11月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:859ページ
ナイス数:32ナイス
パンツの面目ふんどしの沽券
著者には失礼だが、私には地雷だった。便所紙を使わないソビエト人の話から、あとパンツについてのウンチクというか民俗学?的な考察が延々と続く。思うに、アカデミックな情報提供者に敬意を表するあまり、学術的な話に傾き過ぎたのだと思う。 読んでるうちに、「もうええわ」と思って挫折した。amazonのレビューに、面白いと思わせる「落ちがない」とあったが、まさにそのとおり/「魔女の1ダース」「真昼の星空」等々の傑作と紹介されているのでそちらに期待
読了日:11月13日 著者:米原 万里
猫を抱いて象と泳ぐ
おばあさん、おじいさん、弟、マスター、ミイラ、老婆令嬢、総婦長さん、エチュードの老人たち、いろんな人の愛を受けつつ、それが暖かいんだけど、リトルアリョーヒン自身は、自分はそれを返すのに値しないと思ってるようで切なく悲しかった。なんでミイラを海底から連れ出さなかったんだろう。。最後の総婦長さん、ゴンドラのシーンがよかった/「博士が愛した数式」の博士も、アリューヒンも自分から踏み出して相手に最大限の関心と敬意と保護を与え理解し、その結果相手からも大事な、なくてはならないものになった。ふたりとも相手と、ものすご
読了日:11月12日 著者:小川 洋子
真昼の星空
千夜一夜物語のように、短いコラムが楽しい。違う角度から世界を見せてくれる。不便な旅の方が興奮する、きれいで整ったストレスのない旅は寂しい、など。星新一のショートショートのように面白い。眠る間際のベッドのお供によいと思う
読了日:11月11日 著者:米原 万里
2011年11月の読書メーターまとめ詳細
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