8月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:3839ページ
ナイス数:79ナイス
風待ちのひと
http://star.ap.teacup.com/ark-fam/209.html<<そうなんだ。これが言いたかった。というわけで引用。 恋愛小説って言いたくない、「疲弊しきった互いの心を癒し合い、再生に向かう最初の一歩を踏み出す」話かな、なんて
読了日:08月27日 著者:伊吹 有喜
家守綺譚
調べながら読んだので時間がかかって、ちょっと面倒臭かった。でも、影響はすごく受けたと思う。植物の名前のあまりの知らなさを思い知らされる。なでしこジャパンのなでしこってどんな花だったけとか。雑草といってもいろんな草があって、名前も知らないなら存在しないも同然かなと。犬の散歩の途中でも、気をつけると色んな花が咲いてるんですよね。サルスベリが街路樹であるのを発見しました、多分。撫でてみたり。名前が分かったらなんか話ができるんじゃないかという気もしています^^;
読了日:08月25日 著者:梨木 香歩
モンスターハンター 狩りの掟 (ファミ通文庫)
子供の読書感想用に買ってみたんだけど、結局子供は読まずに自分が読むハメに。でも、面白かった。感情移入したり、涙が出たり、恐怖を感じることはなかったけど。右も左も分からないハンターデビューのジーグ君が、歴戦のハンターのパーティーに受け入れられるようになってよかったなと。先輩ハンターが自分とは格が違う働きをする感じや、モンスターに対しての臨場感がよく出たたと思う。登場する名前が、ゲームをやってたのでほとんどイメージ出来るのが気持ちよかった
読了日:08月25日 著者:ゆうき りん
博士の愛した数式 (新潮文庫)
完全数や三角数も光の速さで忘れそうですが、記憶が80分しか記憶がもたない博士と、家政婦で母子家庭の「わたし」とルートが過ごした何ものにもかえがたい時間に、幸せを感じました。3人で過ごす静かな場面の描写がいいですね
読了日:08月19日 著者:小川 洋子
空中ブランコ (文春文庫)
空中ブランコ、自分はできているつもりでも、全然出来てなくなってて、周りの反応が冷たくなっていく。それを相手の悪意と捉えてしまうのは、なんか分かります/はりねずみは、ちょっとどうやって注射を打つの、ヤバイいでしょと思った。「先生、困ラセル。アラーの神ガ許サナイ」「お前は黙ってろ。関係ねえだろう」<ワロタw/女流作家、頑張っていいものを作っても、お金をかけて宣伝しないと歯牙にもかからず埋もれていいく。結局受けのいいものをパターン化して量産して地位にしがみついているうちに病気に。
読了日:08月18日 著者:奥田 英朗
町長選挙 (文春文庫)
病や弱さをもった登場人物が、伊良部ちゃん=神経科の先生に振り回されながら、気づいて治っていく話。話の展開が、大好きなおもちゃで遊んでるような感覚、楽しいな~。町長選挙は毛色が違って、島が病んでいたんでしょうね。結末にはほっとしたし、ちょっと涙が出ました/伊良部が登場するとほっとするし、伊良部総合病院の名前がでると(ノ∀`)アチャーって思いますね。神経科を訪れてから無理やり注射を打たれて、ここがどこだかわからなくなるまでが完全に様式美ですね(笑/太った食い倒れ人形ワロタ
読了日:08月18日 著者:奥田 英朗
イン・ザ・プール (文春文庫)
励まされる本ということで読んでみたけど、不思議に励まされる本(笑。自分がちょっと病的でもいいかななんって思えてくる。伊良部っておっさん、先生だけどおもしれ。大好きだ。「生い立ちとか性格も治らなんだから、聞いてもしょうがないじゃん」といいつつ治療は彼なりの方法でするんですよね。投げやりなようで体当たりだったり。話も軽快。
読了日:08月17日 著者:奥田 英朗
カラフル
家族も学校の知人も自分自身さえ、自分はこういう人間だと決めつけていた。その自分も周りの人間を決めつけていた。備わった行動は変わらないから、真くんの自殺が未遂に終わっても、彼が真である限り、周りは灰色とか暗色の世界のままだったろう。だから自殺が早まったと言えるのかどうかわかなない。でも、別の魂がはいって、「真が言えずに死んだこと、かわりにいってやっただけだよ」といって行動したとき世界は全く違う色をみせるだす。だから世界はこうだと決めつけ過ぎないほうがいいのかもしれない。話の掛け合いが軽快。励まされる本
読了日:08月17日 著者:森 絵都
夜のピクニック (新潮文庫)
さすが、本屋大賞、すごくしっかりした読みやすくて情景も心理描写も丁寧で素晴らいい。長距離を歩いていて、頭の中に思考があふれる時間と真っ白な時間ができる感じもよく出ている。友人との掛け合いや出来事も楽しいです/でも、やっぱり読むにはタイミングがある本だと思った。融も貴子も、友人や家族や異性からの無償の愛を与えられている。それが読み手として当たり前として受け入れられるなら、読んでいて楽しめるでしょう。イジメられてる時や、現実の人間関係でうまく行ってないときに読んでも、いまいち入り込めないと思います
読了日:08月16日 著者:恩田 陸
月光条例 1 (少年サンデーコミックス)
直近のサンデーの月光条例をよんで行けそうだったので、1~6巻まで買った。1~3巻つまらん、後悔した/そして4巻シンデレラあたりでそこそこオモシロイと思って6巻赤ずきんで全力で泣いた。大人買いしといてよかったw
読了日:08月13日 著者:藤田 和日郎
スカイ・クロラ
ナ・バ・テアでは水素と黒猫の情的なつながりがあったけど、スカイ・クロラではそれすら薄い。神南は記憶すら曖昧で人とのつながりも作ろうとしない、出来事でも政治を思わせるような動的な動きがない。最初の夢は前世の記憶か。煮え切らない感がナ・バ・テア以上に広がっている。アマゾンのコメントでクレィドゥ・ザ・スカイまで読んで感動して泣いたとある、次に進むかどうするか
読了日:08月12日 著者:森 博嗣
3月のライオン 4 (ジェッツコミックス)
「棋士になれなくて田舎に帰った自分。全てをかけてここまで来ても4タテくらいそうな自分。どっちが悪夢か、とことん味わってやろうじゃないか」<息を短く吐くくらい興奮した。島田八段かっこいい。香子さんや高校の先生との話もいいですね
読了日:08月11日 著者:羽海野 チカ
ARAKURE あらくれ (ハヤカワ・ミステリワールド)
水戸黄門が楽しく観れるなら、この本も楽しく読めるでしょう。盗んだお金を配ったのも貯蓄の概念、明日という観念が薄いからでしょうね。盗まれた相手のこととか、盗んだら捕まるかもしれないという明日を考えない動物的行動が、この本にのめり込めない理由かもしれないけど、そこそこ楽しめました。
読了日:08月11日 著者:矢作 俊彦,司城 志朗
ナ・バ・テア
ゲームのエースコンバットをイメージして読んでました。女性扱いされるのを嫌がる割にティーチャに近づくヒカザワを呼びだしたり十分女性的ですね。最後の方のクサナギとティーチャのとった選択は普通逆じゃないのかと思いました。一人称視点の語りで状況がつかみにくかったけど、戦場の1兵士の視点としては当然なのかな。わりと話がすんなり頭に入ってきました。amazonのコメントにもありましたが、煮え切らない話のままで終わったます。全巻読むことで完結する物語のようです
読了日:08月05日 著者:森 博嗣
読書メーター
0 件のコメント:
コメントを投稿