2012/12/20

11月読書メーター

2012年11月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1424ページ
ナイス数:30ナイス

天地明察天地明察感想
江戸時代、暦日を作る話と聞いて硬そうという印象だったけど、全然読みやすかった。いろいろな出会いが自然に織り込まれていて、後に影響している点が良かった/会社でも世の中の動きも明察じゃないことが多いけど、世の道理を明察にしてくれる人はいないものかと思ったり/春海の顔が思い浮かばなかった。道策に言い寄られるくらいだからイケメンなんだろうけど(チガウカ
読了日:11月17日 著者:冲方 丁
采配采配感想
特に普通のことしか書いてない。見ること、人よりバットを振ること、模倣すること、自分を大成させるのは自分しかいないとこ/当たり前だけど、一流の選手や、歌手や監督の模倣なんて出来ない/3月のライオンで「信じれば夢は叶う」は端折り過ぎの言葉だと。信じて「他のどのライバルよりも1時間毎日努力し続ければ、ある程度までの夢は、かなりの確率で」叶う、とあった。人より努力するという点が同じだ。成功する人は、そのための努力をコツコツとしているということか。優勝チームを8年支えた監督の気持ちが読めて、なるほどと思った
読了日:11月17日 著者:落合博満
いじめの構造―なぜ人が怪物になるのか (講談社現代新書)いじめの構造―なぜ人が怪物になるのか (講談社現代新書)感想
本書を読んで良かったと思う点は、いじめの記事をみるとよく出てくる矛盾した概念、人間関係の希薄化-濃密、幼児性-利害計算のある大人、無秩序-過重な秩序、ネット化-リアルが、群生秩序(密閉空間でノリの付和雷同)により決定される空間でいじめが発生するからみると、浅い考えといえ、惑わされなくなること。ただ、濃密な付和雷同というより、森口朗のスクールヒエラルキーの方がすっきりして現実を写していると思った。利害計算、全能外され憤怒という概念も幾つかの現象を理解するための参考になる。
読了日:11月10日 著者:内藤 朝雄
金融腐蝕列島 (上) (角川文庫)金融腐蝕列島 (上) (角川文庫)感想
人物描写が生々しい。総会屋とかに3億とか15億とか出してしまうのは、総会で突っ込まれないため?凄いというか酷いというか。でも会社って面倒事を嫌って金で解決出来るならってとこはありますね。「失われた〈20年〉 朝日新聞「変転経済」取材班」を読んだ後だってので、上から俯瞰したあと、下で体験した感じ。
読了日:11月4日 著者:高杉 良

読書メーター

2012/12/15

そして、だれもオカネを使わなくなった。塩野七生 文藝春秋から

(以下引用)
モンティの緊縮策は日本の仕分けなどと甘っちょろいという厳しさだが、その結果失業者の増大になって跳ね返された。しかも労組が強いイタリアでは、失業手当数年もつづけて払われる。その費用は、もちろん国庫から出る。つまりモンティ内閣は、カネがいくらあっても足りないという現実をどうにかしなければならなくなったのである。
 日本ではまだ導入されていないが、イタリアでは俗に「国民総背番号制」と呼ばれるものが以前から存在した。居住者の一人一人の経済活動を把握するための制度で、私のようにイタリアでは経済活動をしていないものでも持たされ、銀行口座を開いた際には提示を求められたものだ。
 ただし、この制度を始めたそもそもの目的はマフィアなどの闇マーケットを探し出すことにあったので、検察が要求してこないかぎりは銀行には、顧客の口座の内容を財務省に報告する義務はなかった。それをモンティ内閣は来年から、年に一度の報告を銀行側に課すと決めたのである。これまではマフィア関係にのみ張られた網が、これからは全員に張り巡らされるわけ。しかもこれは、来年を待たずにすでに始まっている。権限とは、誰かがブレーキをかけなければ自然に拡大していく性質を持つ。そしてモンティ内閣は、ブレーキどころかアクセルを踏んでいる。やましいことをしていないなら恐れることはないでしょうとは、言うは簡単でも胸の思いは簡単ではない。なぜいま自動車を買い替えるたのか、そのカネはどこからきているのかといちいち問いつめられても気分を害さない人なんて、どれだけいるだろう。
 また、国民総背番号制の導入を唱える日本人の言うような、徴税業務が簡単になり、それによって課される税も納税者が納得いくものになるというメリットも、イタリアではまったく見られない。なにしろ税の業務からして、財務省から委託された私営業者が行う。しかもこの人々は脱税全滅を公約したモンティ内閣の出現以来とみに元気づき、私営業者に委託したとたんに駐車違反による罰金の徴収が市の重要な財源になったのと同じ現象が、徴税業務でも起きているからだ。それでいて、この業務を国に代わって行うことで私営の税務署がフトコロにする請負料がどれくらいの割合なのかは、駐車違反摘発のケースと同様に一切公表されていない。
 これ以外でも、モンティの登場以来、あらゆるものに課される税が増えた。消費税は22%になりそうだし、税率の高いガソリンは1リットル200円前後をウロウロ。固定資産税も、資産価値の評価がいきなり上げられたので、以前の2倍は覚悟しなければならなくなった。その結果、不動産業界は二割減、自動車は、中古市場をふくめても三割減、つまりイタリア人は、おカネを使わなくなってしまったのだ。将来への不安からだけではなく、いちいち釈明を求められ、そのたびに古い領収書まで探さねばならないという状態への、嫌悪の想いもあるのではないか。なぜなら、税金で取られるくらいならば使っちゃおう、という空気にもなっていないのだから。
 しかし、買わなくなれば売れなくなる。売れなければ廃業するか、廃業しないまでも雇用は減らすしかなくなる。イタリアはギリシャではない。製造業、それもとくに中小企業が健全だった国である。だがそれも、あらゆるハンディに耐えて保っていた努力の成果であったのだ。原発全廃を決めた代わりに原発大国フランスから買うので、やたら高い電気料。加えて製品の売れ行きの激減。銀行は貸し渋る一方だし、失業率は公式には十パーセントでも実際はその二倍。これでは「成長路線」も、いかに唱えようとも山びこでしかなくなり、取れるところからとるだけ取る「税」の重要度は上がる一方になりそう。
 このイタリアの近未来の最も悪いケースを予想するとしたら、財政健全化のチャンピオンとして世界の識者たちから賞賛を浴びて花道から去っていくモンティと後に残されて成長なしの緊縮に押しつぶされるイタリア人、になるだろうか。ローマの郷土料理が売りのレストランのメニューに次の一句が書きそえられていた。

「食うことぐらい存分にやろうよ、モンティが許してくれるまでとしても」  2012/11/24

(引用終わり)
 自分が文藝春秋のこのコラムを読んだ時、なんの先入観もなしに読み初めました。
だから、これを紹介するときは、先入観なしに読んでもらったほうがいいかなとともって、いきなり、引用から始めました。
 そして、読んでいてイタリアの酷い現状に引きこまれました。
選挙で選ばれずに選出されたモンティ首相、いつの話?と思ったら、今現在の話なんですね。
 財政危機にあるイタリアでは、今、重税政策を行なっているようです。
無軌道な国債発行、放漫財政のツケのせいでしょうか。

(イタリアの財政危機の原因については→ 欧州財政危機にみるそれぞれの事情 - ギリシャ、スペイン、アイルランド、イタリアの場合にあります。政府債務残高がGDPの約120%と積みあがったこととあります)

重税によって消費は落ち込み、失業者が増え、失業手当が増え財政が厳しくなるという、悪循環に陥っているとのこのと。 
これを読んだ感想は、うわ、ひでえでした。

地獄のような光景…ゴミに埋もれてしまった世界遺産ナポリ(らばQ)

上のリンクと合わせて見ると、イタリアとは政治の失敗した国だという印象を持ちました。

イタリアの重税とは反対の文章を見つけました。
塩野七生が叩かれる理由 08/04/04
このブログのコメントで
イタリヤ人は所得の半分程度の所得申告しかせず、国民総所得の実際は、公表規模の2倍に達するというのが常識。ムッソリーニ時代の戦争のやりかのダラシなさ、加えて、戦後、数回の経済危機を云々されながら、国としての破綻はありませんでした

 重税でも、所得把握が半分ならまだマシななのかと思ったけど、
2008年の記事だから、今は総背番号制で所得全額が捕捉されてるのかな。
日本でも導入されるみたいな話だあるけど、どうなるんでしょね。
所得把握されて一番困るのは、政治家とか金持ちの人か?w

自動車を買っていちいち、なんで買ったか私営の税務署に聞かれるなんて嫌すぎる。。

モンティの緊縮政策は失敗だっんだろうか。
マリオ・モンティwiki
を見てみると、 300億ユーロ(110円/eurで3兆3千億円)の緊縮財政をし、市場の信頼を取り戻したとあります。
引用↓
年金支給年齢の引き上げや付加価値税の2%増税、株式金融商品・贅沢品に対する課税、議会議員定数の10人への削減、公選制州政府公務員に対する給与の廃止[20]などを盛り込んだ、総額300億ユーロに及ぶ緊縮財政策を発表[21]。「この緊縮財政対策がなければ、ギリシャと同様の事態に突入し破たんしていたかもしれない」[22]と表明した。2012年6月27日には企業が業績悪化時に従業員を解雇できるよう定める代わりに失業手当を拡充させる労働市場改革法を成立させた[23]。このころ支持率は3割程度となっていたが[19]一連の構造改革により国際社会に対するイタリアの信頼は徐々に回復していき、金融経済情勢を落ち着かせることに成功した
引用↑
 例えとして、溺れてる人は、重い頭を水面からあげようとして、パニックを起こして水を飲んで死ぬとか。また、泳ぎの下手な人は、重い頭を水面より高くあげて、反動でカラダが大きく沈んでうまく泳げないんですよね。
 よくわかからない例えかもしれませんが、緊縮もありかなと。学のない者のたわごとですけどね。
景気が悪いといって、カネを刷りまくって、無理に頭をあげようとして、ばたつくより、一旦沈んだほうが浮かびやすいということもあるのかななんて。。どっかで身の程の生活にしゅうれんされるんであって、身の程を上回る贅沢をしたら、当然その借金のつけを払わなきゃいけないときはくるわけで。。
 それに、安倍さんは、会社は投資をして会社を起こし、投資をして利益を上げるんです。借金が悪いというのは間違ってるんです、というけど、 借金しないと生活できない状態で、借金をして良い生活をしようというのは間違ってるんじゃないのかな。。オカネを刷って経済成長というのが、頭の中で理解できないだけなんですけどね。。

 EUの国は自分で通貨を刷れないから、緊縮と増税と他国からの財政支援しか財政再建の手段がないんでしょうね。これ以上借金しちゃダメな人たちだから、国内経済は大変でもまともな対応と思いますけど、
日本のようにどれだけでもオカネだ刷れちゃうと、財政危機が先送りになって、それはそれで危ないんじゃないかと思ったりします。。財政健全化を目指すなら、やっぱり削るところを削って、取るところから取らないと。。
でも、よっぽど切羽詰らないと、経済失速上等で緊縮財政なんてしないでしょうね。

それで、アメリカみたいに借金するだけして、もう倒れるぅー倒れたら世界大変だよ、という脅迫で、借金チャラにしてしまうかもなんて、ちょっと思いました。そうなると、正直に緊縮していた者が馬鹿をみる形になりますね。。

2012/12/14

wotが黄色になってしまった

満足できないと。
確かに、好き勝手書いてたし。自分でもオチがないまま投げやりに文章を閉じていた。
ブログの説明「退屈な日常をだらだらと緊張感の欠片もない心情吐露を交えて独り善がりに綴った日記」と載せた。米原万里さんの本に書いてあった多くの読む価値がないブログに対する皮肉を言った文章を自戒の為に載せたんだけど、いつの間にか引き寄せられたのかも。引きづられるもなにも、まともな文章がかけてなかったという自覚はある。
特定の候補の悪口みたいなことを書いたのがいけなかったのかな。。ダメだと感じたままダメだと書いてはいけないのかもしれないな。
引用が多すぎたか、引用と自分の文章の区別があまりされてなかったか。

 以上反省して、自分の気持ちがなるべく「相手に通じるような文章」を書くようにしようと思う。やっぱり、自分が何かを感じてそれを伝えようとして書いてるわけだから。

wot黄色は、「読む価値なし」ってことで、痛い。1日数人しか見ないブログだけどw、やっぱり嫌だ。
しかし、どの投稿で低評価を付けられたのか分からないところが困るところ。

Trustworthiness 59
Vendor reliability 49
Privacy 49
Child Safety 59

12/12/20追記
broggerのすべてのブログ?のwotが黄色くなってる模様。
画面上の次のブログをみるとすべて黄色だから。
なにか見えない敵と戦ってしまった感。
でも、まあ反省して見直すことはいいことだ(・∀・)
実際、酷い投稿だったし(現在もか)

2012/12/09

三重テレビ三重2区衆院選候補者討論会をみて感想

19時三重テレビ三重2区衆院選候補者討論会
討論はしてなかったけどね、それぞれ意見を尋ねられて答える感じ。
ただ、地域ローカルのマイナーなテレビ番組で、たいして議論が成り立つわけでもないのに、なにか伝えたくなるようなものがありました。

珍道さん
話しの内容が分かりやすい頭の回転が早い感じ。
☓ 新自由主義。維新に沿った主張。消費税は地方財源に。
→確かに競争は大事。彼の主張で出なかったけど、党の主張で一度だして修正された「最低賃金撤廃、雇用規制緩和」に反対。弱者切り捨て反対。消費税も増え続ける社会保障のために上げたもので地方財源のためではないので、疑問に感じました。橋下さんのいつもの手法、はじめに受け入れがたい要求をして、相手の反応を見ながら徐々に要求をさげるやり方はドッキリする。橋下さんはいつも論破するようなやり方で主張するような気がして嫌な感じがするときがある、主観ですが。

共産の人も
◯話が分かりやすい。
☓シャープのリストラけしからん、内部留保を出せば雇用が確保出来る
→ホントか?資金繰りも窮する状態で、内部留保なんか関係ないんじゃないかと。なにか話についていかないと感じました。

自民の人は
☓話してる事が心に引っかからない感じでした。
◯震災対応で、宮城県のおばさんが、避難所に付く前に凍死?したので、津波以外の対策も必要と語って見えました。
→実体験がある分言葉に重みを感じました。
△三重県は交通渋滞がひどいという話。
→地元に住んでいて、そうは感じないんですよね。f1の混雑したときに来て、いつもそういう状態と感じてしまったのか。なので、あまり地元のことを知らないのかもと。

民主中川さん 
◯防災のはなしで、珍道さんが堤防で災害は防げない減災が必要という話と話したあとのインタビューで、震災対応、四日市コンビナートに触れ震災対応の必要性を話した。

珍道さんの主張は、震災で堤防があっても津波にのまれた田老地区のように、堤防をどんなに高くしても命を守りきれない。避難の充実などのソフト面の減災活動が重要ということだと思うんだけど、
ああ、四日市の海岸線のコンビナートがあった。あれがやられたら経済的に打撃だ。震災対応は必要だなと、なるほどと思いました。さすが、安定感というか経験の重みを感じました。
中川さんの公約やテレビの報道をみても、まったく魅力を感じませんでしたが、失礼かもしれませんが、少し見直しました。

それと、それぞれの候補の人の顔や話し方を生で(映像ですが)みれて、それぞれの人の印象も固まった感じです。やはり、公約や政見放送よりも、参考になる部分が大きかったです。

生橋下を見にいってきた

生橋下を見にいってきました
お城公園

彼の主張
競争と切磋琢磨が経済を発展させる
民間に委託する
大阪の地下鉄のトイレは、臭くて汚かった。公務員がやっていたから。
民間に開放したら、一流ホテルの清掃をやっている会社が手を上げてくれた
大阪地下鉄の売店も天下りがやっていた。品ぞろえも少なく愛想も悪かった
民間に開放したら、ファミリーマートが手を上げてくれて、売上に何倍にも増えてその売上で駅の公共料金もまかなえるようになった。

教育
子供が英語を話せるようにする。英語が話せないと国際社会に通用しない。
大学を出ても内定率は六割。日本の企業にしか就職先を探さないから。
アメリカだって、中国だって、タイだって、韓国にだって就職先を探せばいいんです
英語教育にたとえ、年1兆円かかっても、公共事業で200兆もかけるくらいなら、英語教育の投資の方が将来的にお釣りが来るくらい有効であると。大阪ではipadを導入して、外人の英語教師も招いた。数十億円かかるがやる。

公共事業
どんなに、橋や道路、トンネルを掘っても経済は発展しない。公共事業をどんなにやっても、シャープやパナソニックは復活しない。売れる商品を作れないから売れない。昔はウオークマンが売れた。今は夜間電力をつかう充電式の扇風機がバカ売れしている。iphone5が発売されたら、iphone4がまだ使えるのにみんな買い換えた。商店街が売れないというが、インターネットの商店は繁盛している。知恵の問題であると。需要に見合った場所、商品を出さないから売れないんだと。

農業
若者がこない産業は衰退する。農業に若い人が入らない。商社にすれば、若者が入ってくる。企業化が農業の発展に必要だ。日本の農産物は美味しい。海外で何十倍の値段で売れるです。

甘えている。今の選挙情勢は厳しい。日本人は変わりたくないんですかね?

珍道候補
頭が良い感じ。頭の回転が早い。国会で答弁もできそう

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橋下氏の演説をきいていると、なにか元気になる。愚か者の文章を読むと自分も感化されて元気がなくなるのと対照的だ。

いま、「ルポ貧困大国アメリカ」を読んでる
自由主義の負の部分を知りたかったから
以下、この本に影響されて、新自由主義、市場主義否定の感想を書く。

 TPP混合医療の解禁は危険だと思う。命の分野の民営化は、命の切り捨てにつながり酷いことになりそう
皆保険も非関税障壁として外資の保険会社に訴えれれるだろ
そうすると、国は皆保険でない部分もつくって、自己負担を広げ、民間医療保険でまかなう部分を作るようになる。政府は医療費削減できて嬉しいわさ
医療保険の会社も利益が上がる狙いが叶う
医者は、医療保険会社への申請の手間が増える、個人が申請するなら、その病気、薬が保険対象外なんてこともアメリカで起きていて、全額自己負担になることもある。高額の医療費で破産する中産階級もいるらしい
実際ニューヨークの盲腸の手術は243万円/1日ということ
月々の保険料が払えなくなって無保険になり、病気が重なると破産し、貧困へ転落する
アメリカがそうだという。そんな国になるのはゴメンだ
アメリカの医療は、医療保険会社に支配されているらしい

 一度導入すると、労働の派遣業のように止めるわけけにはいかなくなる
いま、派遣を廃止して正社員化を義務付けられるか
労働コストも上がり企業も反対するし、派遣社員も首を切られて反対するだろう
一度そういう枠組みを作ると、正社員化「すればいい」ではすまなくなると思う
一度皆保険を崩すと、もとにもど「せばいい」はできなくなる。今までの保険料が無駄になるから



>橋下さんの「変わるのが嫌なんですかね」に対して
変わるのが嫌なんじゃない。自由主義的な負の臭いがプンプンするから嫌なんだ
最低賃金廃止、解雇規制緩和は貧困が拡大する。企業は喜ぶ
救貧法wikiで、安い賃金に国が保障するようにしたら、企業が低賃金で雇うようになって、救貧税が重税かして、税金を払えなくなった農民が貧民へと転落したとあった。働いても働かなくても金が貰えることで勤労意欲もそぐ結果になったと。
だから、最低賃金廃止、解雇規制緩和に反対する。
貧困を加速する。

>日本の農産物が海外で何十倍の値段で売れるについて
農業だって、日本の放射能にまみれたと思われてる農産物が売れるのか
しかも円高で。何十倍の値段で売れるわけがないだろ

>橋下さんの信奉する競争主義について
競争が経済発展につながるというのは、確かにそのとおりと思う。
しかし、竹中平蔵の世界は、あとで閉められない扉ではないのか。
<あとで閉められない扉は開けてはならない>。そんなペルシャの諺(ことわざ)。
 橋下氏の言葉にも甘えという言葉があった。 アメリカのサブプリムは貧困ビジネスであったと。そいう貧困ビジネスの餌食になるのも甘えなんだろうか。銀行が不動産会社や自動車会社と結託して甘い話を持ってきて、数年間は必死で返済して、その後破産して、家を買う前よりひどい状態になって放り出される。手術をするだけで数百万かかって貧困に転落するのが、「甘え」なんだろうか
極端な例か?でもそういう貧困に陥らない方策を考えること。ブレーキを考えることが、アクセルを踏むときには必要なんじゃないかと思う。
橋下、竹中平蔵にはアクセルしかない

>tppについて
TPPで国内農業が勝てないから、戸別保障で「介護」しながらやるって話でしょう
それも非関税障壁で訴えられたらどうすんだろうね。税金払うのは一般国民でしょ。得をするのは輸出企業

しかし、TPPは、アメリカとの関係で拒否できないものかもしれない。 農業で失業者が出ないように、医療で皆保険が崩されないように、医療保険会社による医療支配、政治支配が起こらないよう手立てが必要と思う。

まとめると、 経済発展には、橋下氏がいうように競争と切磋琢磨が必要だろう
珍道氏も頭の回転が早い感じがして、国会に送りたい気持ちもある。
しかし、竹中平蔵的政策は、貧困を拡大し弱者が眼中に無い点で危険だと思う。

 地方分権もピンと来ない。地方が強くなったら国が強くなるという理屈が分かんらない。
地方は地方、国は国それぞれバラバラにやってたら、やっぱりまずいでしょ。

地方の長が国政をやらないとよくならない言う理屈も分からない。
ただ、地方の実情が分かった人が国政をするのは、いい事と思う。
じゃあ、滋賀県知事の嘉田さんが国政にいったら、上手くいくの?大村知事は?
橋下さんは県知事、市長を経験しているので、国政に出たらうまくやれるは、今までの彼の手腕から見て信ぴょう性があっても、それを一般化して、地方の長を経験しないと国政なんて上手く出来ないは言い過ぎ、誤謬。
いやむしろ、地方でうまくいったから、国でもうまくいくという考えは合成の誤謬の可能性が高い。
合成の誤謬 wiki
領国経営において緊縮財政による財政改革に成功した徳川吉宗松平定信の改革が失敗したのはこれによる。
とあった。まさにこれ↑


以下、マサリクの精神の言葉から、新自由主義、競争主義、国を守ることについて考える。
マサリクチェコの精神から
「政治の直接の目的は、人の命をたいせつにしてむやみに失わせないこと、国民の力を適切に扱うことです。野蛮さと真の文化の程度は、個人と民族がいかにして人命を大切にするかに従って測られます。それも、単に戦時だけでなく平時においてもです。ボルシェビキは反戦を唱えながら、自分の同胞の血は惜しまないのです
国の目的は、国民の命、生活を大事にするとであり、国益の為に国民の生活を蔑ろにすることではないと。
 もしも多くの不屈で勤勉な人々が、自分にできる最良のことをなそうと繰り返し努めることがなかったならば、状況はまだどれだけ悪かったかは、想像も出来ない
 橋下氏の競争と切磋琢磨は、マサリクの言葉とも符合する。本質的なことかもしれない
自らのアイデンティティを失った人間、あるいは自らのアイデンティティを守りぬこうとする努力を放棄した人間、虚偽と馴れ合い、長いものには巻かれた人間は、支配者に操作され、その傀儡と化し、巨大な悪が寄生する宿主となる。
民主に投票すること自体が、事なかれ主義なのかもしれない。
支配者に操作され、傀儡と化し、巨大な悪が寄生する宿主となるのかも
うーん、迷う。実際、各党の公約を比べて、維新が一番クリアだ。
しかし、石原さんの言う「自立した日本を作る」には賛成だけど、戦争賛美の憲法改正には反対だ。

2012/12/02

石原氏会見 2012/11/30

結構面白い。閲覧数が数百と少なくて、とてももったいない。
石原さんと橋下で意見が全く隔たってるのが分かる。原発、消費税の地方税化、公共事業
それぞれコアな考えが隔たってるのは、問題だ。石原さんは、大阪の奴らは未熟だという
橋下さんは消費税の地方税化は譲らないだろ
お互いが話しあいながら、国民にとっていい方向にいってくれたらいいが、これでは白紙委任だ。
石原さんの話を聞いていると、大阪のやつらとくんだことで足を引っ足られてると感じられる。
この動画を見る前は、石原という右翼と組んで投票できないと感じたけど、
見た後は、大阪が理念に走りすぎて、解雇規制緩和、最低賃金撤廃など、石原さんが足を引っ張られてる感じ
確かに国会議員の年寄りはボケて視野狭窄かも知れない。官僚は新しいことに対処できない
でも、日本を維新の社会実験の場に提供するのは危険すぎる
少なくともトップは何をするかを意思統一すべきだ


石原慎太郎「日本維新の会」代表記者会見主催:自由報道協会 1/4

この国はまだまだ力がある。その力が発揮できないのが悔しいのと忌々しいので

円高の理由
円の強さは絶対だ。ドルが危なくなってきた
アメリカの州でドルで税金を納めない提案があった。金買って(金貨で?)納めろと
それくらいドルが(自分の国内ですら)信じられなくなっている

日本が抱えている債務938兆円
ところが日本はもっとお金がだぶついてて
日本の国民が持ってる個人金融資産はなんと1515兆ある
それを回すようにしたらいいが、役人の才覚がないのと政治家の才覚がない
ナベツネさんからだったか聞いた話だったか、
家に聖徳太子の札を数百億円持ってる人がいる
そろそろ福沢諭吉に替えようかとしたが
こんな巨額のものを使うと税務署に調べられるから止めとくかということになった
お金を使わせる工夫をしないといけない

相続で無利子国債を買わせる
事業を起こし赤字を政府が補填する
米国債はいつパーになるかわからない
米国債もアメリカが危ないから売れない
担保にして金を借りて基金を作る
シベリア開発の事業をやるという話もあった、ロシアは金がない、技術がない、ロシアは人口も減っている
プーチンはシナが嫌い
>思うんだけど、支那人と商売すると、相手のほうが上で?痛い目をみるからか。その点日本人は正直だからとか
官僚、継続性と一貫性がプライドだと
会見する記者は視野狭窄、政治家も同じ
(野田にばっかり質問が集中する)あんな人間に質問したって意味が無い
あとは、どうせコミュニストの政府(民主党)はもたないから
水俣の離島は隠してるが水俣病
水俣特産のハモを卸している大阪のハモ料理屋の親父が水銀中毒になった

石原慎太郎「日本維新の会」代表記者会見主催:自由報道協会 2/4


なにか思い切ったことをやろうとしたら、邪魔をする
東京でうまくいったことを、大阪が真似をしてくれる
こんなうれしいことはない


記者:公共事業はどうするか、減らすのか維新は国政を知らない。世間に通用しないところもある
国政レベルで発足したらすり合わせしていく

記者:ヘリテージ財団
米国は日本の政治的変化を利用して同盟を深化すべきである
日本はいまナショナリズムが高揚している
しかし、これは中国を対象としてだけ起こっており
米国はこれを致命的重要ないくつかの政治的目的を達成する絶好の機会だと
つまり、政治利用できると
アメリカの安全上必要に見合うような防衛支出の増大を促す
アメリカ軍が負担していたものを軽減する、肩代わりさせていく
日本と韓国を一体化してアメリカの軍の下請けにしようとしている

石原
アメリカの言ってることは半分当たっている
日本はアメリカの妾に甘んじてきたが、そうもいかなくなってきた
アメリカもだんだん国力が衰退してきた
アメリカの要望に答えて行かなければならない
が、アメリカの傭兵になる必要はまったくない
>アメリカにとっても、日本の傭兵になることもまったくない!
日本が自分の国の防衛を自分でするような
刀の小口を切るような実力を持つべき
尖閣
(都所有化提案の前段で)、今年の2月に人民日報が、尖閣を核心的利益として確保すると出した。(日本にとって)自分の家に強盗に入るぞと言われたも同然で、それに備えるのは当たり前じゃないすか

>原発をどうするか
原発をなくすと電気代があがる
オイルショックでアルミ業界がほぼ全滅した、1社しか残らなかった
経済的な影響をしないと暴論に近い
石原慎太郎「日本維新の会」代表記者会見主催:自由報道協会3/4


坂井三郎
素晴らしい戦争、戦争して植民地が開放された
米国の若い記者がメモを石原に渡した、石原、お前は極右の気狂いだと
大学生が、日本がアメリカと戦ったのを知らない
>あの悲惨な戦争が素晴らしいという。戦後もう二度と悲惨な戦争を起こさないと記された平和憲法を、醜い日本語で綴られた文章を言うわけだ
戦争の経緯とか知らなかったりする。勉強しなきゃと思う。

数学者、関孝和 微分積分を世界に先んじて
>天地明察キター

石原慎太郎「日本維新の会」代表記者会見主催:自由報道協会4/4


記者:最近の日本人は政治選挙とか日本に関心がほとんど殆ど無くて
そんなかでも日本をよく出来るのは日本人であり庶民でありその中でも少しずつのリーダーであると思う
どういった方法で庶民レベルに気付かせますか
>それは違う。先の戦争で一番戦争を扇動していたのは、町の有力者だった、商店主や神社の神主とかだったという。町のオヤジどもをその気にさせることがいい方向に向くとは絶対思わない

日本が中国と戦ったら必ず勝つと
>ホントか

この国は貧乏だけど貧しくない
(共産党)、お前らライスカレーのラッキョみたいなもんで、ラッキョを主食で食う馬鹿いない