2011/11/13

アジアの成長力を取り込むって言うけど、アジアの参加国とはFTA締結済みじゃねーか

環太平洋戦略経済連携協定(TPP)の概要 (JETRO)
TPP、APEC交渉参加国の既存FTAとの関係 JETRO HPから転載

TPPに参加してアジアの成長力を取り込むっていって、アジアの参加国、シンガポール、チリ、ブルネイ、ベトナム、マレーシアとはFTA締結済みじゃねーかよ、どんな詐欺だ。







と思ったけど、ベトナムだと自家用車なんかは (財務省発行2008 年4 月17 日付のDecision No. 17/2008/QD-BTC)
自動車及び自動車部品(HSコード8702、8703)
財務省発行2008 年4 月17 日付のDecision No. 17/2008/QD-BTCに基づき、自動車及び自動車部品の関税率が規定されている。同規定により、乗客輸送用の新車の税率は70%から83%に引き上げられている。車両部品についても3%~5%に引き上げられている。国内組み立て企業と輸入販売企業との間の税負担の調和を取る為の改訂と政府により説明されている。
 なのね。 Jetro 税率体系 ベトナムから




二国間自由貿易協定リスト (wiki)
シンガポール(日本・シンガポール新時代経済連携協定):2002年11月30日発効[1]
メキシコ(日・メキシコ経済連携協定):2005年4月1日[2]
マレーシア(日・マレーシア経済連携協定):2006年7月13日発効[3]
チリ(日本・チリ経済連携協定):2007年9月3日発効[4]
タイ王国(日・タイ経済連携協定):2007年11月1日発効[5]
インドネシア(日・インドネシア経済連携):2008年7月1日発効[6]
ブルネイ(日・ブルネイ経済連携協定):2008年7月31日発効[7]
フィリピン(日・フィリピン経済連携協定):2008年12月11日発効[8]
ベトナム(日・ベトナム経済連携協定):2009年10月1日発効[9]
スイス(日本・スイス経済連携協定):2009年9月1日発効[10]
インド(日本・インド経済連携協定:2011年8月1日発効)
ペルー(日・ペルー経済連携協定:•2011年5月31日署名)

TPPに不参加で二国間自由貿易協定リスト締結済みの国は、メキシコ、タイ、フィリピン、スイス、インド

・ポジティブリストとネガティブリスト
FTAの関税撤廃スケジュールにおける「例外品目」について簡単に教えて下さい。(Yahoo知恵袋 2008.5.17)
規定の方法としては、対象品目を列挙し、それに含まれない品目は自動的に対象外(例外)とする「ポジティブリスト」方式と、原則として全品目を対象とし、 例外のみを列挙する「ネガティブリスト」方式があり、基本的には後者のほうがより前向きな方法とされる。自由化品目の表示方式については、工業品はネガ ティブリスト、農産品はポジティブリストとされている協定が多い。

 また、自由化がセンシティブな品目についての例外設定のほかに、国家安全保障に関する場合や、GATT20条が認める公衆道徳、人・動植物の生命・健康、芸術・歴史的・考古学的価値のある物品の保護などに必要とされる場合の除外規定は、多くのFTAが持っている。

といっても米韓FTAで韓国はひどい目に合ってるみたいですけど

TPPが抱える時限核爆弾=ネガティブリスト方式:TPPは“おばけ”が出てくる原理と構造を内包した通商協定(阿修羅)
しかし、TPPが内包する最大の危険性は、WTOとは異なり、ネガティブリスト方式になっていることにある

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