３月読書メーター

3月の読書メーター
読んだ本の数：4冊
読んだページ数：1202ページ
ナイス数：59ナイス

3月のライオン 7 (ジェッツコミックス)
ひなちゃんは、なんで桐山君を噛んだんだと思ったけど、ひなちゃんがいっぱいいっぱい感謝してるのに、なんの役にもたてなかったなんていうから悔しくなったんでしょうね。泣けた。島田さんの扱いヒドスｗ／いじめの張本人は、ちょっと無視したり隠したりしただけなのに、やられた方のダメージは異常に大きい、村八分。張本人というより、周りの奴の方がより多くダメージを与えるのに加担してるという
読了日：03月23日 著者：羽海野 チカ
コーカサスの金色の雲 (現代のロシア文学)
打ちのめされるようなすごい本」に推奨されてたので読んでみた。読みやすい本だったけど／３食食べらてて平和な中にいる自分としては、現実のこととは受け取りにくく、孤児院の飢餓感や、強制移住、土地を奪われた憎しみがまるで別の世界の出来事としか感じられなかった／なぜクジミン兄弟をレギーナ先生は目をかけたのか、なぜコーリカはレギーナ先生と再開した時拒否したのか、チェチェン人の子供となぜ兄弟のように仲良くなったのか分からなかった／酷いことも幸せなことも出会いも別れも、まるで天気のように当たり前のように現れては去っていく
読了日：03月18日 著者：アナトーリイ・イグナーチエヴィチ プリスターフキン
阪急電車 (幻冬舎文庫)
恋愛小説なんて読む気分んじゃないんだけどなーと、思いつつ１ページ目で惹きつけられたので、読んでみた／電車の雑踏の灰色の人の群れから、それぞれが主人公になりエキストラになり、話が惑星直列のような強い重力で引き合っていく／灰色の人の群れがカラーになって立ち上がってくる／すげえ、時江さんすげえ、なんか剣豪みたいな切れ味／女子大生のミサも、見知らぬ人に助けられるといっても、それを受け入れて理解出来るだけのは自分の徳だと思う／ミサがおばさんを助ける話、翔子さんの話、泣いた。打ちのめされるようなすごい本だった
読了日：03月03日 著者：有川 浩
13階段 (講談社文庫)
１３階段という重い表題だったし、小難しそうだったので読むのを躊躇していた／しかし、光市の母子殺害事件があって、また、米原万里の「打ちのめされるような～」で「死刑の瞬間をこれほど臨場感を持って体験したのは初めてである」と記されていたので、読んでみたくなった／小難しい話などなくて、最後まで惹きつけれてて一気に読んだ／死刑囚の死刑の瞬間の体験、執行官の体験、死刑判決を出す検事や決済を通す人の気持ちに触れた。無期懲役の仮釈放取り消しが本人にとって、シャバか刑務所か、天国と地獄のような重大なことなのも分かった。
読了日：03月03日 著者：高野 和明

2012年3月の読書メーターまとめ詳細
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