2012/02/22

光市の事件と高野和明「13階段」

「13階段」を読んだわけではなんですが、「打ちのめされるようなすごい本」に出てた「13階段」の一節が引っかかった。

「どんなに凶悪な罪を犯しても、無期囚のなかにはかなりの割合で、改悛の情などみせない連中がいる。」
「改悛を態度に表すものもいる。しかし彼らの態度は、一部の死刑確定囚が見せるような、ある種の熱情に駆られたような悔恨とは違う」
「死刑囚が罪を悔い改めたからと言っても、それは死刑判決を受けたからこその結果ではないのか」
「子供の頃から人を殺せば死刑になるという常識が持つ抑制効果は計り知れない」
 母子を殺害した福田が、罪と向き合うには死刑しかないと思う。
1999年一審で無期が言い渡されたとき「7年そこそこで地表にひょっこり芽を出すからよろしくな」という手紙を書いているし。
未成年とか1.5人とかそんなのは関係ない。罪とどう向き合って償うかが本筋じゃないのか。

あと菊池って弁護士の発言にびっくした
 山口県光市母子殺害屍姦事件の菊○幸○の意見
菊田の著書で死刑囚?刑務所?(題名忘れた)の本の中で
「死刑囚の苦しみに比べれば被害者の苦痛なんて交通事故のように一瞬に過ぎない些細なもの」 
 気狂いか

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