2012/11/10

10月の読書メーター

2012年10月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1781ページ
ナイス数:41ナイス

つめたいよるにつめたいよるに感想
あくまで児童書っぽくてダメだった/どこかのスレに、試験でデュークが出て、生徒も試験官も号泣って出てたので読んでみたけど
読了日:10月28日 著者:江國 香織
失われた〈20年〉失われた〈20年〉感想
流石、商業誌の秀英がまとめた渾身の現代史の力作。朝日といって馬鹿にすることなかれ。1筋のどうすべきかという思想を元に両論併記の証言でつづられている。プラザ合意の円高誘導後バブルが発生し、その後資産価値の下落局面に入りBIS規制=貸出規制でトドメをさされたと。何が悪かったか分からない。平成の高橋是清?の宮澤さんも、財務省、経団連に反対されたら何も出来んよな。中曽根さんの日本を不沈空母にする発言は今でも覚えてる。プラザ合意発動時期で米国に尻尾を触らざるを得ない状況だったのかな
読了日:10月28日 著者:
植物図鑑植物図鑑感想
図書館の棚にあったので借りた/読んでて、女版のラブプラスと思った。自分に都合のいい異性という意味で。美少女が降ってくるラピュタとも思った。で、途中で投げ出しそうになった。あんな感じの彼氏にも旦那にもとてもなれない。あんなん、いねーよと毒づいた。無理だ、万能主夫で、噛みません、しつけができたいい子って。樹がいなくなるのも、はじめに示されていた/でも、流石、有川浩、ツボを心得てるというか、見事にはまった。後半、樹がしゃべる場面の実在感が半端ない。ラブプラスは現実という言葉と同じく、樹とさやかをリアルに感じる
読了日:10月16日 著者:有川 浩
子どものトラウマ (講談社現代新書)子どものトラウマ (講談社現代新書)感想
~かもしれないという語尾が多くて、なんだかなあと思った。/虐待の再現行為、学校に行っても、里親に貰われても、親になっても、再現しようとしてしまうという/親は、子どもに自分を満足させることを求めてはいけない。自分の欲求を子どもを使って満たそうとしてはいけない/しつけとしての虐待の項で、親から受け継いだものという説明だった。なぜ死ぬほどの暴力をしてしまうのかという説明が知りたかったが無かった。残念/虐待といじめは暴力的や心理的、ネグレクトと似ているように思ったが、類似する原因の考察は無かった。
読了日:10月7日 著者:西澤 哲
不愉快な現実  中国の大国化、米国の戦略転換 (講談社現代新書)不愉快な現実 中国の大国化、米国の戦略転換 (講談社現代新書)感想
米国が中国と協調路線を取ろうとしていること。軍事的にも日本が単独では勝てるわけがないことは理解した。しかし氏の日本実効支配で棚上げが最良というのは、今に至っては不可能に思う/国力は軍事だという考えと、軍事によらない経済関係を蜜にするという複合的相互依存は、参考になったが、EUのような関係は価値観を同じくする者同士じゃないと成り立たない/戦略は、人が死活的に重大だと思うものを対象にするというのは、自分がが生活する上でも参考になった/一連の中国の行動は日本の尖閣実行支配打破だ。だから読んでてモヤモヤ
読了日:10月7日 著者:孫崎 享
政治家の殺し方政治家の殺し方感想
職員数削減、水道局改革で赤字累積76億を累積で黒字78億に。売春街撲滅、特殊手当(保育手当、給食業務手当、戸籍登録業務手当、徒歩手当等)廃止出29億円削減、退職直前のお手盛り昇給廃止、不祥事原則公開、知事の交際費公開、随意契約を一般競争入札へ、3年で強制転属(平職員は何年でも同一職場、管理職は転勤があった)など、数多くのした仕事は、自己弁護ではなくて事実だ。マスコミの論調を一次情報にすることの危険と間違いを感じた。その仕事もそれ自体が目的ではなく、財政健全化の目的にそってされていて正しいと感じた。
読了日:10月7日 著者:中田 宏
顔のない娘 (バーニス・ルーベンス選集)顔のない娘 (バーニス・ルーベンス選集)感想
米原万里「打ちのめされる~」から/女から見た、男の自分の子どもに対する愛着行動の想像なのかなと。顔を見ずに夜中に部屋に潜んでいって愛撫したりしないよな。全く愛情がないと救いがないので、それに救いを感じるだけど。著者の男性観、世の中がわかってないくせに、頭が悪いくせに支配したがりで独善的、なんとか妻がフォローして成り立ってるという感じなのか。妻は自分が男にだらしないことを当たり前のような風情で、馬鹿な男に当たって、私可哀想という話か。イースゥとなんで仲良くなったのか今ひとつ分からなかった
読了日:10月7日 著者:バーニス ルーベンス

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