを主食で食う馬鹿いない

2012/11/27

憲法は「押し付けではない」 この人から受け継ぐもの 井上ひさし

ほとんど同じ時期に、憲法は押し付けられたものではないと、押し付けであるという正反対の意見を見ました。
それぞれの意見を引用して紹介します。
憲法の芽は第二次大戦以前の大正デモクラシーのころにあり、日本の敗戦を期に、民主主義を取り戻すために、国会の議論を通して作られたものです。
(以下引用) 
昭和二十年から二十一年にかけて百六十いくつの民間憲法が出来て、そのいいとこが全部入ってます。それからアメリカの独立宣言から、フランスの人権宣言、国際連合の憲章、不戦条約、すべて入ってますから、あれは押し付けられたものではなんでもないんです
(引用終わり) 
 ということです。
  (長いですが、以下引用)
この人から受け継ぐもの 井上ひさしから
憲法は「押し付けではない」 
p19ここまでまとめますと、吉野作造博士がいうのは、憲法は国民が時の政府に向かって発する命令です。だから憲法は国民の側から時の政府、これはいろいろ政権が変わりますが、とにかく時の政府に向かって発している命令の束です。法律は時の政府が国民に発する命令の束です。常に憲法は法律に優先する。今僕らがそれが常識みたいに思っています。そして政府の法律が国民が発している命令に合っているかどうか、それを試すためにもう一つの司法が必要である。つまり今でいう最高裁判所です。
 日本の最高裁判所は戦後出来て、あまり仕事をしていませんが、本当はもっと仕事をすべきです。政府が作る法律が憲法と整合性を持っているか、違うか合っているかということを国民に代わってやるのが、最高裁判所の本来の仕事です。だからわれわれは裁判官を審査するわけです。なぜ裁判官を審査するかというと、最高裁判所の裁判官たちは、政府がたくさんの法律をつくりますが、それは憲法の下位概念ですから、憲法に合っているかどうか国民に代わって常にチェックして行かなければいけないからです
 これが吉野博士の中心的な考え方です。ただこれは当時としては、かなり危険な考え方です。今は普通ですが、私たちが吉野作造 のそういう基本的なことを理解しているかといえば、ちょっと疑問符がつくと思います。 昭和二十年から二十一年にかけて、新憲法制定とかいろんなことがありました。今日本国憲法が「押し付け」であるという論者がかなり増えてきましたが、こらは全く卑怯な、しかも実情に合わない俗説です
 というのはポツダム宣言、あれは条約ですが、あの中に日本の「民主主義的傾向の復活強化に対する一切の障礙を除去すべし」と書いてあります。日本は戦争に負けたために、あの条約を受け入れた以上、あそこにあるもの全部実行しなければ条約違反ですが、日本にかつてあった民主主義的傾向を復活させろというのも条件の一つです。
 それが何を指すかというと、大正デモクラシーです。実は第一次大戦が終わって、あまりにひどい戦争だったのでみんなショックを受けて、国際連盟ができます。ペンクラブもそのへんにできたのですが、世界がもう戦争をしない、話し合いで全部すませていこうという世界的な流れができたときに、日本にもデモクラシーという大きな波が、それまでの準備で盛り上がったわけです。
 それがやがて昭和に入って、統帥権の独立、つまり天皇あるいは宮中と軍部がいかに国の運命を決めていくようなになる。満州事変で関東軍が独走しますよね。これはいろいろな問題があったのですが、独走したのをよくやったと勅令で天皇が認めます。そうすると軍部は、満州事変のように自作自演でほかの国に攻めていく方法を天皇が認めて下さったので、それからは功名争いみたいに、どんどん軍部が独走していくわけです。だから昭和天皇に責任があるとすると、その一点です。満州事変を勅令で認めてしまったということは昭和天皇の責任であろうと僕は思います。それは昭和天皇個人というよりも、周りです 。
 いずれにせよ、そのへんまでは吉野作造博士や河上肇博士、もちろん草の根に至るまで、大きな動きとして国民一人一人の顔がはっきりしてきました。そして、たとえば吉野作造が言ったように、もう少し天皇のやり方を制限して議会と憲法でやって行かなければだめだ、政治は国民がもとになっていなければだめだという動きが、大正時代に盛り上がったわけです。ポツダム宣言はそれを指しているわけです。 
 だから押し付けというよりも、昭和二十年後半、四十代より上の人たちは、それは昔あったじゃないかという感覚だったのではないでしょうか。僕の表現で言うと、古い子守唄がふと聞こえてきて、そう、そういう時期が日本にもあったんだよということです。だからあの憲法を、世論調査で80%ぐらいの高い確率で歓迎したわけです。そして戦争中のように、天皇とその周りがあまり権力をふるわないなら、あるいはほとんどふるわないなら天皇制を認める。そういう世論調査がたくさん残ってます。
 戦後、日本が日本国憲法を受け入れたのは、日本にはその下地があったからです。民主主義というか、当時は「民本主義」です。作造自身も後半には「民主主義」という言葉を思い切って使っていますが、そういう動きが作造をリーダーとして日本の各層にあったために、あの憲法はすんなり受け入れられたのだと思います。
 アメリカ政府、ブッシュ政権がイラクの戦後について、日本を管理占領した時代のやり方でやるのだというのは、歴史的認識としては間違いです。イラクはそういう時代がなかったわけです。サウジアラビアは今でも憲法も議会もないんです。だから遅れているという意味ではなく、日本にはそういう素地が完璧にあったわけです。
 ですから日本国憲法は押し付けらたわけではなく、強いて言えば、アメリカが思い出すきっかけを与えてくれた。なおかつ日本国憲法の中には、昭和二十年から二十一年にかけて百六十いくつの民間憲法が出来て、そのいいとこが全部入ってます。それからアメリカの独立宣言から、フランスの人権宣言、国際連合の憲章、不戦条約、すべて入ってますから、あれは押し付けられたものではなんでもないんです。日本人がもともと持っていたけれども、途中十五年間、司馬遼太郎さんの言い方で言いますと鬼胎、鬼から生まれた子供がそれを隠していたということだろうと私は思ってます
 つまり吉野作造が理想とした、あるいは当時説いたことが、いま実現していないのです。拉致問題はアメリカ政府が本腰を入れて日本政府が助けて、結局、なんでも議会を外している。拉致問題は国会全面的に討議すればいいと思うんです。どうしたら拉致された人を取り戻せるかということを、議会で議論しないで、結局は議会の外ですべてが決まっていくというのは、昭和初期と同じ政治のあり方です。
(以下引用)

「日本を変え、日本人を変える」 石原慎太郎 文藝春秋 2012/12
憲法改正より新憲法を作れ
なぜこの国、そして日本人がここまでおかしくなってしまったか。それは根本的なこと、最も肝心な問題から目を逸らし続けたからです。
 その最たるものが、占領軍によって押し付けれられた醜い日本語で綴られた日本国憲法にほかならない。日本の自立を縛り付けるこの憲法を、アメリカがどれほど高圧的に与えたか、白洲次郎氏から度々聞かされたものです。
 現在、日本はシナ、韓国、ロシアの三国によって、領土への不当な攻撃を受け、北朝鮮には同胞が拉致され、今なお解決に至ってない。しかも、シナ、ロシア、北朝鮮はいずれも核兵器を保有し、事あるごとにその牙をちらつかせて恫喝を繰り返している。こんな状況に置かれている国家が、世界中他にどこにありますか。にもかかわらず、その国の憲法では、集団的自衛権すら否定され、領空領海に対する侵犯すら極端な自制を強いられている。
 弊害はそれだけにとどまらない。「絶対平和」という空想的な理念を植え付けられた日本人は、自らの安全が決定的に脅かされつつあるという現実認識や、振りかかる火の粉は自分で払うしかないという常識すら失うに至っています。さらに、権利のみが強調され、それに伴う義務を軽んじた憲法の歪みが、日本人の我欲を培ってきた面も、忘れてはならない。
 どんな法学者に聞いても、占領統治下に占領軍が作った統治のための基本法に、独立を果たした後も拘束されるなどというケースは世界的にも存在しない。美濃部達吉、清源一郎、共産党の野坂参三までもが、この憲法の無効性を訴えてることも思い返す必要がある。
 実情が合わないどころか国家の危機すら招き、正当性も疑わし憲法を、日本人は自らの手で作り直す必要があります。もはや個別の条文を姑息に少しずつ手直ししたりする「憲法改正」は迂遠にすぎる。今の憲法を廃棄し、すでに作らている幾つかの草案をもとに、新しい憲法を作るべきです
(引用終わり)
 安倍改正案にみるような、人権の上位を、公共の福祉から公益の秩序に書き換えるよな考え方なら、改正には賛同出来ない。戦争の放棄を問題にしてるのはわかるけど、それ以外に具体的にどこが醜く変えるべきといっているのかわからない。国の秩序のために国民の命が失われても構わないと取れるよな新憲法を考えているなら、賛同出来ないし、石原維新に投票もしたくない
ただ、目を背け蔑ろにしてきたものに向きあうべきという考えは、尖閣にしても憲法にしてもそう思う。
安倍さんの金融緩和に反対した民主野田さんに対する再反論で、金融緩和は白川総裁の恩師の学者も支持しているといっていた。上の石原さんも美濃部達吉など著名人の名前を出して、主張を強化しようとしている。権威者がいってるから正しいんだという主張は、説得力はあっても、その中身を何も保証しないんじゃないかと思ったりする。
 逆に井上ひさし氏の方も、ポツダム宣言は条約だから守るべきというのは、敗戦時に否応なく結ばされた条約なので、必ずしもいつまでも守るべきものではないとは思う。

思うに、井上ひさしの上記の本にあったんだけど、

ジョン・ダワー著「敗北を抱きしめて」では日本のことをclient stateと書いている
client stateとは
client stateの意味や和訳。 【名詞】【可算名詞】〔大国の〕従属国,依存国  
client stateとは。意味や和訳。顧客国:政治的・経済的・軍事的に他の国に依存した状態の国
憲法で戦争を放棄し軍備を放棄したから、国防とか意識が自立国とは違った異常な状態。危機に対してはアメリカに全面的に頼ってしまうしかない状態になったということか。それを醜い日本語で綴られた日本国憲法と。  
(以下引用)
強いられた死、幻想の回路 同じく「この人から受け継ぐもの」井上ひさしから
 アメリカの場合は、作戦前に参謀たちが集まって、数字の上だけでも、とにかく生還率が50パーセントを超さないと、その作戦は採用しないという厳重なルールがあるのです。三十パーセントしか生還率が見込めないけど、作戦の立て方あるいは表現のしかたで、六十パーセントあるからやろうというようなことはたしかにあったかもしれませんが、建前としては、「半分以上の兵隊が帰ってこない限り、その作戦はやるべきではない」という不文律があるのです。
 ところが、日本の場合は、生還率十パーセントなんですね。「九死に一生」というのはまさにそのことです。百人の兵力を投じて十人還れば、その作戦は採用してもいいということなです。ですから、決して、人の命を大事になどしていない--大事にしていたら戦争は出来ないわけですけども、一銭五厘の召集令状ひとつで若者をかき集めて、その人たちに「死ね」という命令をした人たちがいました。今度は、死んだ若い人たちがもう何もいえないことをいいことに、その人たちを勝手に選別して、勝手に神様にして、そして、天皇のために忠死したものすべて神様になるという幻想の回路を作った。さらにまた次の若い人たちをその回路にはめ込んで死にに行かせる。僕は、こういう構造は、頽廃しきっていると思います。
(引用終わり)
紙切れ一枚で死地に赴けははゴメンだな。。国を守るのに軍事力も必要とは思っていても、いざ自分や家族がとなると、ちょっと待てって思う。

憲法の国会での議論
「権利行使には義務が伴う」ってのは社会党の主張だったんだが・・・(ブログ)hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
長くて、文章も古いし難しい漢字もでてくるので読みにくいけど、確かに、国会で議論されて文言が吟味されてる。なので、押し付けられたものではないです。これすら社会党という左翼がつくったものだから認めなられないという話になるのかな。

2012/11/10

10月の読書メーター

2012年10月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1781ページ
ナイス数:41ナイス

つめたいよるにつめたいよるに感想
あくまで児童書っぽくてダメだった/どこかのスレに、試験でデュークが出て、生徒も試験官も号泣って出てたので読んでみたけど
読了日:10月28日 著者:江國 香織
失われた〈20年〉失われた〈20年〉感想
流石、商業誌の秀英がまとめた渾身の現代史の力作。朝日といって馬鹿にすることなかれ。1筋のどうすべきかという思想を元に両論併記の証言でつづられている。プラザ合意の円高誘導後バブルが発生し、その後資産価値の下落局面に入りBIS規制=貸出規制でトドメをさされたと。何が悪かったか分からない。平成の高橋是清?の宮澤さんも、財務省、経団連に反対されたら何も出来んよな。中曽根さんの日本を不沈空母にする発言は今でも覚えてる。プラザ合意発動時期で米国に尻尾を触らざるを得ない状況だったのかな
読了日:10月28日 著者:
植物図鑑植物図鑑感想
図書館の棚にあったので借りた/読んでて、女版のラブプラスと思った。自分に都合のいい異性という意味で。美少女が降ってくるラピュタとも思った。で、途中で投げ出しそうになった。あんな感じの彼氏にも旦那にもとてもなれない。あんなん、いねーよと毒づいた。無理だ、万能主夫で、噛みません、しつけができたいい子って。樹がいなくなるのも、はじめに示されていた/でも、流石、有川浩、ツボを心得てるというか、見事にはまった。後半、樹がしゃべる場面の実在感が半端ない。ラブプラスは現実という言葉と同じく、樹とさやかをリアルに感じる
読了日:10月16日 著者:有川 浩
子どものトラウマ (講談社現代新書)子どものトラウマ (講談社現代新書)感想
~かもしれないという語尾が多くて、なんだかなあと思った。/虐待の再現行為、学校に行っても、里親に貰われても、親になっても、再現しようとしてしまうという/親は、子どもに自分を満足させることを求めてはいけない。自分の欲求を子どもを使って満たそうとしてはいけない/しつけとしての虐待の項で、親から受け継いだものという説明だった。なぜ死ぬほどの暴力をしてしまうのかという説明が知りたかったが無かった。残念/虐待といじめは暴力的や心理的、ネグレクトと似ているように思ったが、類似する原因の考察は無かった。
読了日:10月7日 著者:西澤 哲
不愉快な現実  中国の大国化、米国の戦略転換 (講談社現代新書)不愉快な現実 中国の大国化、米国の戦略転換 (講談社現代新書)感想
米国が中国と協調路線を取ろうとしていること。軍事的にも日本が単独では勝てるわけがないことは理解した。しかし氏の日本実効支配で棚上げが最良というのは、今に至っては不可能に思う/国力は軍事だという考えと、軍事によらない経済関係を蜜にするという複合的相互依存は、参考になったが、EUのような関係は価値観を同じくする者同士じゃないと成り立たない/戦略は、人が死活的に重大だと思うものを対象にするというのは、自分がが生活する上でも参考になった/一連の中国の行動は日本の尖閣実行支配打破だ。だから読んでてモヤモヤ
読了日:10月7日 著者:孫崎 享
政治家の殺し方政治家の殺し方感想
職員数削減、水道局改革で赤字累積76億を累積で黒字78億に。売春街撲滅、特殊手当(保育手当、給食業務手当、戸籍登録業務手当、徒歩手当等)廃止出29億円削減、退職直前のお手盛り昇給廃止、不祥事原則公開、知事の交際費公開、随意契約を一般競争入札へ、3年で強制転属(平職員は何年でも同一職場、管理職は転勤があった)など、数多くのした仕事は、自己弁護ではなくて事実だ。マスコミの論調を一次情報にすることの危険と間違いを感じた。その仕事もそれ自体が目的ではなく、財政健全化の目的にそってされていて正しいと感じた。
読了日:10月7日 著者:中田 宏
顔のない娘 (バーニス・ルーベンス選集)顔のない娘 (バーニス・ルーベンス選集)感想
米原万里「打ちのめされる~」から/女から見た、男の自分の子どもに対する愛着行動の想像なのかなと。顔を見ずに夜中に部屋に潜んでいって愛撫したりしないよな。全く愛情がないと救いがないので、それに救いを感じるだけど。著者の男性観、世の中がわかってないくせに、頭が悪いくせに支配したがりで独善的、なんとか妻がフォローして成り立ってるという感じなのか。妻は自分が男にだらしないことを当たり前のような風情で、馬鹿な男に当たって、私可哀想という話か。イースゥとなんで仲良くなったのか今ひとつ分からなかった
読了日:10月7日 著者:バーニス ルーベンス

読書メーター

いじめと向き合う 下 中日新聞 2012/11/10

引用------------------------------------
子どもの電話相談の受けてきた「せたがやチャイルドライン」のベテラン相談員三人による座談会。後半は、現在のいじめ問題をどう捉えているかを聞いた。

-いじめ問題をどう見るか。

A いじめられている子が注目されるが、いじめている子が気になる。警察の介入が増えているが、それだけでいいのか。子どもは警察が入ったり、大ごとにしたいと思っていない
なぜいじめるようになったのか、聞いて上げる必要がある。再発防止には加害者のケアも必要だ。
C 警察介入は学校も親も「子どもと向き合わない」と宣言しているようなもの。それでは、子どもも「何かあれば警察に言おう」と思うのでは。
A 人とのつきあいかたを学ばないまま大人になっていくのが怖い。娘も小学校でいじめられたが、いじめていた子もつらい状況にあるのを知った。その子と親を含めて話し合ったことで、尾を引かなかった。「いじめる子を追い出すしかない」という考えは寂しい

-人間関係が希薄になっているのでは

-電話相談で、第三者の立場で話を聴いてできることは
Aトラブルの原因や解決策は、子ども自身が考えることが大切。子どもも自分で何とかしたいと思っている。その気持を支えるために一緒に考えよう、話ししましょう、という姿勢が必要ではないか
以上引用-------------------------------------
1.文脈からいって、警察介入を望んでないのは加害者で、それせずに、加害者にいじめている理由を聞くべきという考え。
確かに、子どもと向き合って、理由を聞くことは大事だし、前提としてそうすべきというのは分かる。
でも、警察が介入するケースは、暴行や、強要や恐喝といった犯罪レベルの話で、そこまで進行しているものに理由を聞いてなんて話はあるだろうか。ものを盗んだ人になんで盗んだか聞くのか。暴行する人たちになんで暴行するか聞くのか。大ごとにしたくないのは、加害者と学校関係者じゃないのか。むしろ、おおごとにしなきゃいけないことじゃないのかと。
少なくとも、警察はいじめを止める機関ではないけど、法に触れる行為を取締り、自殺を防ぐことを期待出来る法によるの取締は学校では出来ないから
虐待を防ぐことは、児童相談所には難しくても、虐待死を防ぐことを期待されるのと同じだ。

生命、身体、精神の危機に対して、あらゆる方法で抵抗することが許されるべきだ
マサリク チェコの精神から

「いかなる人間も、自分の隣人を殺す権利をもたない-この人間性の法は、例外なくあらゆる人間に当てはまる」。それ故、そこから、人間性の倫理にとって、「全ての人間は、肉体的および精神的生活に対する脅威に対しては、それが誰からくる脅威であろうとも、いかなる状況のもとでも、抵抗することが許されるし、さらなる抵抗しなければならないという、第二の規則が出てくる。全ての人間は、暴力と暴力性から自己を防御すべきなのである
つまり、親に言って、学校にいって、教育委員会にいって、警察にいって、最後は実力行使でも、それが肉体的、精神的な脅威から守るためなら正当化されると考える。
ただ、厄介なことに加害者も、それが生徒であれ教師であれ、被害者、攻撃対象から抵抗されると、彼らにとって精神的脅威とみなされ、相手を痛めつける衝動をおこさせる。全能はずされ憤怒「お前が思いどおりにならないせいで」
だから、悪への抵抗、理不尽と思われる組織の処遇への抵抗が、自分の望む状態になるとは確信出来ないところがある。

2.子どもが自分で理由を考え、自分で対処するのを助ける
ほんと何言ってんねんと思うのだが。。自分で解決できたら苦労もないし自殺も起こらんわ。
ああ、でも「3月のライオン」では、零くんがひなちゃんの話を聴いてあげてたっけ。
6巻でも零くんが自分の高校の先生に相談して、
「まず家族に話せたのがすごくでかい」
「誰にもいえなくて一人で抱え込んでしまうのが一番まずいんだ」
「(インターネットを見ても)答えはどこにも載ってない」
「完璧な答え」なんてどうやったって出てこない

でもー最低限やっちゃイカンことも見えてきた
「解決しないと!!」って周りの人間がヒートアップして本人の気持ちを置き去りにしてつっぱしちまうことだ。
本人が「大ごとになりたくない」「したくない」と願っているのにお互いの家族が学校中を巻き込んで大騒動して解決してもダメなんだ。
たとえ、いじめが沈静化してもそこに居場所がなくなっちまたんなら意味がねーからな
だから大事なのは、「ひなちゃんがどんな風な解決を望んでいるか」をよく聞くことだ
ここは時間がかかってもいいから、ゆっくる思ってることを聴いてあげるんだぞ

でも、実は、意外に効果が高いのが
相手に何かされたときその場で「やめて」って言えることなんだが。。

 聴いてあげることで、そのひとの勇気になったり自尊心を助けるのかもしれないと思い直した

>いじめられている理由を考えることが大切か?
多くの場合、クラスのグループ内のヒエラルキーが低く同調力(周りのノリに合わせる力)が弱い者がいじめの被害に合うという。
スクールカーストとタイプ別の「いじめ」(図表3 コミュニケーション能力の高低によるクラス内地位)森口朗『いじめの構造』より

>相談員の仕事の意義は理解できる
話を聴いてあげる事はすごく大事で救いになる
いじめで苦しむ子どもが苦しみを打ち明け聴いてあげる行為はすごく大事だ
NHKスペシャル「いじめ 第2回 教師 いま何ができるのか」で、自殺した子どもの母親が、他のいじめられている子どもの電話相談にのっているという話があった。
「NHKアーカイブス」  - いじめ 子どもたちのSOS -ブログ
母親が、来た手紙に必ず書くことばは、あなたは悪くないので自分を責めないでください、などであった。母親は、今でもいじめにあっていたことを言って欲しかったとコメントした
3.「いじめる子を追い出すしかない」という考え
確かに、いじめ加害者は話が通じない集団として彼らを排除するか、自分が不登校するかという2者択一も違う。被害者が一方的に不利益を被るのもおかしい。
なんとか虐めている彼らの利害計算に、親、学校が働きかけて、被害者を生贄のようにすることが、損になると思わせるように向かわせないといけないと思う利害計算にもとづくいじめ(内藤朝雄『いじめの構造』より)

4.-人間関係が希薄になっているのでは
これも 内藤朝雄『いじめの構造』で書いてあったが、彼らはノリという濃密すぎる人間関係の中にいると 群生秩序と市民社会の秩序内藤朝雄『いじめの構造』より
つまり、不勉強な識者たちの思いつきの矛盾した概念
人間関係が希薄ー濃密
幼児化    -計算高く人の目を気にするのは大人以上
無秩序    ー秩序過重
内藤朝雄の本を読んで良かったと思う点は、こういういじめについての記事で出てくる論点、人間関係が希薄だからなどという考えに、それは違うという物差しを持つことができることだ。

いじめがあったらもう学校に行かなくていいってのや、すぐに警察の介入ってのもしかしたら乱暴で、
そうなる前に、確かに、率直に話すことが解決の大きな鍵なのかしれない。。
逆に話すことがもっとも難しく、問題が深刻化しているとも言えるが。

3月のライオンの方法といじめの構造の方法は全く違う。
3月のライオンの方悪くすると、児童相談所が、対象の両親との関係を損なわないように慎重に介入して、結局子供が死んでしまうパターンを想像する。
いじめの構造の方法は、相手を怪物とみなし、話し合いなんて想定していない。生徒内の秩序を崩すことを目指している。
3月のライオンでは、先に書いたように「意外に効果が高いのが相手に何かされたときその場で「やめて」って言えることなんだが」といっているが、内藤朝雄の解釈によると、抵抗は相手の怒りをかい余計いじめられるから、やめてなどと言うべきじゃないってことになってしまう。
少なくとも、理不尽な現実は固定的なものと捉えない方がいいとは思う

2012/11/09

田中真紀子=荒巻スカルチノフ





 







中日新聞2012/11/8
見たとき、荒巻のAAに似てると思った。
真紀子ちゃんが息をしてないのーとか

こんなひどい格好の写真が新聞を見ながら朝食。なにか不思議な気分w

思うのは、何十年も国会議員をやってて、行政の仕組みとかまったく分かってないんのかってこと。

>「行政を替えるには、抵抗もあるし、こんなにストレスフルだ」
違うよな、行政の仕組みを理解しようとしない、出来ないから、何も変わらないし、混乱する。

>「大臣に裁量権がある」と発言してるが裁量権はなかったのね。。

確かに、池に大岩を投げるような世間の注目を集める力はあるけど、上手い方向に進んでほしいもの。お守りが大変そうだw

2012/11/05

nhk いじめ アーカイブス

>なぜいじめるのか
いじめると、優越感、いじめに回っているかぎり自分はいじめられないという安心感
一人では出来ないけど、友達がいっぱいいれば怖くない
誰かが嫌いというと、嫌いが移る

>いじめららた子は
インタビューすると、堰を切ったように話し続ける

>先生に相談したら
先生にいったら、ウチのクラスにこんな悪い一人は一人もいません
あなたが思い込んでいうだけと言われた

いじめている人の名前は怖くて書けない

クラスの寄せ書きで死んでくれてありがとうみたいなことのが書かれて
それを渡されてショックで涙がて悲しかったけど、笑った
笑って傷ついてないふりをしないとエスカレートすると思った

>教師の本音
学級経営がなってないからいじめが起こると、繰り返し言われている
いじめがあったら教師の評価が下がる
他の教員に相談しようとは思わなかった
本人の申告がないのに、わざわざほじくり返して、騒がなければ何事も無く平穏にすぎるものを、わざわざ棹さして騒ぐのはどうかと思った
死ぬのも自然淘汰。弱肉強食と平気で言う教師がいた

教師の本音を非難する気にはならない。よく感じていることを言ってくれたと思う。
テレビ側が気に入ったコメントだけを採用してるんだろうけど
NHKスタッフは1000通の手紙を読んで、ピックアップして読んだのか。朗読が文章そのままじゃなくて、一言一言区切ってすごく大切に読んでる印象だった。

清輝君のお母さんが、死ぬほどのことがあるなら一言でも言ってほしかったと言っていた。彼が死んでからあと、いじめの相談で他のいろんな子から話を聞いてあげている
ほんとは清輝くんの話を聞いてあげたかったろう
泣けてきた
こんなに愛情あふれる両親がいるのに。。
生きていればつらい出会いもあるかもしれないけど、嬉しい出会いもあるだと
大津の共通点、仲良しグループの一員と見られるなかでの暴行、恐喝、強要であったと
江川氏は学級の人数を減らして副担任をつけて相談しやすくすると提案していた

いじめの構造で、学校でのいじめ犯罪に司法の手をいれることを解決策として提案していた。賛成の気持ちでいたけど、でも本人がいえない状況で(最後まで)、どこまで効果があるだろうか
もし明らかな証拠があれば、外部秩序の介入は、パラダイムシフトを起こして効果があろうとは思うけど。ああ、暴行とか強要が発覚したあとの対応か

2012/10/28

JOC 専任コーチ 活動実態がないんじゃなくて、規定に満たないだけ

活動実態ないコーチに報酬 JOC3団体(東京新聞)

ネットのどの新聞情報を見ても、「活動実態がない」としか書いてない。
でも、中日新聞の紙媒体2012/10/27p28では、専任コーチ問われる実態として本来240日以上の活動日数が求められるが、兼務していて240日に満たないものや、活動報告書に活動場所しか書いていなくて、活動内容が空欄のものも日数から削られたということです。

ネットの報道で、活動実態がないのと読むと、活動実態がまったくないとしか読めないので
何もせずに金だけ受け取ったみたいに受け取れるんだが、それは違うんじゃねえか

専任なので勤務日数を満たすのが最低条件というのは理解できるんですが、書類を整えるだけの話なら、規定日数に満たなくてもいくらでも作文できるしな。


参考5-2 調査報告書要約(公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC))
h24.3.26 文科省
今後のあり方として、jocは提言してますね
  • 専任コーチ制度は、世界の指導者に比して待遇が行き届いているとは言いがたい。他方で、稼働日数や指導実態に対して内容にそぐわない過分な対応だとされるケースもある。実情に応じたきめ細かな給付額を決定すべきである。

  • 不適切な寄附を慣例化していた競技団体の責任も指摘せざるをえないが、問題点の改善を怠ってきたJOCにも大きな責任があり、すべての責任が競技団体に帰すると断じることはできない。専任コーチ制度を含めた、日本の競技スポーツ環境に対する抜本的な改革が必要である。
 補助金の適正運用も大事だけど、専任コーチの補助金だからそれ以外は認めないという話が、本来の目的の五輪強化につながるのかちょっと疑問なんですよね。
書類の不備だけで終わりにしてほしくはないと思います。


以下、かなり駄文です。。
なんで、専任コーチの勤務日数まで調べることになったか、想像ですけど
参考5-2 調査報告書要約(公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC))からテコンドー協会の

テコンドー協会会長は、ヒアリングにおいて、「専任コーチは、謝金全額を受領できるだけの活動実態がないため、専任コーチには、最後の2ヶ月を除き月額 10万円または5万円のみを受け取らせ、最後の2ヶ月分は税金の支払いがあるので月額謝金全額を受け取らせ、残額は自分に預けさせた。そして、これをテコ ンドー協会の会計に入れることなく自分で管理し、韓国の監督、コーチへの謝礼や大会遠征費用等として使用した。これをテコンドー協会に寄付したわけではな い。」と自ら発言した。
選手強化のために専任コーチを置くという話なのに、全額受領できる実態がない?から2か月分だけ渡して、残りは自分の裁量で協会も通さず使うってのが無茶苦茶だ。
1000万の内、5万か10万の税金分だけ渡したってことは、専任コーチとして活動実績が全くない架空請求ってことじゃねーか。でも、韓国の監督やコーチに支払ったのなら、強化費の面目はあるのか。でも、簿外処理されたら何に使われたか分からんし、こんなん公金横領だろ、逮捕しろよ。

その専任コーチで全額受領出来る活動実態がない? というのがきっかけになったのかなと。ネットを探しても、専任コーチで240日規定というのはヒットしないんですよね。会計検査は専任コーチの勤務規定なんて知るわけない?監査にあたり規定を読んでる可能性は高いか、うーん、読み過ぎか
そんな、専任コーチの活動実態にこだわらんと、メダルの結果で厳しく差別化したらいいんじゃないかな。補助金の使途を、たとえばコーチ費用とか広いくくりにして、作文されて闇に消えない形で運用した方がええんちゃうかなと。使途に付いては支払実績貼付を義務付けて。だって、補助金の目的はメダル獲得でしょ


あーでも、奮闘ロンドン五輪、日本の今後の強化策は  日経新聞 2012/8/4
"結局、JOCへの補助金は減らす一方で、文部科学省がじかに選手を助けるマルチサポート事業が始まりました"
、だって。 じかに育てる事業で全然実態が伴わなかったら、事業自体の死活問題だわね。
どうも、日本の流れは、餅は餅屋ではない?
マルチサポート事業の成果として
“国策五輪”の成否は msn産経ニュース2012.8.14 22:08
バトミントンや卓球、水泳では
記録短縮のための泳法改良で、同事業の映像分析班が活躍
 とあります。すげー、ちゃんと機能してるんだ、国のマルチサポート事業。
水泳や卓球の活躍はすごかったもんね、世界を相手にして。それにしても、柔道は酷かった。まぁ勝負の世界なので勝つこともあれば負けることもあるんでしょうけど。

上の日経のニュースで
メダル数上位国は1桁違う予算を投入しています
 とありました。一桁って一桁少ないってこと?ちょっとググった
オリンピックの国別強化費用…日本は27億円  ブログ韓流研究室
ああ、日本少ないw シンガポールが投入予算の割に残念な感じ
100億出せばメダル40個はいける計算。お金を出せば=メダルとかそんな単純なもんじゃないとは思うけど。中国、US凄いな
メダル獲得ランキング ロンドン五輪
イタリアもドイツも金かけただけあって日本の上をいってる。欧州大会として力入れたのかな。
日本がいくらメダル獲得が過去最多といって威張ってみても、銅ばっかじゃ盛り上がらん、すごく勝手な言い方だとは思うけど。。たしか1大会銅2つっていってなった?JUDOだけ?
ロンドンオリンピック:柔道競技の基礎知識 
2名が3位(銅メダリスト)
元から?銅メダルが水増しされて銅メダルが沢山とれたように思ってるけど、誤解でしょうか

msn産経の記事で
結局は日本全体がどれだけスポーツでの成功を求めているかにかかっている
 やっぱり、日本が活躍する姿をみたいです。
ダメな自分を投影したいだけだもしれないけど活躍がみたい!

デジカメで写したものを貼付します



ソニカ キーフリー 電池交換


キーが開かなくて大慌てした経験から2年、車の中に入って座席に座ったら、鍵が勝手に閉まるという怪現象が出た。時期的に電池の交換時期だなあと。
慌てる前の杖、転ばぬ先の杖か、出かける前は忘れずに(チガ

電池交換の参考サイト
■キー種類別の電池交換方法(ダイハツ)
ソニカはDタイプですね。必要工具は、精密の+ドライバと、電池をとるための先がとがったもの(マイナスドライバ)があった方がいいですね。
ノブを矢印方向にスライドさせたまま、カバーを外側にスライドさせます。
硬くて動かねえ
細かい注意が書いてあって、親切丁寧で参考になります

電池交換が不慣れな方や、破損が心配な方はダイハツサービス工場での交換をお勧めします。ごもっともです。だから、以下の方法で破損しても知らんよ

スマートキー電池交換手順/ダイハツ・現行ムーブ等 (ブログ
※使用年数によってはかなり固いものがあります。底部付近の盛り上がった部分に指を掛けるのではなく、ダイハツ・エンブレムに指を掛けると楽にはずせます。
盛り上がった部分を押してもスライドしにくい、なるほど
ダイハツエンブレムに指をかけると楽にはずせます
・・・いえ、はずせませんでした。硬くて動かん(ノД`)

硬くて動かなくて自分がやったやり方
上蓋のスライドの仕方だけ説明します

1.エマージェンシーキーを抜いたところ
突起が出ています



2.ダイハツロゴのついた上蓋をノブ方向にそのまま動かす
すると、すこし蓋が動いて、突起部分に圧力がかかります





3.ノブを動かし、上蓋をさらに突起側に動かして圧力をかけると、突起が引っ込んだままになる




4.左の親指と右の親指で突起方向に、ノブを手前に引きながら、ウンセウンセと動かすと外れました。


5.悪い例爪が汚い(チガノブのすぐ上の膨らんだ部分をずらそうとしても、かなり動きにくい



6.公式のやり方
①ノブを引きながら
②ダイハツロゴの下部分を親指で抑えて、ノブ方向に動かす



7.ハズレます(・∀・)

一度外れてしまえば、6の公式の方法で楽に開くんだけどね

上蓋をとった後、精密ドライバ+で4つのネジを外します。

ダイハツのサービスまで行くのめんどいし、楽に開きますというのを開けられないのも切ない
電池の型番は蓋が開いたところに書いてあります。たしか、CR2032だったと思う

2012/10/20

バスケ観戦


バスケ初観戦
1fホール側からコートの中の人を見て、迫力に圧倒される
生はすごい迫力がある
テレビやラジオとは決定的に違うなと。
いきなり、大きな音量でアレイオンズの応援の声が流れてビビるw
ディーフェンス、ディーフェンス
恥ずかしくて言えんかった。。

審判もエラーを瞬時に判断して職人芸だと思った。
チアもロリっぽくて洗練された動きで目を引いた
アレイオンズの#6、試合前、小学生みたいな子がいるなと思ってたら
コート内の動きは早いし存在感が半端無かった調べたら、伊與田俊、キャプテンなのか。どおりで
#55のひともわりといい動き
スコーピオンズの#20もか
#0の原田君は後半腰を痛めたのか、動きが緩慢になってたようだ。
攻めがすぐ終わると、中間の部分にいて、相手攻撃で守備に戻る感じ
前半、スコーピオンズの遠くからのシュートを沢山打つんだけどほとんど入らなかった
何が試合を分けるのか分からない、ほとんど知識がないのが残念なところ
過去の対戦成績を見ると、似たような点差で負けてる
実力の違い?

近くでなにかスポーツ観戦できるのやってたら、また観たいな。
でも、公営の体育館のHPみても、行事予定も書いてない有様
これじゃ、一般の人は試合があることすら知らんわな
jbl2公式ページから試合予定をたどると開催する場所まで辿り着くけど
開催する場所からだと、何もわからないという。
体育館は行事予定くらい載せとけと思ってしまう

2012/10/16

9月読書メーター

2012年9月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:749ページ
ナイス数:25ナイス

マサリクとチェコの精神―アイデンティティと自律性を求めてマサリクとチェコの精神―アイデンティティと自律性を求めて感想
自分では考えつかないような思考の引き出しを与えてくれる/チェコという小国が大国に対峙したときの思想/民主主義は器であり、教養ある自律した人間が支える。教育が民主主義を支える=今の教育どうなのとか/暴力による、生命精神の危機には暴力が容認される、排他主義、全体主義、命を軽んじることの否定、宥和政策の失敗に見られる事なかれ主義の否定、孫崎氏のような尖閣棚上げ論も、無能な平和主義、無抵抗主義、事なかれとして否定される気がする。政治経営のする能力のないものの暴力革命も否定している
読了日:9月23日 著者:石川 達夫
からくりからくさ (新潮文庫)からくりからくさ (新潮文庫)感想
過去自分の家系に起こった事が、唐草のように連続して現在につながっている。一つ一つのことばに、からくりのような伏線が仕込まれていて、一つの大きなな物語が作られている。憎悪と慈愛。憎悪の苦吟が祝福を深くする。生きることは何かを探すことではなく、生き抜くこと、そして伝えること/家系図を作るのに何度も読み返した/男が原因で恨みと憎悪をまき散らしてるような気も。。/ピーナッツバターとジェリーのサンドウィチの話、好き、紀久さんが暗黒面に落ちていくのも。
読了日:9月22日 著者:梨木 香歩

読書メーター

2012/09/23

8月読書メーター

8月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3103ページ
ナイス数:71ナイス

夏の庭―The Friends (新潮文庫)夏の庭―The Friends (新潮文庫)
国語のテストで25点、ひどいね、のやり取りワロタ。戦争の話や、味噌蔵の怪談、種屋のおばあさんとの尽きない思い出話。河辺が、「花火職人になる」っていて大きな声で笑ったの。どの話もいいなあと。付き合いのない伯父が死んでも悲しくもなんともないよね。アルプスの少女ハイジ的な話は好きだ。人の感じ方が手に取るように分かるところ。人の人生に猿芝居を持ち込むなとか
読了日:08月26日 著者:湯本 香樹実
キケンキケン
学生時代を振り返る話は合わないようだ。夜のピクニックもダメだった。祭りを外から眺めてる感じ。上野さん、キケンていうよりやんちゃだね。大神さんなんでそんなに怖がられてるのとか。2年なのになんでそんなに偉そうなのとか。元山、池谷どっちがどっちだかわからなくて、表紙の説明を確認したり。
読了日:08月19日 著者:有川 浩
ゴールデンスランバーゴールデンスランバー
ゆえのない罪で突然犯人に仕立て上げられる恐怖は分かるし、自然に入っていけた/キーワードは「変わらない」か。しかし、ゴールデンスランバー、故郷につづく道はない=変わったしまった/国家、警察をを相手にする、あまりに理不尽な仕打ちに筒井康隆の乗越駅の刑罰を思い出してしまった。胸が苦しい/しかし、何ががしかの助けがあって息がつけた/なんでもない出来事、場面が「変わらない」という伏線になり、後半に思っても見なかった形で示される。脱帽です。ハマった/正義感を振りかざし勢いだけで他人の人生を潰そうとするメディア。。
読了日:08月18日 著者:伊坂 幸太郎
下町ロケット下町ロケット
ロケット打ち上げ失敗で研究所を追われた主人公佃が、家業の町工場をついで、いろいろな外圧で廃業の瀬戸際に追い込まれながら、なんとか打ち勝って、先の打ち上げ失敗の雪辱を果たそうとする物語/中小企業vs大企業、銀行だと違和感がある/普通は競合他社がいて、価格品質で受注を得る。口が裂けても、評価する気がないなら帰れなんていえない。部品の納入テストの帝国重工の態度が酷すぎたから、啖呵を切る場面は溜飲が下がったけど、あれは普通は出来ない。あと、汗水たらして働くのも尊いことだと思う。ロケット部品を作らなくても
読了日:08月17日 著者:池井戸 潤
りかさん (新潮文庫)りかさん (新潮文庫)
文章が脳に近いところまで飛び込んでくる/高島先生の悔しい気持ちや比佐ちゃんのつらい気持ちもわかるし、人形のアビゲイルの使命感も分かる。汐汲みの気持ちも分かる/恨みのこもった人形は恐ろしい。人形の話を聞き、悩みを解決するのは人形を満足させるだけじゃなくて、それを打つた家庭を安らかにする効果もあるのかなと/"人形に性格をもたせるのは簡単だ。人形は自分にまっすぐ向かってくる人間の感情を、律儀に受け取るから" 悪い感情も受け取ってしまうのは厄介ですね。律儀さ故に優しい感情で上書き出来るのかもしれないけど。
読了日:08月13日 著者:梨木 香歩
銀行仕置人 (双葉文庫)銀行仕置人 (双葉文庫)
あくどい銀行を懲らしめる仕置人かと思ったら、少し違った。ノルマを強要して投資信託を売ったり、自分の案件を部下に書かせて責任をなすりつけたり、銀行ってかなり気持ち悪い。融資を止めて中小企業の息の根を止めたり。ただ、臨店で悪事を暴くなんて出来るんだろうかと、かなり偶然に頼っていい目を出してるような気がした。組織内で秘密を探ることも、ヤクザを相手にするのも、精神的にも現実的にもかなりきついし現実出来じゃない気がする。悪人を追い詰めていくのは十分面白いけど。有理とはなんにもなかったのかな、
読了日:08月12日 著者:池井戸 潤
告白告白
面白いというか秀逸なところは、語られる人物視点(森口先生と修哉、直樹と母親、美月と直樹、寺田と森口)で見方が違っていて、その齟齬(物事がうまくかみ合わないこと。食い違うこと。ゆきちがい)が後の結果へとつながっていくところ
読了日:08月12日 著者:湊 かなえ
虫といっしょに庭づくり―オーガニック・ガーデン・ハンドブック虫といっしょに庭づくり―オーガニック・ガーデン・ハンドブック
葉が食い荒らされてたら、農薬って思ってしまってたんですが、それが唯一の解決ではないんですね。
読了日:08月11日 著者:ひきちガーデンサービス
からだにいい食事と栄養の大事典―図解でわかる!からだにいい食事と栄養の大事典―図解でわかる!
たんぱく質、脂質、炭水化物ってそもそも何って。読んだけど、なぜ不足するとそうなるのかよく分からなかった。分かりやすくはあるけど。。/炭水化物(のうちのブドウ糖)は脳の栄養なのね。じゃあ、低炭水化物ダイエットやばいじゃん。いろんな栄養素をバランスよく食べることが大事なのねと、ざっくり納得。年齢別の栄養素は、数値をみたから何って感じで参考にならなかった。必要栄養素から食事を組み立てるなんて無理でしょ。イースマートで食事を登録して不足を知ることは可能でも
読了日:08月11日 著者:本多 京子
最悪 (講談社文庫)最悪 (講談社文庫)
のっぴきならない事態に陥っていくけど、それは本人のせいとまではいえない理由でそうなっていくので、最悪なんだけど不思議と嫌な気分にならない。信次郎の思考が理解できるせいかもしれない。それでも事態が悪化すると、信次郎と一緒に頭をかきむしりたくなった/最後、落ち着くところに落ち着いてよかった。誰も死んでないし/どこかでいろんな人の最悪が、引きこもりが、交錯していた/高梨のラブホの場面があってよかった。あの場面がなくてあの結果だったらもっと心が重くなってただろう。失敗は自分のせいより他人のせいの方が気が楽だ
読了日:08月11日 著者:奥田 英朗

2012年8月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

2012/08/17

タイヤ 持ち込み交換 鈴鹿

始まりは、これ
タイヤの溝が減っていたせいか、オートバックスが、頼みもせんのに、タイヤの見積りをしてくれた。
下の安いブルーアースでもタイヤ代だけで、4本50,800円+交換費用(写真は一本価格、税込)

価格コムとかで、コンフォートタイヤで安くて評判がよさそうタイヤを探す。業者はある程度販売実績がありそうなところ。
メールオーダーハウスというところで発注することにした。
一度、電話をして感触を確かめてから、代引(手数料無料だった)で発注
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■ ご注文内容
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ブランド   : グッドイヤー
商 品 名   : EAGLE LS2000 Hybrid II
仕    様   :
            ■165/55R15
            ■75V
            ■※キャンペーン商品のため、



ご注文は2本以上でお願い致します。
代引き手数料無料キャンペーン商品
単  価   : 5,500円
個  数   : 4本
小  計   : 22,000円
 代引なので、料金を振り込んでものが届かないとか、思ったものと違うものが届く心配をしなくて済んだ
納期を電話で問い合わせると、発注が休み前(8/7)で、入荷は1週間から10日、休み明けになるという回答だった。
しかし8/9に発送のメールが来て、8/10に自宅に届いた。はええ、うれしいw
佐川だったので追跡サービスが見れて安心だった。

・そして、ちゃんとタイヤが届いた(・∀・)
製造履歴3012 2012/30週 30/4=7.5ヶ月目。先月製造したものかよ、出来立てホヤホヤってやつかwスゲー。
型落ちだら安いし、1年前くらいの在庫品でも(゜ε゜)キニシナイと思ってたんだけど、すげえぜ。


はじめ、玄関にタイヤを置いてもらったけど、臭いが凄くて
無理だった。→車へ、臭いがスゴい→物置へ
(コントかw、いや、その日のうちに交換に持ってことも考えて、とりあえず車に積んだの)


・つけてくれるところを探す
タイヤ持ち込み可のところを何店か探す。タイヤを売りたいオートバックとかタイヤ館に頼むの嫌なんですよね。向こうもタイヤを売って利益上げたいだろうから、いい顔しないような気がして。

タイヤ持ち込みで交換してもらうには、ディーラとか自動車修理工場に問い合わせるのも手かもしれません。あと、ネット検索


とりあえず、小さなところでうまくいかなかった時のために、名の知れたところに料金確認した。

カーコンビニ倶楽部(鈴鹿店)

一度目に電話したときは、1本2100円ということだった。
バランスはどうかと思って、2度目電話したら、込ですという回答だったと思う。
タイヤが届いて、3度目、そういえば廃タイヤのこと聞いてなかったと思い確認したら、別料金で以下の表のようにかかるという話だった。新品の場合、バランスは要りますかと聞いたら、必要と教えてもらった。聞き方が悪かったのか?、ほんとに別途なのか、4回電話する気にはならない。
聞くたびに値段が違うし、もうええわって感じ

内容 1本 4本
組み換え? 2,100
バランス 315
廃タイヤ 315
バルブ 525
金額 3,990 15,960


鈴鹿自工

内容 1本 4本
組み換え 1,500
廃タイヤ 300
バルブ 1000
金額 11,200
バルブの交換が1,000円と聞いて、思わず高いですねといってしまった。どれほど手間のかかる作業かわからないので、失礼だったかもしれない。


エンタープライズ

(三重県鈴鹿市十宮町580-3)
内容 1本 4本
組み換え 300 1,200
バランス 500 2,000
フィッティング 1,000
廃タイヤ 300 1,500
ゴムバルブ 300 12,00
消費税 330
金額 6,930


 合計6,930円でした。ホームページの料金表通り。業者の選定理由は、地元であること。小さなところでも、HPに料金が書いてあって確認できること。お盆に遠出するので、その前にタイヤが替えたくて、届いたその日の夕方に、今日は無理です
か?ときいたら、申し訳ありませんが無理ですとの回答。
その日の夕方にお願いするという不躾なお願いに、「申し訳ありませんが」といってくれたので、いちお商売してるんだなとおもって(いちおというのは失礼ですが) 大丈夫だなと思いました。
フィッティングとは実車からタイヤを脱着する作業のようです。
タイヤとホイールを持ち込んで、実車の着脱なしで、組み替えることが多いそうです

HPの予約ページは、申し込みボタンを押しても、引っ込んで動作せず。
IE,crom,firefoxで動作せず。メールでタイヤ予約を送ったが返事なし。
携帯電話で予約を取る。
googlemapと ナビで場所を確認
途中、線路を越えたところを右にいかず通り越して、ナビの修正で、元のルートに載る

エンタープライズの建屋は、小さくて雑然として、車が一台突っ込める程度、物置のような。。
すこし、心配になる
交換してもらったタイヤにバランスがついてなくて心配になって質問
純正は打ち付け式だけど、一発で決まらない場合があってキズがつくしので、ホイールの内側に貼り付ける形にしたとか
 ホイールの内側にバランスがあることを教えててもらって一安心

タイヤを機械にかけて回転させるのを遠くから眺めていた。ピッピッという機械音が聞こえていた。







40分ほどで作業が終わった。
そのまま、合計金額だけ言われたらどうしよう、ホームページと違う金額を言われたらどうしようと心配してたけど、伝票の氏名をきかれたので、伝票を切ってくれるんだと分かってひと安心。

お店の人?が伝票を作りに部屋の中に入っていなくなる
(´・ω・`)ポツーン・・・
そのまま、金を払わずに逃げられたらどうするんだろうな、携帯の着歴でわかるか
その前に、車のナンバーで分かるか
などと思いつつ待つ。

あーでも、タイヤはまってよかった
C=(^◇^ ; ホッ!とした。
料金もタイヤ代22,000+交換代6,930=28,930と安くすんでよかった。
オートバックスのほぼ半額、すげー~w

いちお、フォローしとくと、オートバックス(タイヤ館、イエローハット)なら、タイヤのサイズを通販で間違って買う心配もないし、持ち込みで交換してくれるところを探す手間もない。してくれるところに地図を調べて行く必要もない。手間を考えたら、タイヤから交換まで、おまかせで簡単と思います 。命を乗せる部分なので、名の通ったところの方が、安心という考えもあるかもしれません。でも、ガソリンスタンドでバイトしたとき、スタンドのオヤジが、タイヤ交換してるの見たことあるし、オートバックスだけがダイヤ交換の場所じゃないと。それに、頼みやすさゆえの割高さが嫌だったんですよね。

ひと月ほど様子見て感謝を書き込もうと思います。まだ、すこし安心してない
どんだけ心配性なんだ(;´Д`))
12/12/13現在異常なし。交換以来初めて、タイヤに空気をいれたら結構入った。

グッドイヤー EAGLE LS2000 Hybrid II 165/55R15の感触は、まだ帰り道しか乗ってないのでなんとも言えないけど、ポテンザに比べて、曲がるレスポンスがもさっとしてる気がする、あとゴムが厚くなったせいか、ゴツゴツ感が無くなった気がする。(軽ごとき、ちゃちな車で乗り心地などと哂われるかもしれないけど、やっぱ気になります)コンフォートタイヤなので、乗り心地がよくなればOKです。