7月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1342ページ
ナイス数:5ナイス
陽気なギャングが地球を回す (ノン・ノベル)
デスノートに見る暴力観http://keng2004.exblog.jp/5378538/でこの本の引用で「リスクのない暴力」があって気になったため。いじめ=「リスクのない暴力」だった/作品の内容とは逸れるけど、「いじめか事故かなんて、分かりっこないっていってた。人を殺したら、かなり自慢できるっていってた」大津の自殺事件があった後だったので、ちょっと引っかかった。死人に口なしか/作品は二転三点まじ、あの人が裏切った?読んでて予想も裏切られて楽しかった。arakureのような犯罪にたいする嫌悪感はなかった
読了日:07月22日 著者:伊坂 幸太郎
せめてあのとき一言でも―いじめ自殺した子どもの親は訴える
米原万里「打ちのめされる~」と大津いじめ自殺事件があって読んでみた。学校の糞な対応は、大津の対応と瓜二つ/被害者の親の子どもへの愛情がにじむ悲痛な叫びと、筆者の無駄のない文章が直接心に飛び込んでくる/親は子どもに何があったか知りたいとまず思い、二度といじめによる自殺が起きないようどうしたらいいか考えるがが、学校は事実を隠し、いじめを「ふざけ」「プロレスごっこ」「けんか」と学校が責任が軽くなる言葉に歪曲して報告し、因果関係認めない。そのため、二度と起こさないためにどうすうるかという思いは踏みにじられる。
読了日:07月22日 著者:鎌田 慧
シモネッタの男と女
田丸さんが人生で出会った大事な人達の話。街の不良から資産家の娘をたらしこんでのし上がったエルコレ。世話好きのクララ。しっかりもので頼りになるドリーンとのオカルト的な話。亡き親友米原さんの話など。自分で怖いお姉さんといいつつ、旅行にいって大きな子供のようだと言われるギャプが微笑ましかった。田丸さんにとっての米原さんは親友ではなく従者だと。対等でないという意味で。米原さんは欧米流のハッキリものを言い合え、ユーモアもシモネタもまるごと受け止めてくれる姉御のような存在だったのかなぁと。読み始めからなんか泣けてきた
読了日:07月16日 著者:田丸 公美子
いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)
確かに、水を飲んでも太る、運動しないからって思ってました。だって三食普通に食べて、間食だってそんなにしないしって。そして、我慢するダイエットは我慢しなくなったらリバウンドするからダメ(意訳)まさにまさに。でも著者もコンビニの菓子パンの棚の前で泣いたり我慢してんじゃんと思ったり。記録して何故太るのかをはっきりさせるのは大事ですね。デブってダイエットしないいんじゃなくて、ダイエットに失敗したからああ(こう)なってるんですよねw我慢しないダイエット素晴らしい(`・ω・´) ああ、でも岡田さんリバしてるって噂もw
読了日:07月14日 著者:岡田 斗司夫
取り替え子 (講談社文庫)
米原万里「打ちのめされる~」から。著者と、義兄である伊丹十三の自殺を連想させる小説。センテンスが長くて読みにくかった。話も時系列の違う話があって、何が言いたいのか分からなかった。なんで、砲丸を足に落とされなきゃいけなかったのか、読みきれなかった。ただ、自殺後残された関係者はずっと自問自答を余儀なくされるんでしょうね。何故とか、なんとかしてあげれたんじゃないかと。
読了日:07月14日 著者:大江 健三郎
2012年7月の読書メーターまとめ詳細
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